【名前】永魅頴娃懺(とこしみ えいざん)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『神人合一』。『斬獲剣界』。『禁厭踏破』。神道版三位一体魔術『三相祭礼(トリニテリアン)』。
【能力説明】
神道には人は全て神の子という考え方があり、死後幽冥主宰大神に審判によって善とされた祖先達は祖霊となり幽冥界から現世に生きる子孫達を見守る守護神となる。
十字教のような唯一神教では神は絶対なる存在として各伝説にて幾度も描写されているが、神道では必ずしもそうでは無い。
伝説に登場する神ならともかく死後幽冥主宰大神の賞罰審判を経て神となった祖先が子孫を幽冥界から見守り手助けするという話は神道では珍しくも無い。
一族秘伝の魔術『神人合一』では独自に定義した祖霊の加護を顕在化する為に直系の血縁者達が扱ってきた理論や術式を土台とする魔術に『神人合一』との互換性を付与し、該当する血縁者が死去して33年以上経った後に存在する直系の子孫達は先人達が遺した魔術を使用する場合、魔術制御能力を大幅に向上させる&『罰』を術式構成理論に含む魔術に対する相当な耐性を得るという加護を得る。現代では永魅頴娃懺のみこの加護を受けられる。
そして、大幅に向上した制御能力は過去の者が編み出した魔術に対して独自に構築した魔術理論を組み込む余力を与える。つまり通常の魔術師が生涯を懸けて極め、編み出していく秘奥を永魅頴娃懺は『神人合一』の特性により更に改良した上で己の手中に収めている。以下に『神人合一』の特性の恩恵を受ける代表的魔術を列挙する。
伝承において巨大な化物を刀剣の類いで両断するという話は至ってよくある話である。また、雷を斬った雷切や洪水を斬った水神切という日本刀の伝説も存在する。
ここで出現するのは大して長くもない刀剣でどうやって巨大な化物や自然現象を斬り伏せ鎮圧したのかという疑問。そして、この疑問を解決する回答が「刃が傷付けたのは化物や自然現象の『一部』。それ以降は『斬られた側』の自壊による」というものである。
重たい物体を入れたビニール袋に切り込みを入れると、袋内の物体の重さで切り込みからどんどん破けていくのと同じ理屈。
永魅頴娃懺は雷切や水神切のような専用の霊装を用いる事をしない。魔術『神人合一』によって専用の霊装を用いなくとも制御能力を上昇させた術式に対応する刃は『手刀』。
日本に伝わる儀礼『手刀』は手に武器を持たない事を示す(=永魅頴娃懺の『手刀』は手刀の宗教的記号を使うことで武具を対象とする干渉魔術を誤認させて回避している)のと同時に自分が通りたい道を示す意味も兼ねる。要約すると、魔術『斬獲剣界』とは『手刀』を用いて対象の自壊を特定方向へ促進・伝播させる魔術である。
本来であれば『斬られた側』が内包する力の暴走によって自壊を促すだけだった効果が『手刀』の儀礼的意味を付加させる事で『斬る側』の都合を押し付ける効果を備えるに至ったのである。
例えば備わる魔術的記号により鋭い切れ味を実現させる『手刀』を大気に向かって水平に振るえば傷付けられた部分を起点に大気は『手刀』が示す方向に向かって自壊を始め真空状態となり、例えば地面に『手刀』を振り下ろせば、『手刀』が示す方向に向けて地割れが起きる。
例えば魔術によって発生した炎の壁に『手刀』を振り下ろせば壁は両断され吹き散ってしまい、人間を『手刀』で刺せば刺し傷から特定方向に向かって分子結合の解除が始まる。
神道において大国主はスクナビコナと並んで禁厭の祖神と謳われている。禁厭とは呪い、つまり呪術の事を指す。
