【クラス】
アーチャー
【真名】
ヴァレリア・トリファ@Dies irae
【ステータス】
筋力E 耐久EX 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具EX
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
ただし、後述の宝具によってこのスキルは上塗りされている。
【保有スキル】
エイヴィヒカイト:A(―)
人の魂を糧に強大な力を得る超人錬成法をその身に施した存在。
聖遺物(この場合は聖人の遺品ではなく、人の思念・怨念・妄念を吸収した魔道具のこと)を核とし、
そこへ魂を注ぐことによって、常人とはかけ離れたレベルの魔力・膂力・霊的装甲を手に入れた魔人。
エイヴィヒカイトには四つの位階が存在し、ランクAならば「創造」位階となる。
精神感応:-(A)
超能力。またの名をサイコメトリー。
これによりアーチャーは相手の本質を手に取るように理解することが出来る。
対象と同調することで対象自身も忘れ去り、心の底に沈めている真実すら抉り出せるという強力なものだが、現在彼は自らの肉体ではなく他者の肉体を使用しているため、このスキルは失われている。
貧者の見識:A
相手の性格・属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
扇動:A
他人を導く言葉や行い。
個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。
偽装:D
実体化していてもサーヴァントであると感知されない。
ただし一度でも正体が割れた場合、二度と作用しなくなる。
【宝具】
『黄金聖餐杯(ハイリヒ・エオロー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
愛すべからざる光――数百万の魂と恐怖を吸収したラインハルト・ハイドリヒの肉体。
アーチャーの現在使用している身体そのものであり、攻撃力こそ然程でもないが、究極と呼ぶべき防御力を持つ。
対物理・対魔術・対時間・対偶然と肉体にはあらゆる防壁が施されており、まさに単純な理屈故に穴がない無敵の鎧。
同ランクの宝具であれ突破不能の鎧だが、超える方法が三つ存在する。
無敵の耐久力を超える攻撃を加えること、防御力を無視して対象を終焉させる幕引きの拳、そして後述する究極の矛を抜いた時に生ずる鎧の隙間を狙うことである。
もっとも一つ目の方法は火力に特化したサーヴァントであれまず不可能な次元で、二つ目も事実上論外。必然的に、アーチャーを倒すにはマスター狙いに絞るか、宝具使用後の隙を狙う以外にはない。
『神世界へ翔けよ黄金化する白鳥の騎士(ヴァナヘイム・ゴルデネ・シュヴァーン・ローエングリーン)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1
ラインハルト・ハイドリヒの聖遺物――かつてかの聖人を貫いた、『聖約・運命の神槍』を限定召喚する。
本来聖槍は規格外中の規格外でラインハルト以外に扱える代物では到底ないが、彼の場合「自分はラインハルトである」という狂信を具現化することで、一時的に不可能を可能としている。
とはいえ自在に使いこなせるわけではなく、召喚した聖槍をただ矢のごとく射出するのみ。
だがその威力はあまりにも絶大で、召喚された聖槍は距離と空間を無視し、概念的に存在するものすら破壊可能。
直撃などしようものならば、どうなるかは想像に難くない。しかしマスターにかかる負担も必然的に大きなものとなるため乱発は控えるのが吉だろう。
また、聖槍召喚時は黄金聖餐杯の防御が働かず、アーチャーの魂が完全に無防備になるため、この瞬間こそが無敵の守りを
突き崩す唯一の隙となる。
【weapon】
徒手空拳
【人物背景】
聖槍十三騎士団黒円卓第三位、ヴァレリア・トリファ=クリストフ・ローエングリーン。
61年前のベルリン以降現世に留まった団員をラインハルトに代わって統率し、黄金練成を成し遂げる儀式を遂行する役目を持つ狂気の司祭。
平常時での物腰が非常で柔らかで正に聖職者と言った風の人物だが、狂的なまでの愛を内に秘め、そのために様々な陰謀・策謀を巡らせ外道的な手管を用いて暗躍する。
元は東方聖教会の司祭であり、本名はヴァレリアン・トリファ。
霊的感応能力を持っていたために他者と真に理解し合うことができず、そんな中でラインハルトとメルクリウスに見出され騎士団に勧誘される。
その後双首領のあまりの恐ろしさに騎士団を脱走して孤児院を作り孤児たちと暮らしていたが、数ヶ月後騎士団によって発見され、ラインハルトに逃げた代償として生贄に捧げる孤児十人を選べと命じられ、彼は当時劣等と蔑まれていた人種の子どもを選び惨殺させ、挙句騎士団に連れ戻されてしまう。
これをきっかけに、彼はラインハルトへの生贄として城の一部になった子供たちを救うべく騎士団に参加する。
【サーヴァントとしての願い】
子供達の救済。
最終更新:2016年01月01日 17:58