月光に照らされた、夜の森林。
その一角で、二つの紅い影が縦横無尽に疾駆し交差し合っていた。
地を蹴り、木々を蹴り、風を切り、両者はその手に持つ刃を何度もぶつけ合わせている。
一方は、ライトグレーを基調に朱のラインが入った重厚な全身鎧を身に纏い、同じ意匠の兜で顔を隠す騎士。
対するは、真紅のコートを身に纏う銀髪長身の伊達男。
両者の動きは非常にアクロバティックであり、見物客がいれば思わず熱くならざるをえない程の魅力が秘められていた。
しかし……それでありながらも、戦い方そのものには無駄を感じさせる要素は不思議と無かった。
無論、彼等には―――少なくとも鎧の騎士には確実に―――魅せる戦いにするつもりなど一切無い。
そんな事に気を回せる程甘い相手ではないと、分かっているからだ。
その上で尚、二人の動きに独特のキレ―――スタイリッシュさがあるのは、もはや素のスタイルがそうであるからとしか説明のしようがなかった。
「Hey!!」
銀髪の男は、眼前の騎士めがけてその手の剣をブーメランの如く投げ放った。
普通に考えれば自ら得物を手放し剰え射出するなど、剣士としてはありえぬ蛮行だろう。
故に、対する者には動揺が生まれ、付け入る隙もまた生じうる。
されど……その行動を、鎧の騎士は驚くことなく冷静に見据えていた。
そしてあろうことか、銀髪の男と全く同じく剣を投げたのだ。
両者の剣は、空中でぶつかり合い上空へと投げ出される。
その直後。
銀髪の男は素早く背のホルスターに手を回し、そこにかけていた二丁の拳銃を抜き放った。
鎧の騎士は両腕を顔の前で十字に構え、凄まじい勢いで疾走した。
弾数という概念など無いと言わんばかりに、拳銃からは大量の銃弾が散蒔かれている。
それを避ける事なく、鎧の騎士はただ真正面からぶつかり、弾き飛ばしている。
そして、間合いを詰めた騎士は男の水月へと素早く蹴りを打ち込む。
男の顔に苦悶の色が浮かぶ。
更に騎士は、この蹴りの反動を利用して空へと跳躍。
舞っていた愛剣を、中空で掴んだ。
「Ha……OK!」
ならばと銀髪の男は自らも宙へと跳び、同じく愛剣をその手に掴む。
そのまま、両者は空中で剣を激しく何度もぶつけ合わせた。
連撃の度に火花が飛び散り、薄闇の中にある両者の輪郭を確かに浮かび上がらせてゆく。
一瞬の気も抜けない激戦の最中にも関わらず。
銀髪の男の顔は、まるで戦いを楽しんでいると言わんばかりの笑みを浮かべていた。
そしてそれは、相対する鎧の騎士も同じ。
表情こそ外からは覗い知れないものの……その鎧の中では。
騎士――――モードレッドは、銀髪の男と同じ確かな笑いを浮かべていた。
◆◇◆
「ん、マスター。
こいつでいいか?」
「おう、ありがとよ」
時は流れ、一時間後。
小さなワンルームマンションの一室で、一組の男女が遅めの晩食をとっていた。
マスターと呼ばれた男―――銀髪の剣士は、届いたばかりの宅配ピザの箱をテーブルに置き、床にだらしなく足を伸ばし座り込んでいる。
そんな彼へと冷蔵庫にしまわれていたジントニックの缶を投げ渡したのが、相方である金髪の少女だ。
腹部を晒したチューブトップの上から赤のレザージャケットを羽織り、ホットパンツ姿という極めて露出の多い服装をしている。
彼女もまた床に勢いよく座り込むと、先程冷蔵庫から一緒に取り出していた缶コーラを開け、勢いよく飲み下していく。
「はぁ~……効くぅ」
冷えた炭酸が体に染み渡ってゆく感覚に、少女は簡単の言を漏らす。
その粗雑な振る舞いを見て、銀髪の男は苦笑せざるを得なかった。
この様子を見て、一体誰が信じるだろうか。
「やれやれ……随分と俗っぽい騎士様もいたもんだな?」
先程まで自身と激闘を繰り広げていた全身鎧の騎士―――モードレッドの正体こそが、彼女であることを。
「何だ、マスター?
