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【機動特派員・牧野愛博】米軍が北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、イージス艦を下北半島東側とグアム近海に配備したことがわかった。弾道ミサイルが日本列島を飛び越え、ハワイかグアムに向かうと分析した結果だという。北朝鮮の弾道ミサイルが本州を通過すれば、2009年4月の長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の発射実験以来となる。
日米韓の政府関係筋が明らかにした。米国は北朝鮮が3日以降、平壌市山陰洞(サンウムドン)の兵器工場から中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程3千キロ以上)2基を列車に載せて日本海側に移動させた事実を確認した。
ムスダン2基は現在、移動発射台に積載された状態で北朝鮮東部の江原道旗対嶺(カンウォンドキッテリョン)のミサイル基地付近に配備されている模様だ。米国などの情報衛星は詳しい位置を把握しておらず、日米韓はムスダンの動向の把握に全力を挙げている。