ロンドン・テロ:英メディア報道にイスラム社会反発
イスラム組織「ヒズブアッタハリル(解放党)」の地元代表、ユーニス・アスラムさん(31)は「メディアは偏見のかたまりだ」と憤る。同組織は「過激派」としてメディアに紹介され、シェヘザド・タンウィール容疑者(22)らを「勧誘した」とも報じられた。
しかし、アスラムさんは「我々は非暴力がモットーで、テロを非難している。私はこの地域で8~9年活動しているが、3人を全く知らなかった」と関与を否定した。同組織は
ウズベキスタンでは非合法化されているが、英では政治集会などを開いている。
リーズのイスラム社会は事件ですっかり有名になり、教徒への投石や嫌がらせなどが時折起きている。地元モスクのザヘル・ビラウィ代表(44)は「多くの新聞がイスラムのことを悪く書くので、憎悪感情があおられている。教徒たちはメディアの標的にされているとも感じ、不快な気分に陥っている」と語った。
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最終更新:2013年05月21日 16:51