【クラス】
ランサー

【真名】
メロウリンク・アリティー@機甲猟兵メロウリンク

【パラメーター】
筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運C++ 宝具E

【属性】
混沌・中庸


【クラス別スキル】
対魔力:D
魔術に対する抵抗力。
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。


【保有スキル】
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

単独行動:B
マスター不在でも行動できるスキル。
Bランクであるならばマスター不在でも二日程度なら現界可能。

破壊工作:A
戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。トラップの達人。
ランクAの場合、進軍前の敵軍に六割近い損害を与えることが可能。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

戦場の蛭:-
リーチャーズ・アーミー。
生身でアーマードトルーパーと戦うことを強いられた、最低野郎(ボトムズ)以下と蔑まれる兵士達。
自身のマスター以外がランサーのステータスを確認した場合、全パラメータのランクが「最低以下」のE-ランクと表示される。




【宝具】

「あぶれ出た弱者の牙(パイルバンカーカスタム)」
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:2~30(1) 最大捕捉:1人
型式番号はHS-SAT、一般的には対ATライフルの名で知られる、徹甲弾を放つ大型の対物銃。
全長2m、重量30kgとかなりのサイズであり、銃身先端に炸薬式パイルバンカー(金属杭打突兵器)を装備できるのが特徴。
本来は対アーマードトルーパーの支援用に開発された銃であるが、発射される徹甲弾でATの装甲を撃ち抜くには60m以内に接近せねばならず、
重量の割に装弾数も少なく、銃身に装備するパイルバンカーに至っては存在自体を疑問視されるなど、お世辞にも評判のよくない兵器。
そもそも生身でATを相手取ること自体が無謀である以上、本銃が支給されるのは必然的にAT騎乗が許されない者達――『機甲猟兵』に限られた。
機甲猟兵の主力武器と言えば聞こえは良いが、要するにこの銃を持たされる事自体が遠回しな死刑宣告と同義である。
英霊メロウリンク・アリティーの象徴として宝具となっているが、これ自体は単なる兵器に過ぎず、単体では他の英霊と渡り合うに心許ない。



「涙の雨で血を洗え(ソルジャー・ブルー)」
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大捕捉:-
愛銃に装備されたパイルバンカー以外の攻撃手段(事前に仕掛けた罠を除く)を全て封印することで発動する概念宝具。
発動時に自分が置かれた危機の大きさと正比例して、パイルバンカーの貫通力、命中率、クリティカル発生率、クリティカル補正ダメージに莫大な補正が掛かる。
状況が絶望的であるほど威力は上昇し、効果が最大発揮された状態のパイルバンカーは敵のあらゆる装甲および概念防御を無効化して貫通する。
あぶれ出た雑魚の宇宙で一番意味のない武器による攻撃でありながら、神話の英雄であろうとも霊核に直撃すれば即死は免れないだろう。
敵との戦力差が大きければ大きいほど、自らの勝機が乏しければ乏しいほど真価を発揮し、死と隣り合わせの一撃必殺をもたらす宝具であるといえる。
常にその身を危険に晒すことを強いられながら戦い続けてきた、機甲猟兵メロウリンクの生き様が宝具化したもの。


【Weapon】
「あぶれ出た弱者の牙(パイルバンカーカスタム)」
更にナイフ、手榴弾、対AT地雷、ワイヤーなど多種多様な武装を持ち、敵をトラップに誘い込んで仕留めるのを基本戦術とする。


【人物背景】
「装甲騎兵ボトムズ」の外伝OVA「機甲猟兵メロウリンク」の主人公。
ロボットアニメ史上ただひとり、最終話まで一度も巨大ロボットを操らずに生身でロボットと戦い抜いた主人公である。

機甲猟兵とは、乗機の喪失や懲罰などの理由により「生身でアーマードトルーパーと戦うことを強いられた兵士」を指す。
その絶望的な生還率の低さや、生き延びるためなら戦友の死体すら利用すると言われる生き汚さにより「ボトムズ以下」と軽蔑される存在。
彼らはこう呼ばれた。生き血を啜って命を繋ぐ『戦場の蛭(リーチャーズ・アーミー)』と。

メロウリンク・アリティー伍長は、ある日突然AT乗りから機甲猟兵へと降格され撤退戦の捨て駒にされたシュエップス小隊唯一の生還者である。
しかし復隊した彼を待っていたのは敵前逃亡と重要物資強奪の汚名だった。軍上層部に小隊ごと罠に掛けられたことを知ったメロウリンクは軍を脱走する。
そして彼は戦友の名誉のため、機甲猟兵時代の武器であった旧式の対ATライフル一丁で、スキャンダルに関わった将校達を一人また一人と抹殺していくのである。

前述の通りロボットアニメの主人公でありながらただの一度もATを操縦せず、パイルバンカーカスタムと多彩なトラップで戦う。
生身とATでは考えるまでもなく戦力差は歴然であるが、手榴弾や対AT地雷などをはじめあらゆるものを利用し、圧倒的戦力差を覆していく。
それでもライフルの弾丸を撃ち尽くすほど追い詰められることなど日常茶飯事であり、パイルバンカーの一撃に全てを賭けざるを得ないことも多い。
しかし苦戦に次ぐ苦戦を強いられながらも、悪運と強靭な意志、どんな状況でも決して諦めない往生際の悪さで「コンマ1パーセントの可能性をものにする男」である。
とどめを狙う時に己の血などで顔面に横縞のウォーペイントを描くのが定番で、各エピソードの山場となっている。

なおメロウリンクはランサー・アーチャー・アサシンのクラス適性を持つが、最も適性が高いのはエクストラクラスのアヴェンジャーである。



【サーヴァントとしての願い】
復讐は終わった。
聖杯に懸けるのは、機甲猟兵として死んでいった戦友たちの魂の救済。

【方針】
自分がこの聖杯戦争においても「あぶれ出た雑魚」に過ぎないのは熟知している。
だからこそ、あらゆる手を使ってでも生き残る。

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最終更新:2016年01月01日 18:04