信じられないって言うなら、その言葉はそっくりそのまま返させてもらうぜ。
寧ろオレからすれば、マスターの方が異常だぞ」
しかし……モードレッドからすれば寧ろ、おかしいのはこのマスターの方であった。
聖杯戦争において、英霊―――サーヴァントというものは、人間では到底太刀打ち出来ぬ強力な力を秘めた存在だ。
極僅かな例外を除き、召喚者であるマスターが戦いを挑んだところで勝ち目などあるわけがないのだが……
「まさか、サーヴァントと……俺と互角にやりあえるマスターがいるなんて、ありえねぇだろ」
その常識を、この銀髪の男は覆した。
あろう事か彼は、自身のサーヴァントを相手に互角の戦いを繰り広げたのだ。
それも奇襲や騙し討の類ではない、真正面からの切った張ったのぶつかり合いでだ。
アサシンやキャスターのクラスならばまだ可能性は僅かにあるかもしれないが、生憎とモードレッドのクラスは三騎士のセイバーである。
普通に考えて、ありえない。
更に、モードレッドが驚いている点はもう一つある。
このマスターから供給されている魔力量だ。
自身がこうして現界し、且つ戦場で全力を出すには、十分すぎる魔力が流れている。
並の魔術師ではこうはいかないだろう。
……ちなみに、何故この二人が戦闘になったのかというと。
銀髪の男がよりにもよってモードレッドを『女扱い』した挙句、それをやめろと指摘した彼女をやめるどころか更にからかったが為だ。
女性として扱われることを極端に嫌う彼女からすれば、如何に自身のマスターといえど流石に怒らずにはいられなかったのである。
もっとも、そのおかげで二人は互いの実力を分かりやすく知る事はできた。
心踊る戦いが出来た事もあってか、今は一応怒りも―――流石にもう一回女扱いされれば、その時はより激怒するだろうが―――収まっている。
「ハハ……名立たる円卓の騎士に認められるとは、光栄な話だな。
ま、俺にも色々とあるのさ」
「……確かにな。
並の英霊よりよっぽど凄まじい経歴は持ってるぜ、マスターは」
とは言え、モードレッドはその理由には一応の納得がいっていた。
この銀髪の男は、人間離れしているどころか……そもそも人間ではないのだから。
時を遡ること、二千年前。
人々が住む人間界とは別の次元にある悪魔達の世界―――魔界において。
そこに君臨する帝王ムンドゥスは、人間界を手中に収めるべく悪魔の軍勢を引き連れての侵略を開始しようとした。
平和は砕かれ、人々はその恐怖にただ怯えるしかなかった。
しかし……その最中に、たった一人の悪魔が正義に目覚めムンドゥスへと反旗を翻したのだ。
その名は魔剣士スパーダ。
彼は激闘の末にムンドゥスを魔界に追い戻す事に成功し、そして人々の平和を見守り続けた。
その命が、伝説に刻まれるまで。
そして、その最中に彼は一人の人間の女性と結ばれ、双子をもうけた。
その一人こそが……今、モードレッドの目の前にいるマスター。
スパーダの持つ力を受け継いだ、屈強なデビルハンター……ダンテだ。
この経歴を最初に聞いた時は、モードレッドも流石に開いた口が塞がらなかった。
生半可な英霊よりも余程英霊らしい存在ではないかと。
しかし、自身と互角に戦えた事がその証明になっているが故に、信じるしかなかった。
そして同時に、喜ばずにもいられなかった。
何せマスターとしてみれば、この男は紛れもない当たりなのだから。
ただし……
「……マスター。
もっかい聞くが、あんたは積極的に聖杯戦争に乗るつもりまではないんだな?」
それは彼が、聖杯戦争に乗り気ならばの話に限るのだが。
「ああ……世界各国の英雄様との乱闘パーティーってのは中々魅力的だがな。
ただ、どうにもこの聖杯戦争ってヤツが、胡散臭く感じてならないのさ」
ダンテはこの聖杯戦争に、きな臭いものを感じていた。
悪魔狩りとしての直感……経験に基づく勘からといえばいいのだろうか。
今日まで、怪しい儀式やら魔道具やらの類は散々目にしてきている。
だからこそ……この聖杯戦争とやらには、何か裏があるのではないかと考えざるを得なかったのだ。
本当にこれは、ただ万能の願望器を巡るだけの戦いなのだろうか。
その裏に何の目的もないと、果たして本当に言い切れるのだろうか。
それがはっきりしないままに、この戦争に乗ってもいいのだろうか。
そう思うがゆえに、ダンテは自ずから積極的に参加するつもりまではなかったのだ。
「不満か、セイバー?」
「……そうだな。
不満がないといえば嘘にはなる」
勿論、セイバーからすればダンテの主張は不服なものだ。
聖杯に託す望みがあるからこそ、彼女は召喚に応じたのだから。
それを遮られて良いわけがない。
「だが……マスターの言うことも、確かに一理あるのは事実だな」
しかし、彼女とて愚かではない。
粗雑で粗野な振る舞いなれど、生前は諸侯を動かしブリテンへの反乱を成功させた、策略家としての一面もある。
