【クラス】
ランサー

【真名】
櫻井戒@Dies irae

【ステータス】
筋力B+ 耐久A+ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A

【属性】
中立・中庸

【クラススキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
エイヴィヒカイト:A
 人の魂を糧に強大な力を得る超人錬成法をその身に施した存在。
 聖遺物(この場合は聖人の遺品ではなく、人の思念・怨念・妄念を吸収した魔道具のこと)を核とし、
 そこへ魂を注ぐことによって、常人とはかけ離れたレベルの魔力・膂力・霊的装甲を手に入れた魔人。
 エイヴィヒカイトには四つの位階が存在し、ランクAならば「創造」位階となる。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

【宝具】
『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~8 最大捕捉:1
 ハインリヒ・ヒムラーの命により鋳造されたとされる、神槍の偽作。
 第二次大戦当時著名であった刀鍛冶・櫻井武蔵が極東より呼び出され、この槍の鋳造に携わった。
 「常人にも扱える聖槍」を目標に製造されたこの偽槍は、櫻井の者のみが精錬方法を知る特殊金属『緋々色金』によって造られた代物であり、使用する者によってその姿・大きさを様々なものに変えるという特徴を持つ。
 あまりの完成度から、贋作は聖槍の性質を歪んだ形で備えるようになり、結果偽槍は櫻井一族の魂を狙い撃ち、一度偽槍を手に取った者は、例外なくその体と魂を喰らわれ、生ける死者に変えられてしまう呪槍となった。
 単に所有者となっただけでも症状は進行するが、偽槍を一度でも行使すれば速度は一気に跳ね上がる。その強制力は尋常ではなく、櫻井の魂を食わんとする偽槍の意志を直接向けられたわけではない第三者でも、意志の醜悪さに慄くほど。
 殺した相手の武器・能力を奪い取るという力を常に発現させており、これによりランサーは倒した英霊・マスターの宝具やスキル、更に櫻井一族の創造位階、ランサー自らの手で殺した戦乙女の創造までも使用可能となっている。
 但し、それらを扱うためには後述する最後の宝具を使用する必要がある。

 ココダクノワザワイメシテハヤサスライタマエチクラノオキクラ
『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 自己の腐敗毒への変生、すなわち己を毒の塊へと変える創造。
 この状態のランサーに触れることは毒の海に飛び込むようなものであり、触れればたちまち毒を受けて腐っていく。
 当然、彼からの攻撃を受けても毒を喰らうことになる攻防一体の宝具。
 凶悪さに反して元手となった渇望は、「大切な人たちが美しくあるよう、全ての穢れを己が引き受ける」という、自己犠牲による他者の救済と防衛の祈りである。

『継承される原初の魔名(トバルカイン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 「櫻井戒」から「トバルカイン」という、偽槍に取り込まれた成れの果てへと変貌する為の宝具。
 こうなったランサーは幸運を除く全てのステータスがワンランク上昇するが、代わりに狂化し、令呪を用いない一切の指示を受け付けない狂戦士に成り果てる。攻撃方法も主に稲妻を扱ったものへ変異する。
 死者を扱うことに長けた術者であり、同時に彼へ友好的な人物ならば手綱を引くことも可能だが、しかしマスターのテンペストではまずそれは不可能だろう。
 宝具発動後のランサーは前述通り、過去の櫻井一族が持つ創造、戦乙女ベアトリスの創造、自らの手で屠ったマスター、英霊の術理をも宝具として使用できるようになる。

『戦雷の聖剣(スルーズ・ワルキューレ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
 トバルカインの内側に存在する聖遺物。少なくとも現状は無意味であるもの。

【人物背景】
 聖槍十三騎士団黒円卓第二位、三代目トバルカイン。
 屍兵の呪いを自分の代で終わらせ、妹を汚させないという確固たる信念を持って行動していたが、後に偽槍を手に取りトバルカインへと取り込まれた。

【サーヴァントとしての願い】
 妹の幸福。ただそれだけのために聖杯を求めている。

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最終更新:2016年01月01日 18:07