朱成虎とは、中国の軍人、元国防大防務学院院長。2005年の「台湾海峡紛争に介入なら核使用も」の発言は日本のメディアでも、その後もしばしば取り上げられた。


※その他の報道はニュース系サーチエンジン2003~(朱成虎)でチェック。

EEZでの米偵察、「不信生む」とけん制 NYで中国軍幹部(2013/03/15 共同)

 中国軍の朱成虎・国防大学防務学院院長(少将)は14日、ニューヨークでのシンポジウムで米国が中国の排他的経済水域(EEZ)で偵察活動を行っているとし、「こうした活動は国家間の不信を生む可能性がある」とけん制した。

 偵察の具体的内容には言及しなかったが「米国の対中偵察は、旧ソ連への偵察をしのぐ(規模)との見方もある」と指摘。

 中国は米国のような「直接的で近距離の偵察」は行わないとする一方、他国が対中偵察を行うなら「対抗措置」として、それらの国への偵察に踏み切る可能性があるとも強調した。

 中国の海軍増強にも触れ「東アジアでは自然災害が頻発し(海軍力を使って)人道支援や災害救助を提供する必要がある」ことも背景にあると述べた。

 シンポはニューヨークの研究・広報機関、アジア・ソサエティーが南シナ海での領有権争いの解決策を議論する目的で開催した。

中国軍将官が次々と大胆発言 存在感を主張?(2010/03/15 産経新聞)

(前略)
国防大学の朱成虎少将は、2月に発売された週刊誌「瞭望」で、米国による台湾への武器売却問題について「米国に『台湾関係法』などが存在していることが問題の本質だ」と指摘。外交交渉を通じ米国に、中国の国益に損害を与える法律を改めさせるべきだと主張した。

 この発言は、中国外務省の対米政策を「弱腰」と批判するネットユーザーの熱烈な支持を受けた。朱少将は05年夏、「米政府が台湾海峡での武力紛争に介入した場合、(中国は)核攻撃も辞さない」と発言したことで注目された。
(後略)

台湾海峡紛争に介入なら核使用も=中国軍当局者、米国に警告-英紙(2005/07/15 時事通信)

 15日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)によると、中国人民解放軍国防大学の朱成虎教授(少将)は外国人記者との会見で、台湾海峡での武力紛争に米国が介入し、中国を攻撃するなら、中国は対米核攻撃に踏み切る用意があると警告した。

 同教授は「もし米軍が中国領土の標的に対してミサイルや精密誘導弾を発射すれば、われわれは核兵器で対抗しなければならないだろう」と語った。この「領土」には中国の艦船や航空機も含まれるという。 (時事通信) - 7月15日11時1分更新

関連項目
名前:
コメント:

タグ:

人名 軍人 中国
最終更新:2013年12月21日 05:20