脳内に描いた想像上の装備を、半透明の状態で持ち物に重ねて具現化する能力。
重ねられた装備は外見が変化後のものに変わる。装備変化には1レス使用(変化するロールを混ぜた後、次のロールでは変化している)。
本人が一つのものに傾倒する性質の為具現できるアイテムは少なく、現在具現できるのは以下の二つ。
媒体は振るシャープペンシル。
振ることで石突部分から10cmずつ黒いレイピア状の刃が出る短杖。
この刃は折れてもすぐ出せるが、刃の消費は芯の消費に直結するので無限ではない。
使用できる魔法は現在銀色の波動を剣先に纏わせての刺突と★型弾の放射のみ。
媒体は耳あてである事が多い。
マイクに向かい喋ると、声ではなく声の大きさに対応した衝撃波になる。
これを具現するとき、スピーカーとして黒い半透明の猫耳も生じる。
具現度は想像力依存で、〝明確且つ完全な想像〟さえ出来れば実体化も夢ではない。
だが、〝明確且つ完全な想像〟ができない現状では、媒体にした装備からは直接物理攻撃を繰り出す事は出来ない(つまり杖の鈍器化等は不可能)。
なお、能力使用中は腰の後ろと胸元に半透明の黒いリボン、額の中心に猫の目を模して十字に組んだような光が浮かぶ。