鳥獣や昆虫の災いを除去する禁厭を定めたり、その生涯から様々な危機・困難を逃れ、克服してきた逸話を鑑みて大国主は人々から厄除・除災の神として崇められる。
『禁厭踏破』とは大国主が有する『災厄の除去』という性質を元に、永魅頴娃懺が「災厄を齎す」と断定した生物を肉体的に近付けさせない魔術である。
断定する生物の括りだが、逸話や現在の信仰により「人間」「鳥」「獣」「虫」などという大雑把な括りでもいけるし、大雑把な括りの中から個別を対象とする事もできるが個別に対象を指定する場合は一人or一体に限定される。指定の切り替えには詠唱が必要。
「憐給恵給(あわれみたまえめぐみたまえ)」と詠唱する事で術式は発動する。効果範囲は永魅頴娃懺から最大20m離れた所まで。対象には斥力のような目に見えない圧力が掛かる。対象との位置関係や場所によっては斥力染みた圧力によってそのまま押し潰す事も可能だろう。
あくまで対象との肉体的距離に干渉する魔術なので、例えば対象が魔術で火を放ったとしても『禁厭踏破』は反応しない。
大国主は国津神の中でもずば抜けて神名が多い神である。例えば国津神における主宰神として葦原中国を支配し、国譲り後は幽冥主宰大神として幽冥を治めた。
幽冥とは神々が棲む世界であると同時に人々が死後幽冥主宰大神の審判により常世の住人もしくは黄泉の国の住人として暮らす世界でもある。また根国(=黄泉の国)では葦原色許男神と呼称され、スサノオから3つの神器を頂戴している。
他にも大物主や大國魂大神など様々な神名とそれにまつわる伝承があるが、つまるところ大国主は『葦原中国』・『常世』・『黄泉』という異なる3つの世界の力を所持するという側面を持っている。
永魅頴娃懺は十字教で用いられる三位一体理論を導入し、位相『葦原中国』・『常世』・『黄泉』の力を同時に現世へ引き出し効率よく活用する魔術を用いる。
神道と深く関係している相撲にて勝利した力士が軍配に向かって『手刀』を切る動作がある。これは三柱の神々に感謝する礼儀とされている。
ここから転じて「『手刀』は神との縁を発生させている」という論理を構成し、『手刀』を切る動作で各位相に当て嵌まる大国主の神名を意味する『数字』を順番に描き(単体で各位相の力を引き出す事は術式の仕様上不可能。各位相の力を意味する神名を3つ描き切って初めて始動する魔術である為タイムラグが存在する)三柱鳥居から着想を得た三角形の符を作る。
『手刀』は道を示す記号でもある事から、数霊の理論に基づき『手刀』で作成した符(着想を得た鳥居もまた『神社』及び『門』を示す象徴である)によって位相の力に複雑性を付与し、位相『葦原中国』・『常世』・『黄泉』の力を効率良く運用する。
日本において様々な神名を持つ神を社で祀り加護を得るのは一般的である事を下地に三位一体理論を導入した永魅頴娃懺はこの理論に基づき三属性の力を調和させ安定運用している。
一つの符で引き出せる(=符に宿す事ができる許容量)位相の力には限度がある。よって符が少ない内は威力が抑え目だが、符を次々に生み出し重ねて行く事でどんどん威力を上げていく。
位相の力は呼び出した際に宿る三角形の符に予め設定されている『目的』に従う。爆撃や狙撃、防御などの『目的』を設定された後の位相の力は『目的』に沿った働きをする。
爆撃や狙撃を『目的』に設定した場合は三角形の符から放射され、防御を『目的』に設定した場合は位相の力は符の中に留まり強力な防御結界として機能する。
