【名前】ウェイン・メディスン
【性別】男
【所属】科学
【能力】蛋白靭帯(スパイダーズスレッド):レベル4
【能力説明】
人体で生成されるタンパク質等を用いて人工的な蜘蛛の糸(フィブロイン及びセリシンにより構成)を作成し操作する能力
原料となる主なアミノ酸はセリン、グリシン、アラニン、チロシン。粘着物質を帯びた糸を生成する時はアミノ酸及びリン酸ニ水素カリウム等の無機物を混合する
分類的には肉体系能力に属するが、その実はタンパク質+蜘蛛糸の操作・作成は念動力にて行っている他に類を見ない特殊にも特殊な肉体系能力者である
一旦念動力にて作成した糸は、念動力を解除してもそのまま存在する。無論、念動力にて分解することも可。唯、タンパク質を材料としている関係上、
糸を増大・増量させる為には自身に糸が繋がっていなければならない。この糸の繋がりの有る無しで操作等の複雑性や強度に差が生じる
極一分野に限られた念動力である+資質+研ぎ澄まされたその強度は桁外れの域に達するそれを用いた“領域”の構築や、攻・防・疾・操・感知術には彼特有の能力応用術が使われている(糸の繋がり等が術に該当する)
ヒトを形作る細胞との親和性の高さより体中の皮膚全てから糸を射出することができる。実践としては、事前に皮膚の表皮へ一定間隔ごとに極小の蜘蛛糸を侵入させており、
衛生面の都合から定期的に侵入場所を変える形を採っている。念動力の性質上、その利便性はかなりのもの。アミノ酸の貯蔵・凝縮等も念動力にて行っている
糸の太さは直径5μm(蜘蛛の糸と同じ。人の赤血球の直径程)から直径3cmまでの間なので最小クラスなら服の繊維を掻い潜って射出可能
通常、露出していない部分は皮膚と服の間に糸を射出し攻撃から身を守る。また、服の繊維を掻い潜って防御した直後に反撃するという形もある
射出量の限界値は人体にある上記のアミノ酸の限界値だが、この糸を食べ、消化する事によって各アミノ酸として再利用可能。外部からの補給も可能
糸は軽量・防水・耐熱・強度・伸縮面etcが非常に優れている。更に、太さ+念動力にてアミノ酸レベルで接続・保護・固定しているので各性質は飛躍的に向上している
(参考:蜘蛛の糸の強度は鋼鉄の5倍。伸縮率はナイロンの2倍。600℃までの耐熱性。理論上は鉛筆程度の太さ[直径8mm]の糸によって作られた巣によって時速800kmで飛行するジャンボジェット機を受け止める事が可能etc)
糸に触れる事で発生する振動感知や糸を張り巡らし縦横無尽に空中移動を行う、パラシュート代わり、念動高速飛行、
糸を束ねて射出し弾丸防御、多数の砲弾として太く多く射出、槍・弓矢・ドリル型etcに糸を束ねて操作し攻防を両立、
車や飛行機さえも軽々と吊り上げる、巣を作成し対象を捕獲、糸で人を操ったり張力を利用して切断等々応用力はずば抜けて高い
フィブロイン及びセリシンには生体への親和性や細胞分裂による再生を促進する作用があり、フィブロインには細菌の数を抑制する「制菌作用」もある事から人体組織との共存が可能な為、傷の縫合等にも使用している
【概要】
「紫狼(パープルファング)」のメンバー。年齢不詳。現リーダーである外野道郎が雇った傭兵。詳しい出自は不明
ウェイン・メディスンという名前には、“世界(ちから)に選ばれし強大なる存在者”という意味が込められている
リーダーの外野や幹部、構成員とは一線を画しておりあくまで一介の傭兵という立場を取り続けている。快楽殺人者では無い
戦闘力は「紫狼」の中でも随一。1対1、1対多、多対多問わず、戦場を支配し得る実力を誇る
性格は陰気で口数は多くない。酒、煙草を嗜む。酒の肴や菓子代わりに能力に使用するアミノ酸等が含まれた自前のサプリメントを食べている
組織運営等には一切口出ししないが、戦闘に関わる事には多少注文を付ける
敵意や殺意に敏感で、遠距離だろうが空間移動だろうが関係無く『攻撃』という敵意、殺意が最も大きくなる瞬間を察知し、回避・対処する離れ業を持つ
殺しに一切の躊躇無し、通常は邪魔立てする者も障害になる者も全て抹殺する文字通りの殺し屋
但し、無関係の人間を『無闇に』殺さないというウェイン独自のポリシーがある。また、依頼者(外野)の命令によっては殺さず敵を無力化する仕事も引き受けている
銃やナイフ、格闘術に能力を組み合わせた圧倒的な戦闘力で敵を薙ぎ払っていく様は壮絶の一言に尽きる為、「紫狼」内では“怪物”とも称されている
『本気』を出す時は、まるで強者の頂点を表すかの如き風貌に『変身』し、広範囲が屍山血河の地へと化す惨状を生み出す暴虐の嵐の中心となる
ちなみに幹部の誇麓障小には酒の席で延々愚痴を聞かされていたりするが、気分を害しない程度には聞いてやったりしている。返答は素っ気無いが
【特徴】
185cm、80kg前半。髪はボサボサの黒髪ロング。無精髭。目付きは鋭い。陰気
普通のスーツ、ズボンに漆黒のコートを羽織っている。左手の甲に骸骨と蜘蛛を合体させたような刺青がある
【台詞】基本的に口数は少ない方だが、自身のポリシーを語る時は多少饒舌になる。例外なく呼び捨て+タメ口
「騒ぐな…。酒が不味くなる」「俺はあくまで雇われの身。貴様等組織内での揉め事など知った事では無い」
「外野。今回の仕事…標的はこいつ等か」「さて、貴様等には今ここで死んでもらう」

「貴様等がこの俺を裁くというのか…風紀委員よ?フッ、面白い。ならば『死』という名の結果を以って、貴様等の下した審判を覆してみせよう…!!」
「フン、仕留め損なったか。忌々しいものだな…偶然という世界の理は。だが、悪くはない。やはり世界とはこうでなくてはな…。よかろう。次は必然に変えてくれる」
「俺は正常さ。何故ならこの正常な世界が俺の存在を認めているからだ。善悪を論じる事に意味など無い。ククッ、例外無くあらゆる存在を認める…この世界が、俺はたまらなく愛おしい」
「【獅骸紘虐<しがいこうぎゃく>】を・・・この俺の『本気』を出すに値する強者と巡り会えた世界の理に感謝しよう!!さぁ、ここからは強者しか生き残れない残酷な世界のルールが支配する領域だ!!ククッ・・・死ね!!!」
【SS使用条件】特に無し

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最終更新:2013年07月01日 23:42