【名前】庚透(かのえ とおる) 
【性別】男
【所属】魔術
【能力】摩利支天真言
陽炎を神格化した仏「摩利支天」の真言を称えることにより、己の姿を隠蔽することができる。いわゆる隠形術と呼ばれる呪術の中では最もポピュラーな術の一つ。
庚はこの魔術を極めて高い精度で習得しており、その技はすでに姿や気配を消すに留まらず、対象の記憶の中から庚という存在を消し去ったり、自分の存在を希薄化させることで物体をすり抜けたりといった事も可能にしている。
特にこのすり抜け能力は防御面では優秀であり、化学兵器では例え戦車の砲撃であろうと彼を害することは出来ず、また魔術であっても彼の使う隠形術より精度の劣る魔術ではどれほどの出力が有ろうと彼の体に触れることはできない。
ただし、すり抜け能力を発動し続けられるのはほんの数十秒だけであり、あまり長時間使いすぎると意識が世界に溶け込んで廃人になってしまうリスクを持つ。

ちなみにお釈迦さまは、この世界と一体化した状態を常に保ち続けることができたらしが、おそらく庚では一生かけてもその領域に至ることは出来ないだろう。

【概要】
魔術結社『陰陽局』所属の魔術師、主に密偵や監察の仕事を任されている。彼のことを一言で表せばとにかく「地味」。
見た目も性格も凡庸で、目立たず、パッとせず、かと思えば孤立しているわけでもなく自然と団欒の中に加わっている・・・そんな男である。
また経歴も出身も不明であり、陰陽局に所属する多くの人間は「そう言えば俺(私)が入った時には、もうあの人いたな・・・」と思う時があるらしい、でも別に誰も彼の経歴を調べようとは思わない・・・そんな男である。
そして普通に考えれば彼の能力は暗殺とかに使われたらヤバイことこの上ないのに、誰もその話題に触れようとはしない・・・そんな謎な空気を持った男である。 
唯一局長の藤原だけは彼の詳しい経歴を把握しているが、別に公表する程のものでは無いと思っており、今のところ誰にも話したことはないらしい。

【特徴】
中肉中背、いつも飾りげのないスーツを着用。また言われれば20代でも40代でも通りそうな見た目をしている。
朝倉俊介に付けられたコードネームは「朧(ミラージュ)」・・・なのだか、そう呼んでいる朝倉本人も何時、何処でそのコードネームを付けたのか忘れてしまっている。

【SS】
「初めまして、庚透と申します」
「初めまして、■■■■■■と・・申し・・ま・す・・・」
「別に、私は今の生き方に不満はありません。誰かがやらなければならないことです・・・それがたまたま私だっただけですよ」

【SS使用条件】
裏切りキャラではありません

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最終更新:2016年07月29日 00:17