但し、この『目的』は別の『目的』を設定している三角形の符に接触する手間を経る事によって途中で変更するができる。例えば防御中の符一つに爆撃を目的とする符が二つ重なり合えば『目的』は爆撃に変更され、狙撃の符一つから放射された力が二つ重なり合った防御の符に当たれば放射された力は『目的』を防御に転じて防御用の符に注がれる。これ等を見てわかるように、『目的』を変更するには変更させられる側より変更する側の符が多くなければならない。
多少手間が掛かるものの『手刀』を切る限り延々と位相の力は呼び出され、次々に生み出される三角形の符が散らばり、あるいは重なり合う中で調和がなされている膨大な三属性の力は目に見えない力の奔流として自分の都合を押し付ける『手刀』によって操作される。
呼び出した各属性に基づいた位相の力の規模によっては広範囲を巻き込む絨毯爆撃に至る事もあれば精緻な長距離狙撃に至らせる事もできるが、用いている理論故に三位一体の弱点も抱えている。
符を構成する三角形の各頂点に存在する『光球』の内一つに集中攻撃を仕掛け潰す事ができれば調和は崩壊し暴発するが、別の符を重ね合わせる事で『光球』の出力を補充・増強する事は可能。
当然の事ながらこれ以外にも亡き血縁者達が編み出した魔術は存在し、手持ちの材料や状況に応じて身体強化魔術、属性魔術、探査魔術、気配遮断魔術、回復魔術などを行使できる。
本来であれば永魅頴娃懺の生涯だけでは為し得なかったであろう魔術の数々を魔術『神人合一』の特性が実現させる。
歴代の血縁者達が血の滲む努力で開発した秘儀・秘術をより高次元にて自在に扱う永魅頴娃懺は血の繋がりに特別な意味を見出している傍ら血の繋がり以上の『何か』を求める魔術師でもある。
【概要】
『
神道系出雲派』の中でもトップクラスの実力を誇る強大な魔術師。
永魅輝鍼の義理の父。40代。魔法名『血脈を超越せし魂の神秘(Sanguinem588)』。
未成年ながら強大な直接戦闘魔術を振るう魔術師を『怪童』と称するのであれば、永魅頴娃懺は正真正銘の怪物であると出雲派に所属する魔術師の一部から見做されている。
その直接戦闘能力や出雲派らしい神秘性を帯びた独特の術式、神道や日本に根付く陰陽道や仏教、更には近代西洋魔術の知識も持っているという知識の豊富さ、『神童』と称される娘や
朧月夜氷柱等から齎される位相の力を使いこなす腕前などに注目が行きがちだが、真に特筆すべきはその精神性にある。
「永魅頴娃懺には情が存在しない」と囁かれているが、それはある意味で正しい見方である。喜怒哀楽を表現する事の無い表情や声色が特徴的な彼は、様々な判断に情を挟まない。
「感情的になってしまった為に任務に失敗した」、「魔法名として胸に刻んだ信念を貫く為に作戦を変更した」などの言い訳は永魅頴娃懺にとって唾棄すべき愚論である。
魔術師である以上組織に殉じるタイプとそうでないタイプに分かれる事は避けられないが、移ろいやすく、暴走の危険を孕む情に行動の方針を委ねるやり方は永魅頴娃懺が毛嫌いするものである。
しかし、その憤りを表に出す事は無い。物事の判断に私情は挟まない彼の判断基準は合理性にある。使えるのか使えないのか。結果を出せたのか出せなかったのか。自身のように合理性の追求に徹する存在が居る事が組織において秩序を崩壊させないブレーキとなっていると永魅頴娃懺は考えている。
物事に私情を挟まないという事は、相手に自分の感情を無闇に押し付けないとも言い換えられる。合理性より感情を重視したとしても、それによって確かな結果が出たのであればその点について文句は言わない(感情優先の行動で発生した弊害については理論立ててきっちり注文を付けるが)。
よって、個人主義の塊のようなタイプの魔術師には嫌われそうな性格をしていながらその実そこまで嫌われていない、精々苦手なタイプの人間であるという具合にまで抑えられているのが現状である。
