Y-12とは、アメリカのテネシー州オークリッジにありY-12国家安全保障複合施設などとも呼ばれる。ウランの鑑定を主に行っているらしい。


リビアから引き渡し、核開発関連機器を米が初公開(読売新聞)(2004/03/16)

 【オークリッジ(米テネシー州)=笹沢教一】米エネルギー省は15日、テネシー州オークリッジのY-12国家安全保障複合施設で、リビアが米国に引き渡した核開発関連機器を報道陣に初めて公開した。

 公開されたのは、今年1月に米国へ空輸された核関連機器のうち、機密扱いを解除されたウラン濃縮用ガス遠心分離器のアルミ筒12本や台座、ガス導入管、外部冷却管などの部品一式。組み立てると、パキスタンの核技術を基にした「P1型」という高さ約2メートルの比較的古いタイプの遠心分離器になる。

 リビアはこれらのうち一部を組み立て、ウラン濃縮施設に設置したと見られるが、引き渡されたP1の部品は使用前のもので、使用した形跡は見られないという。

関連項目
名前:
コメント:
最終更新:2013年09月23日 13:17