イファの日常
イファの家
イファは町の北西側、アグナス関へと続く街道の門の外側にある。ちょっとした畑と数戸の集落があり、ごくちいさな里になっていて、イファは一応その長にあたる。イファの家は大きくはないが丈夫に作られ、質素ながら丁寧な意匠が凝らされている。数戸の家が耕作などの里の事をやっており、イファの家の面倒も見てくれている。北西の街道筋にはこれ以外の集落がない。
北西は妖魔の入ってくる方角と考えられており、町にとって呪術的な結界が作られている。結界を作ったのは魔法師たちであり、北西は魔法師の場所、町と外の境界で辻にあたる場所とされる。イファの家のあるところはもともと魔法師たちの土地とされていた部分であり、もっとも重要な結界を含んでいる。
門の内側はすぐ広場になっており、町全体の中央に近い。辻と中央が一体化するのが呪術的なフェンティンの特徴とも言える。ここにイファの行きつけの酒場があり、流れの魔法師のための宿、魔法師の会館(鎮守社)がある。門はアグナスへ通じているため現在は交通量が豊富であり、門番によって守られているが、門番はまた魔法の素養を持ち、結界の監視ができる者が担っている。イファの土地は門番の番小屋とも接しており、イファは昼夜問わず、番小屋の中を通って行き来できる。
イファの日常
イファの庵にて朝を迎える(日の出だいぶ前)。朝食はごく軽く(干し果物とか)。
敷地内の弓道場で朝の練習6刻(魔法の練習も行う)。
門番小屋を通って市内へ。鎮守社に参拝し魔法師たちの報告を受ける。その後会館で報告を受け、指示出し。
ヨコロを通って学校へ。午前中は魔法・その他の指導。昼食は学校で皆と同じものを食べている。
午後はフリーでいろいろ。治療院・寺院・役所などへ行くこともある。いろんな催しのプロモーターを行う必要がありその準備など。
夕方には広場の酒場で夕食を摂るか、家で食事して酒場へ行く。酒場では楽しみだけでなくカズミやゾフィ、ジュリあたりと情報交換。また見ず知らずの人から頼みを受けたりすることもある。お湯・温泉など入る日も多い。
日暮れ過ぎに帰宅。読書・就寝。ルィノといろいろ。
年2回はユラノンへ上る。魔法師の大集会に合わせる。発表・報告・人事など。ユラノンへ上る行き帰りは必ずスサにある自分の領土を訪れる。銀龍荘。行き帰りで30~45日はかかる。場合によりイナムを訪問する。
年1回は南方の~~山脈の小さな騎士領を視察する。騎士領とフェンティンの同盟関係を確認しておく。これも30日くらい。
年1回はサマリアを偵察する。自分の魔法の目で見てくる。30日くらい。
なので、年の半分くらいはフェンティンにいない。
フェンティン祭のときは必ずフェンティンにいる。
現在の状況は、
早春:フェンティン祭
春:ユラノンへ
初夏:騎士領へ
夏:基本的にフェンティン
秋:ユラノンへ(スサの収穫と祭)
冬:サマリアへ
イファの収入
- フェンティンの魔法師領からの作物など(日常の用に供し、換金はしない)
- スサからの土地使用料(高くは設定していない)
- 銀龍荘の収入(あまり取っていない。基本的に何かに投資されている)
- silver dragonブランドの収入(投資されている)
- 魔法師として依頼されたことに対する報酬(さまざま。公的なものであればほとんど対価を取っていない(ほとんどを後輩の魔法師に分けている)。私的なものであれば場合によるが相当の対価を要求する(あまり受けない))。
- いわゆる袖の下(give and takeの形を取るようにして、金銭を授受することは避けている)。
- 授業料(そんな取らない)。
- 投資からの収入。船舶による輸送・商売が多い。魔法的なもので輸送の危険を大幅に減らせるためにとても儲かる。あまり儲からないがイクスに投資してフィミカでの商売をやっている。
イファの支出
フェンティンという町の成り立ち
自然に対して謙虚であれ
これがフェンティンの町の基本理念。言葉にはならないが、無意識のうちに住民に浸透している。
音の響く町