その在り方は義理の娘である永魅輝鍼に対してもまず変わらない。彼女が周囲に父親の悪口を言いふらしている噂は何度も耳にしているが、自身の態度を変化させる気は殆ど無い。
以前『神童』と呼ばれる魔術師にまで成長した娘に対して「私の熱心な教育の賜物」と当然の事を言ってみたら逆に機嫌を損ねてしまった事もある。
義理の娘との関係にギクシャク感が目立つ彼だが、こう見えて娘を愛する気持ちはちゃんとある。そもそも乳飲み子だった輝鍼を拾って自分の手で育てるという行為は合理性に富んでいるとはとてもじゃ無いが言い難い。
慣れない子育て、魔術師としての活動時間を潰してまで行った(スパルタ)教育、永魅輝鍼の希望を叶える為に近代西洋魔術について改めて深く勉強し、娘が目指す魔術の実現の為に手を尽くした。
そして娘が抱いている『実の親に逢いたい』という気持ちにも気付いており、輝鍼には内緒で秘かに情報収集を行っている。
いずれもが多かれ少なかれ合理性に欠ける行動だが、同時に永魅頴娃懺が感情的に行動している表れでもある。こと輝鍼に関しては合理性と感情の狭間で揺れる回数が多い(大抵は合理性が勝る)。
それは体内を流れる血を引く者が今や自分一人しか居ない事、そうなってしまった『契機』を経てから血の繋がり以上の『何か』を求めるようになった事と無関係では無いだろう。
自分の個人的意思で輝鍼を魔術の道に進めさせた事について何も思わないわけでは無い。後ろめたさも罪悪感もあるが、これもまた合理性より永魅頴娃懺の感情が勝った結果故の行動だろう。
これは輝鍼に告げていない事項だが、乳飲み子だった輝鍼が収められていたベビーキャリーには護身用の結界が張られており、キャリーの中からは「どうか生きて」というメッセージを外国語で殴り書いた紙切れが見付かっている。
付近を調査したが手掛かりは見付けられなかった永魅頴娃懺は護身用の結界に使用された魔力を分析し、その生命力を感知する術式を編み出している。
感知範囲内に入れば即座に居場所を特定できるその術式で以て輝鍼の実の親を今も探し続けている。もしかしたら既にこの世から居なくなっているかもしれない。
魔術師が命を狙われる理由など星の数ほど存在する。しかし、遺言のようなメッセージを残し我が子を置き去りにせざるを得なかった親の心情は如何ほどのものか。
そこにあったであろう感情の大渦へ合理性など隅に置いて未だに想いを馳せる永魅頴娃懺は一人の父親として合理性と感情の狭間に揺れながら今日もまた義理の娘と接していく。
【特徴】
身長178センチ体重80キロ台。額や目の付近に老年のような皺が浮かんでいる壮年。パッと見で「この人厳しそうだな」と思わせる形相。鷲鼻。
サイドからバックに掛けてカットを入れるツーブロック黒髪ヘア。毛先だけ軽くパーマを掛ける。鼻下と顎に薄く髭を蓄える。
インナーにホワイトの襟シャツを、その上からブラックのテーラードジャケットを、ズボンも靴もブラックに統一したモノトーンコーディネート。ジャケットの襟には出雲大社の
シンボルである二重亀甲に剣花角がある神紋を模した飾りがある特製のラペルピンを挿している。
人間に感知できないという伝承を持つ幽冥の仕組みを応用した気配遮断魔術により、魔力以外では殺気も敵意も善意も生気も残留思念さえも身体から零さない為に彼の存在を魔力感知か視認でしか確認できない魔術師達は尋常では無い違和感を抱くという。普段からズボンのポケットに手を突っ込み脱力した状態で歩くのが特徴。
情報収集も兼ねた行動領域は、南は九州・北は東北&北海道と日本各地に及ぶが気配どころか残留思念さえ残さない魔術を持っているので、当地の魔術結社や結社予備軍と衝突した事は殆ど無い。
