【マスター】
ニコラ・テスラ@黄雷のガクトゥーン

【マスターとしての願い】
聖杯戦争そのものの破壊。

【weapon】
フランクリン機械帯・フランクリン機械腕:
テスラの雷電能力を制御し、時に拡大応用させる碩学機械式ベルト。

電界の剣:
周囲に浮かぶ5本の剣状の発光体を操る。
その核は深淵の鍵と呼ばれ、その正体は黒の王(ニャルラトテップ)の暗黒物質そのもの。神々の残骸である。

【能力・技能】
バリツ:
遠い過去に友より学んだ武技であるとのこと。よく分からんがすごい。

碩学:
電気学を修めた天才碩学。
《蒸気王》チャールズ・バベッジと《雷電公》ベンジャミン・フランクリンに師事した彼は世界でも最高峰の頭脳を持つ。

雷電魔人:
あらゆる電気・電力・電子を操るという異能。
雷の鳳と呼ばれる新大陸の祖霊から与えられた永劫の呪詛にして祝福。いわば神霊の権能そのものである。
亜光速による移動、大都市全域をカバーする索敵能力、電送による時間軸すら超越する特殊回避、雷化による透過、他者の精神操作、キロ単位の空間転移、電磁力による虚空跳躍、強靭な再生能力、完全な0秒思考に相当する高速思考と応用範囲は広い。専ら使われるのは雷電による攻撃。
雷電の一つ一つが神霊級の魔力行使であり、十万都市さえ鏖殺する黄金王や惑星をも滅ぼし尽くすクトゥルーの神体《星砕きし水の塊》すら一撃で打ち砕く。それは相手が非実体でも例外とはならない。
本来であるならば世界に存在しないはずの幻想である彼は人との縁が無ければ即座に消滅する運命にあるが、本聖杯戦争においては電脳世界であるからか、何かの力が働いているからか、それとも《世界の外側》にあるからか。理由は分からないが存在の確立に問題はない模様。
ただし、その影響か現在はある程度の制限がかけられている模様。

《世界介入》:
基底現実を限定的に書き換える、云わば世界改変能力の一種。
元から保有する再生能力と相まって、例え全身を砕かれ霊核を抹消され存在否定の咒を重ねがけされようと平然と復活できる。
ただし本聖杯戦争では上手く機能していない模様。

電気騎士:
第3次テスラ・コイル実験の折にテスラが製作した巨大な戦闘機械人形であり、雷の鳳が残した永遠の呪いの一つ。
普段は世界の果てに隠しており、フランクリン機械帯に5本の“深淵の鍵”を差し込むことで呼び出すことができる。
大味すぎる設計がたたってちゃんと完成しておらず、理論上は如何なる動力を以てしても動かすことができないが、テスラ自身が動力となることで、初めて“神経が通った”状態となって稼働する。
機械として動いているのではなく、テスラの電気エネルギーを全身に巡らせて無理矢理に動かしているだけ。
騎士の全身をかけ巡る雷電の擬似神経を動かすには弛まぬ集中が必要となり、雷電の身でなければ刹那の内に絶命してしまう。
雷電魔人としての権能を極限まで増幅させ、十万都市を鏖殺する薔薇の視線を更に億倍強化した攻撃すら防ぐ毎秒2万枚の雷電防御膜を構築し、専用の武装を獲得する。
基本的に対人や等身大の相手には使わず、超質量の存在と相対する場合にのみ使用する。
本聖杯戦争においては呼び出す際の消耗が上昇している。

【人物背景】
狂気なりし雷電王。正義を為すために世界中の犯罪組織を潰して回る怪人物《白い男》その人。
天才碩学であり、少年時代にはカダス北央帝国にて《蒸気王》チャールズ・バベッジに多くを学び、その後合衆国に渡り《雷電公》ベンジャミン・フランクリンに師事する。
20歳の時に行ったフランクリン雷電実験の際に雷の鳳に接触。かの存在に無限の正義を為すことを誓い、鳳の呪いを一身に受けた。
そして1902年、ニューヨーク現象数式実験を阻むために《時計人間》ロード・アヴァン・エジソンに戦いを挑むも敗北、アルカトラズ時間牢獄に囚われる。
正義を為せなかった自分に生きる価値はないと時間牢獄の中でうなだれていたが、そこを訪れた黄金に輝く薔薇の魔女に叱咤・激励されたことで奮起。
自身の助けられなかった数百万の100倍の人々を助けると誓い、活動を開始。最初に《血塗られた舌》と呼ばれる邪神崇拝集団を壊滅させた。

「私は貴女より祝福を賜った。
 なれば、私は、此より先は何者にも屈しはしない」
「たとえ、万象が立ち塞がろうとも」

ちなみに御年92歳である。

【方針】
聖杯戦争の破壊。

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最終更新:2016年01月01日 18:21