ダンテの言い分もまた理解はしていたのだ。
確かに、聖杯戦争が出来すぎた儀式ではないかという主張はもっともだ。
美味しい話に裏があるのは、それこそ生前に何度も経験しているのだから。
「だから、オレは事実がどうなのかをまず確かめたい。
まともに聖杯が手に入るならそれに越したことはないし、そうじゃないのならこの聖杯戦争をぶっ壊すだけだ。
まあその為には、聖杯に近づく必要があるけどな」
「そして、結局聖杯に近づくには戦いを勝ち進むしかない……か。
やれやれ……まあ他に方法もないし、どの道、降りかかる火の粉は払わなきゃな」
故に、二人はこの聖杯戦争の真偽を確かめる事を目的に行動すると決めた。
その為には聖杯に近づく必要もあるし、時には襲い来る他の参加者とも戦う必要があるだろう。
積極的に自分から喧嘩を売るつもりまではないが、そういった相手ならば倒さないわけにもいかない。
誰もが叶えたい願いを持っているのは分かってはいるが、だからといってはいそうですかと死ぬわけにもいかないのだ。
「OK……契約は成立だ。
よろしく頼むぜ、セイバー」
「ああ……こちらこそだ、マスター」
世に伝説を遺した、偉大なる父。
その血を引く、人を超えた人在らざる二人の剣士。
近しい道を歩む真紅の主従の行く末は、果たしてどのような結果を迎えるか……
【クラス】
セイバー
【真名】
モードレッド
【属性】
混沌・中庸
【ステータス】
筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A
【クラススキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
……ただし、モードレッドの性格が原因か運転はかなり雑。
ある魔術氏曰く「お前の運転に耐えられる車は戦車しかねぇよ」との事である。
【保有スキル】
直感:B
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
魔力放出:A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
いわば魔力によるジェット噴射。
絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。
戦闘続行:B
名称通り戦闘を続行する為の能力。
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。
カリスマ:C-
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
モードレッドのカリスマは国家運営をできる程のレベルではないが、体制に反抗する際にその真価を発揮する。
【宝具】
『燦然と輝く王剣(クラレント)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
アーサー王の武器庫に保管されていた、「如何なる銀より眩い」と称えられる白銀の剣。
王の威光を増幅する機能、具体的には身体ステータスの1ランク上昇やカリスマ付与などの効果を持っている。
しかし、モードレッドはこの剣を叛乱を起こした際に強奪した為に、王として認められているわけではない。
その為にランクは本来のBからCへと低下し、各種ボーナスも機能をしていない。
『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:800人
「燦然と輝く王剣」の全力を解放した形態。
この剣は王ではないモードレッドが手にしても本来の機能を発揮しないが、その増幅機能そのものは生きている。
これを利用し、彼女の父への憎悪を魔力という形で剣に叩き込み、増幅させて赤雷として撃ち放つのがこの宝具である。
真名解放時には剣を構えた彼女を中心にした一帯が血に染まり、白銀の剣も邪剣へと変貌する。
『不貞隠しの兜(シークレット・オブ・ペディグリー)』
ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
モードレッドの顔を隠している兜。
真名及び宝具や固有スキルといった重要な情報を隠蔽する効果があり、マスターであっても兜をかぶっている間は見ることができない。
また、戦闘終了後も使用していた能力・手にした剣の意匠を敵が想起するのを阻害する効果を持っている。
ただし、ステータスやクラス別スキルといった汎用的な情報までは隠せない他、この宝具の使用中は我が麗しき父への叛逆を使用できない。
この兜は鎧とセットの状態で『脱いだ』時に初めてステータス情報が開示される。
その為、鎧を外して現世の衣類を身につけていても、武器を手にしていなければ兜がなくても隠蔽効果が継続する。
