ムハージルーンとはイギリスに拠点をおくイスラム組織、アルムハジルーン、ムハジルンとも。イスラム解放党の分派。2005/07にロンドンで起こったテロの影響で、どちらの組織もイギリス内での活動を禁止された。


イスラム風刺漫画問題 テロ誘発の動き強まる 抗議激化、収束気配なし(2006/02/07)

英国に拠点を置くイスラム過激組織「アルムハジルーン」の指導者、オマル・バクリ・モハメド師は六日、BBCラジオとのインタビューで「預言者を侮辱した者は誰であろうと処刑されなければならない」と述べるなど、テロを誘発するような動きも強まっている。

<オマル・バクリ師>英国が永住許可取り消し、再入国拒否(2005/08/12)

英内務省は12日、イスラム過激派組織「アル・ムハジルーン」を英国で創設し、レバノン捜査当局に11日逮捕された聖職者、オマル・バクリ師の英国の永住許可を取り消し、再入国を認めないと発表した。同時爆破テロ後の治安対策の一環として、入国管理基準を強化した結果とみられる。(毎日新聞) - 8月12日22時53分更新

英内の外国人10人を追放へ、国家安全保障損ねると(2005/08/11)

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21:59 JST
  • CNN/REUTERS/AP

ロンドン――クラーク英内相は11日、国家安全保障上、危険と判断した英国内の外国人10人を拘束、国外追放する、と発表した。移民関連法案に基づくもので、公共の秩序維持に損ねる恐れがある人物としている。

国籍や氏名、関係している組織、英滞在の期間などは公表しなかった。拘束は11日としている。出身国などと協議、追放した場合、拷問(ごうもん)や虐待に直面しないことを確認次第、追放する、と述べた。

ロイター通信によると、人権擁護活動に参加する英の弁護士は、英当局が、国際テロ組織アルカイダとつながりがあると疑い、ヨルダンでのテロ行為への関与を指摘する同国出身の人物が含まれている可能性がある、と述べた。

ブレア英首相は8月5日、先月2度起きた同時爆破テロを受け、憎悪を煽り、暴力を奨励するような外国人過激派らを国外追放処分とする新たなテロ対策を検討する方針を発表している。

テロ思想を扇動したとして、イスラム系2組織の国内での活動を禁止する、とも指摘。この2組織は、「ヒズブ・アッタフリール(解放党)」と、同組織から分派した「アルムハジルーン(移民)」。

過激思想を広めているウェブサイト、書店や組織の一覧も作成するとも述べた。イスラム過激派に対抗するため、必要なら国内の人権擁護関連法も修正する、との決意も表明している。

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最終更新:2014年08月30日 03:38