黄炳誓(ファン・ビョンソ)とは、
北朝鮮の朝鮮労働党組織指導部副部長。
金第1書記の公開活動 昨年は経済関連が最多(2014/01/14 朝鮮日報)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部が14日公開した資料によると、
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は昨年、2012年の151回より38.4%多い209回の公開活動を行った。
(中略)
一昨年は軍関連が32.5%(49回)、経済が24.5%(37回)などだった。
同行する人物の世代交代も目立つ。12年に同行回数が多かった10人のうち、
崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長(1位、153回)、
張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長(3位、52回)、
金己男(キム・ギナム)党書記(10位、37回)の3人だけが昨年の同行回数10位内に入った。
黄炳誓(
ファン・ビョンソ)党組織指導部副部長(2位、59回)、
朴泰成(パク・テソン)党中央委員会副部長(3位、52回)、
馬元春(マ・ウォンチュン)党財政経理部副部長(5位、47回)、
張正男(チャン・ジョンナム)人民武力部長(5位、47回)、
李永吉(リ・ヨンギル)軍総参謀長(7位、43回)、
金格植(キム・ギョクシク)前軍総参謀長(8位、41回)、
朴正川(パク・ジョンチョン)軍砲兵司令官(9位、37回)の7人は新たに登場した。
(後略)
北序列2位失脚:北で「三池淵グループ」が急浮上(2013/12/13 朝鮮日報)
張成沢氏粛清の前後、金正恩第1書記は白頭山・三池淵に滞在
同行した人物を重用か
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記は、張成沢(チャン・ソンテク)氏粛清の前後、白頭山に近い三池淵(両江道)に滞在した。その後、北朝鮮メディアはにわかに「白頭の血統」を強調するようになり、かつて金正日(キム・ジョンイル)総書記も困難に直面するたび三池淵を訪れたと強調している。金正恩第1書記の三池淵滞在に同行した人々が、新たな実力者グループを形成するだろうという見方もある。
(中略)
金正恩第1書記は、今回の三池淵滞在に同行した人々と粛清について話し合った可能性がある。従って、今回同行した金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長、金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長、ハン・グァンサン財政経理部長、パク・テソン副部長、黄炳誓(ファン・ビョンソ)組織指導部副部長、キム・ビョンホ宣伝扇動部副部長、ホン・ヨンチル機械工業部副部長、マ・ウォンチュン労働党副部長などといった人々が、新たな実力者となる可能性が高い。
このため、いわゆる「三池淵グループ」が新たな実力者グループとして台頭している、という分析がなされている。
関連項目
最終更新:2014年03月03日 00:19