スティーブ・シャボットとは、
台湾連線(台湾コーカス:台湾支持の米議員の集まり)の会長を務めた事もある。共和党、オハイオ州選出。
米国連邦議会下院外交委員会で韓半島(朝鮮半島)を直接担当するアジア・太平洋小委員会の委員長に、
スティーブ・シャボー議員(オハイオ州選出、共和党)=60=が選ばれた。
シャボー議員は当選9回。下院で長年にわたり中東・北アフリカ委員会を率いてきた人物で、台湾を支持する議員の集まり「台湾コーカス(CTC)」の会長を務めたこともあるが、韓半島問題に対し直接的関心を示したことはあまりない。外交消息筋は「シャボー議員と韓半島の関係は、慰安婦決議案・対
北朝鮮決議案に賛成したという程度。とはいえシャボー議員は、合理的かつ穏健な傾向を有しており、多方面で大きな期待が持てる」と語った。
シャボー議員は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した直後の2011年12月、ブログに「米国や国連の制裁も北朝鮮に大きな影響を与えることはできず、中国だけが北朝鮮を変えられるが、積極的に乗り出してはこないようだ。そのため不幸なことに、北朝鮮の未来はこれまでと特に変わることはないだろう」と記した。またシャボー議員は、北朝鮮の政治犯収容所出身の姜哲煥(カン・チョルファン)北韓戦略センター代表(元本紙記者)が、収容所での暮らしや実情を記録した手記『平壌の水槽』を「私の北朝鮮認識に大きな影響を及ぼした本」と紹介した。
ワシントン=イム・ミンヒョク特派員
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最終更新:2014年01月31日 20:48