単純な防御性能も高く、物理的な攻撃に対する強度はもちろん、魔術や毒などに対しても一定の防御を発揮できる。
【weapon】
燦然と輝く王剣を用いた、実戦的な剣術。
【人物背景】
円卓の騎士の一人にして、父であるアーサー王に反旗を翻した「叛逆の騎士」。
外見は20歳にも満たぬ少女だが、女と呼ばれる事を極端に嫌っている。
粗雑な性格で男性的な口調で話し、一人称も「オレ」である。
その正体は、ブリテン崩壊の妄念を持つ魔女モルガンによって男性化したアーサー王の精子を用い生み出された、ホムンクルス。
作られたホムンクルス故に短命だが極めて高い能力を持ち、その卓越した剣技で円卓の騎士に加入した。
しかし、本人はこの出生を恥じており、真っ当な人間に対してのコンプレックスも抱いていた。
完璧な理想の騎士であるアーサー王を誰よりも尊敬しており、彼女の様な立派な騎士になるべく努力を続けていた。
そんな最中、彼女は自身がアーサー王の子である事を知り、歓喜と共に自身を後継者にするよう進言した。
だが、アーサー王は彼女を「あくまで王の器ではない」と判断し、後継ぎとして認めなかった。
これをモードレッドは「自身は不義の子であり、どれだけ努力しても王からは愛されない」と思い込んでしまう。
大いなる尊敬の念を抱いていた相手に裏切られたが故にその反動も大きく、彼女はアーサー王へと深い憎悪と絶望を抱くようになった。
やがて彼女は反乱を決意し、ブリテンを完全に崩壊へと導く程の内乱を引き起こす。
その最中、アーサー王へとカムランの丘にて最後の決戦を行い、そして激戦の末に敗れた。
父を憎み反乱を起こしたモードレッドだったが、その奥底にあった想いは、ただ父に息子として認めて欲しかったという当たり前の感情であった……
【サーヴァントとしての願い】
自身こそが王にふさわしいという信念のもと、『選定の剣に挑戦する』こと。
ただし、この聖杯戦争に裏がなく聖杯が正しく使える事を確信できなかった場合は、その裏に潜むモノの存在を暴く。
【マスター】
ダンテ@デビルメイクライ シリーズ
【マスターとしての願い】
聖杯そのものに託す願いはない。
敢えて言うなら元の世界に戻ること。
【weapon】
『エボニー&アイボリー』
ダンテが愛用する、黒と白の二丁拳銃。
右手用のアイボリーは連射性能に、左手用のエボニーは精密射撃に特化している。
コルトガバメント45口径をベースに大幅なカスタムが施されており、常人では到底扱えない化物拳銃。
ダンテの強靭な肉体があってこそ、片手での乱射という無茶が可能な代物である。
『リベリオン』
かつて魔剣士スパーダが使用した魔剣の一振りで、ダンテもまた愛用する大剣。
鍔に当たる箇所に髑髏の彫刻がなされた、銀一色の剣。
特別抜きん出た能力はないが、強力な魔力を秘めた非常にバランスのいい武器。
ダンテの奥の手である魔人化を果たすための重要なトリガーでもある。
普段は背中に背負っているが、人通りの多いところを通る場合などではギターケースに入れて持ち歩くこともある。
【能力・技能】
屈指のデビルハンターとして、卓越した剣技と銃の腕前を持つ。
また、悪魔の力を持つハーフの為に常人を大きく超える力がある。
高い耐久力を持ち、剣で胴体を串刺しにされたり額を撃ち抜かれても、簡単には死なない。
『魔人化(デビルトリガー)』
内に眠る悪魔の力を引き出し魔人に変身する、ダンテの切り札。
変身中は身体能力及び治癒力が増す他、武器にオーラを纏わせその威力を通常時よりも更に高める。
ただし発動及び維持には多量の魔力が必要であり、変身を維持するのに必要な魔力が無くなると自動的に解除されてしまう。
【人物背景】
便利屋『デビルメイクライ』を営む、真紅のコートをトレードマークにした銀髪の伊達男。
しかしその裏では、悪魔を狩るデビルハンターとしての仕事を受け持つ魔剣士でもある。
二千年前に魔界の帝王ムンドゥスとその軍勢から世界を救ったとされる伝説の悪魔スパーダと、人間の娘エヴァの間に生まれた子。
偉大なる父の息子として、彼から受け継いだ力を誰よりも誇りにしている。
飄々とした性格で軽口を叩く場面が多いが、義を重んじる相手には例え敵であっても労わるなど、その芯はしっかりとした魂の持ち主。
かつては若さ故に自分の力を持て余している感もあったが、双子の兄バージルとの激突や
同じデビルハンターであるレディとの出会いを経て、心身共に大きく成長を果たしている。
【方針】
この聖杯戦争に裏がないか、聖杯以外の目的が本当にないのかを確かめる。
裏があった場合はその存在を暴き、無い場合にはひとまずモードレッドの願いの為に戦う。
積極的に自分から仕掛けるつもりはないが、かかってくる相手を避けるつもりもない。
最終更新:2015年12月08日 01:26