というか気配遮断魔術を掛けているせいで旅の最中はずっとボッチである。人気の無い寂れた神社やお寺の階段に腰掛けて、世の中のニュースをチェックする為にケータイを片手に持ちながら操作し、スーパーやコンビニで買ったおにぎりや惣菜を一人パクついている。
料理は基本的にフライパンを使った炒め物系しかできないので、目立ちたくない一人旅では食事をコンビニ・スーパー系に頼る。
遮断魔術によって動物や虫も近寄ってこない、ある意味ボッチが到達する頂に立っている。本人曰く「少し寂しい」との事。時折旅先で思わぬ出会いを経験する事もあるそうだ。
【台詞】
「必要に迫られるような事態にならない限り私が霊装に頼らないのは、最初から霊装に頼る事を想定して魔術を構築するのは己の魔術の腕を磨くに当たって厄介な妨げになるからだ。霊装はあくまで道具。効率良く魔術を振るうためのもの。視点を変えれば、独自の理論を構築すれば霊装を使用せずとも高レベルの魔術を使える可能性を持ちながら、その可能性を自らの手で閉ざし、道具に依存し、自身の魔術の腕を鈍らせる麻薬のようにも映る。中には止むを得ない事情を持たないにも関わらず好んで霊装に自身の命を預けている酔狂な輩もいると聞くが私からすれば唾棄すべき方法論よ。霊装を使うのでは無く霊装に自らの命を『使われる』……本末転倒も甚だしい」
「輝鍼。何をそんな所で突っ立っておる。早く夕食の支度に掛かれ。今日はお前が家事当番の筈だ。『神童』として色々忙しいのは理解できるが、我が家のルールだ。ルールは守らなければならぬ。たとえ親子であってもなぁなぁで済ませてはならぬものなのだ」
「朧月夜。私が如何に貴様の『黄泉』の力を御し切れるとて、修行中に起きる不慮の『汚染』の後始末に借り出されるのは心外ぞ。我が『手刀』を古の神刀『生太刀』に対応させているからこその速やかなる穢れの浄化だが…そろそろ身の程を弁えよ。私は貴様の尻拭いを行う駒では無い」
「私は過小評価も過大評価も好まぬ性分でな。貴様が何を抱えていようとそんなものはこれから起きる現実を測る物差し代わりにもならぬ。故に結果で証明せよ。貴様が今日まで生き抜いてきた理を実証せよ。さもなくば、我が一撃でたちどころに冥府へ堕ちようぞ」
「久方振りに歯応えのある魔術の使い手よ。これならば『怪童』とも良き勝負ができようて。だが、これでは足りぬ。我が領域にまでまだ手は届かぬ。…嘘だと思うか?三位一体の弱点を突く一転集中の怒涛を受けて今にも結界を崩され位相の力を暴発させられようとしている私の言葉を虚言と断ずるか?生憎私は嘘が嫌いでな。大言も誇張も私にとって不純物のそれよ。故に私は魔術全体の制御能力をもう一段階向上させるという手管を端に発する『工夫』で以て我が言の葉を証明する。<<子孫の祈祷は神の棲まう世界に届く。幽冥の厳正なる秤に掛けられた祖の御霊よ、今一度現世へ渡航し愛しき末裔の忌憚無き祈りに耳を傾けよ!!>>」
「真に強者なればこの一撃、命を賭して受け止めてみせるがいい。<<神の子の祈祷は神の棲まう世界に轟く。縁を道標として調和を果たす三位一体、現世の法則を塗り潰す幻日となれ!!>>」
「15年以上探し続けてもまだ見付からぬか。……しかし止めるわけにはいかぬ。死んだという確証が無い限り。それが私にできる…私とは違い輝鍼と血が繋がっている本当の親に対する…自己満足も甚だしい……『償い』だ」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年06月14日 22:34