谷に反響して場所によって多彩にこだまする独特の地形。すべての谷に反響するところに町の聖地があり、神社になっている。
魔法使いの土地
魔法の力が強く、昔から多くの魔法使いを生み出してきた。魔法は音によって伝達・指導され、互いの声に声を重ねてその場限りのハーモニーを作ることによって二人の魔法感覚をシンクロさせる手法が多く用いられてきた。この手法は住民の中にも伝わっており、魔法とは一見関係ないところで、とくに祭りにおいて見られる。
寒冷な気候
厳しい寒さと深い雪に耐えなければならない。家屋は木と土によって密閉性が強く作られる。床は少しだけ土から浮かし、冷たい土から離れるようになっている。火そのものより火で暖められた空気の方が暖房に有用であることがよく理解されており、オンドルに似た、かまどや風呂の火で暖められた空気が床下から建物全体を暖める仕組みが作られていることがある。毛布・じゅうたん・わらなどが防寒に使われる。酪農・遊牧は行われるが、冬には家畜の防寒につとめないとならない。夏の気温も高くなく、農業は高度な計画性が必要で、灌漑は水を暖めるシステムを必要とする。
逃亡者の町
全くの最初は帝国南方から逃れてきた人々が切り開いた土地だった。初期は閉鎖的・防衛的であった。しかし彼らは困難な地に集落を作るという信念を持っていた。宗教都市・交易都市としての性格をもつにつれ防衛的性格は薄れたが、いまでも芯の部分にはゆずれない硬いものを感じさせる。
家と自由恋愛
7つの沢(サコ)と低地アジール
不可触民としての魔導師
僧と魔導師の関連について。東北セクレア地域ではエルノミネス系の僧と魔導師/イリディアが習合している。魔導師はフェンティンやイナムをルーツに持ち、土着の信仰をベースとした自然崇拝に近い信仰である(神道に近い雰囲気)。魔導師は鎮守社を建てる。魔導師は基本的に遍歴を重ねる。
大商人とその名残
イクス君がらみ。カズミとかも。
山の道とイリディアの手引き
山岳騎馬民族にとってのみ踏破できる移動ルートがある。それはタリアから闇の森~霧の森を通りメルント山脈やイナム島まで至る。森林や山岳であり、道は一定でなくよく整備され訓練された騎馬でないと走行は難しい。しかも魔法の力がかなり強いいわゆる魔法ベルト地帯であり、いたるところに火山由来の噴気孔や毒泉があり、魔法に長けた案内人やイリディアの力がないと通るのは困難である。
霧の森は「魔法使いの道」とも呼ばれ、貴重な山岳鉱物や植物も得られる。
アグナス関攻略のとき、イファの弓術隊はこのルートを用いて関の側面攻撃を可能にした。このルートは南方にとって未知のものであった。
(イファはアグナス攻略後、部隊を分けている。つまり「宝に満ちた町、が良いのか、蜜の流るる土地、が良いのか」と問うた。前者は交易で栄えていたリシェットで、後者はフェンティンのこと。※イファは部隊がフェンティンの略奪に走らないように細心の注意を払っている)。
中世日本と対比して考えると考えやすい
中世日本ではルリアさんが世界に対して活躍できるようになるとは思えない。なぜか。
カギは個人主義的発想と魔法
魔法とは何か
妖精の特質「自分たちが住みやすくするように環境を変えていく」
魔法の力を強くするように働く
その結果人にとっても住みやすい世界が出現する
(妖精個々人で住みやすい環境は微妙に異なるが)
イファの本質も妖精的であることに気をつける。イファの行動原理。
エピソード
南方の一貴族から「冒険者」に依頼。依頼内容はくわしくは明かされない。
貴族は現在フェンティンの某富豪宅にあるカゾリフの胸像が自分のところからの盗品ではないかと考えている。しかし確証がとれない。冒険者にその証拠になるものを盗ませようという考えであるらしかった。
イファはそもそもその胸像が南へ流出したことが盗難であったと考えている。
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最終更新:2008年02月28日 20:23