ヤズディ教徒とは、ヤズィーディー派、ヤジーディー派、ヤジード教徒、ヤジド教徒などとも呼ばれ、イスラム教シーア派の一派とされ、イラク北部
シンジャルを中心に約50万人の信仰者がおりクルド人が多いとされる。シーア派や神秘主義、キリスト教、ゾロアスター教などの影響を受けており、悪や罪の存在を否定し悪魔が神に許されたと信じ悪魔をなだめる儀式を行い、天使マラク・ターウースを主神とする事などからイスラム教スンニ派などから邪教とされる。
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イスラム国」から敵視されるようになったのは2007年4月スンニ派男性と結婚するためにヤズディ教徒の17歳の少女がスンニ派に改宗した所ヤズディ教徒の住人から石打され死亡した事件から。「イスラム国」は2007年8月、「ヤジーディー派は反イスラムだ」などとする、攻撃予告のビラを流していた。
関連項目
最終更新:2014年09月02日 02:32