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独自兵器の開発 レオドールの開発 - (2009/10/05 (月) 23:51:40) の最新版との変更点

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*独自兵器の開発 *魔法使い護衛用ゴーレム レオドール #image(304_1.png,height=322,width=464) **レオドールについて レオドールは装甲が無いに等しいゴロネコ藩国の魔法使い達を戦闘時に敵の攻撃から守るために開発された、護衛用の獅子型ゴーレムである。 **設計思想  ***自走する巨大な盾 ***極力簡易化、単機能化 ***白魔法の精神に従い世界に悪影響を与えない技術を目指す。 **設計仕様 ***動力 随伴する魔法使いの魔力 ***材質 青銅製(表面はウールを使用した人工毛皮) ***移動速度 通常の歩兵並 ***悪路走破能力 歩兵に出来る限り追随出来る性能を目指す。 ***攻撃能力 なし ***防御能力 青銅と人工毛皮の2重構造に加えて、白魔法の技術を使い魔法的な守りを付加する。 ***その他特記能力 なし #flash(http://www8.atpages.jp/goroneko/swf/ld-mv1.swf,height=400,width=400) **開発経緯  戦闘時に装甲がないに等しいために常に危険と隣り合わせの状態にあったゴロネコ藩国の魔法使い達。 色々な対策方法が検討されたが最終的に採用となったのは次のような案である。 先ずは装甲が何で構成されているかと言うと、耐久と体格であるつまりは、頑丈で大きなものは装甲は高くなる。 単純に言って巨大な盾で身を守れば良いのだが、基本的に大きくなればなるほど、また頑丈な材質を使えば使うだけ重くなっていき、十分な効果を得るほど巨大な盾となると人間では持ち運び出来ない重量となってしまう。 この問題を解決するために盾に自走機能を付ける事で、魔法使いに追随し護衛する事を可能としたのが本案のゴーレムと言う形体である。 **計画変更、拡張 開発途中に白魔法学校での養成を終えた白魔法使いが誕生した。 この白魔法使い達は本計画とは別系統で守りの魔法の研究を進めてかなりの成功を修めていた。 これは装甲不足が相当深刻な状態となっていたため、複数の方式を模索して研究を進める事で、一つの案が失敗したとしても、他の案でカバーする事を想定していたためである。 ともあれ白魔法使い達の防御魔法の成功により本機の計画は既に無用なのではないかとの意見も出たが、最終的には逆に白魔法使い達の成功を本機にフィードバックする事で、より高い装甲を目指すと言う決定がなされた。 **白魔法学校との連携 白魔法学校で学ぶ魔法使い達に開発協力を依頼し、白魔法の理念に合うように世界に悪い影響を与えない技術を目指す。 その結果として実戦に使えない低性能になったとしても、完成しなかったとしても白魔法の理念を優先するものとする。 **技術の拡散制限 本機の開発で得られた技術については藩国政府の管轄とし、攻撃目的での使用、または白魔法の理念に反する世界に危険が伴うような使用法を禁ずるものとする。 **簡易化、単機能化 ゴーレムの開発は新規の技術であり、いきなり高度で多機能のものを作ろうとしても難しいのみならず暴走等の危険があると考えられる。 上記の対策として機能を可能な限り少なくし安定度を重視した設計を行う事にする。 これは無理して多機能を狙い危険な技術を使用するより単機能のシンプルな設計の方がリスクが低いからである。 加えて設計の簡易化は生産性、整備性、運用コストの低減にも有効でありこれらの効果も視野にいれ積極的に各コストの軽減に努める。 また単機能機を実際に運用し必要な機能のデータと開発のノウハウを得た上で需要に合わせ次世代機を開発するという選択肢も有効であると考えられる。 **攻撃能力の廃止 敵を撃破する攻撃能力については基本的には無いものとする。 状況によって前足や体当たりでのあくまで防御的な遅滞行為としての行動阻害程度は防御行動の一環として可能なものとする。 通常攻撃能力を持たない機体では防御的な運用も不可能であるが(無視して素通りすればそれで終わるため) 本機の場合は常に随伴する魔法使い達が高い火力を持つため、連携を取った上で魔法使いが火力を使用する想定で問題点に対応している。 攻撃能力の廃止の目的は以下のようなものである。 ・攻撃武装の重量が無くなった分、装甲を増す。 ・攻撃に必要な素早く繊細な動作を省く事で制御面や構造面を簡易化する。 ・万一魔術的なハッキング等を受けた場合の被害を局限する。 **防御性能 白魔法使いと白魔法学校の協力を得て、白魔法の優れた防御能力を応用し、最外部の繊維装甲(人工毛皮)と青銅製の装甲を魔法的に強化する。 青銅装甲に守りの言葉や紋様を刻む、守りの力のある聖水や呪具等を仕込むなどの魔法的な処置を行う。 装甲強化の範囲は可能な限り、運用コストに悪影響を与えない範囲で行う事を目指す、 これは例え高性能になってもコストが高くなって同時運用出来る機数が減少しては部隊としての性能は低下してしまうためである。 **移動性能 歩兵と共に行動する前提で高速移動よりも狭い地形、起伏の多い地形への対応能力を求める。 四足型とする事で車両等に比較した場合に小回りが利き、高低差への対応能力を高めている。 **随伴者の魔力を動力に 随伴する魔法使いの魔力を動力とする。 額にある青い鉱石を通じて魔力を提供する。 優れた魔法使いであれば複数の機体を同時に動かせる事を目指す。 **制御方法は非自律型 行動の制御は随伴し動力として魔力を与える魔法使いが行う。 額にある青い鉱石に制御する魔法使いが自分の名前を直接刻む必要があり、刻んだ本人以外の制御は受け付けない。 **材質 本体の材質は青銅製である。 当初は生物資源利用のために木製のウッドゴーレムが計画されていたが、森の消滅で生物資源が不足する事態となったので、神話の時代よりこの種の人形に用いられてきた青銅を使用するブロンズゴーレムに変更された。 また青銅は鉄と比較しても低いテックレベルでの加工が可能である事から、低物理域を前提とする魔法兵器との相性は良いとの考えもある。 青銅装甲の外面にはウール製の人工毛皮が施されている、これは衝撃分散の効果もあるが、儀装や魔法的な形態模倣としての意味合いの方が大きい。 **デザイン、形状 形状が四脚型なのは車両型と比較した場合に速度は劣るが、小回りが利く点と高低差への対応能力が増す事から歩兵へ随伴する前提であれば相対的に有利なためである。 また二脚型と比較した場合は姿勢制御の安定性に優れているので、より重装甲化が可能であり、攻撃を受けた場合の制御にも優れるので攻撃を受け止める前提での運用としては有効だと考えられる。 獅子を模したデザインは魔法における形体模倣、つまり形の似るものは性質も似ると言う理論のためであり。 獅子の形が採用されたのは雄獅子が戦うのは家族を守るためである事から、攻撃能力を持たない仲間を守るための防御用のゴーレムに相応しいとの考えからである。 実際の雄獅子の習性はどうあれ、開発者がそう信じて設計を行ったのであろう。 #ref(121.png) ゴロネコ藩国の独自兵器レオドール。 魔法使いの魔力でコントロールし、魔法使いの壁として活躍している。(魔法使いの魔力が無ければ動けない) 修練した魔法使い出ないと動かすのはやや難しい… …ここはレオドールを動かすために修練をする場所。 教官「修練をはじめます。魔力を練りレオドールの額のクリスタルに注入…コントロールをとります。」 魔法使い「はい!よろしくお願いします!」 教官「レオドールは一度魔力を注入した魔法使いの魔力にしか反応しない。コントロールミスがあった場合まわりの皆がフォローするように。」 教官はちらりと熟年の魔法使いに視線をおくり頷いた。 教官「では、今日は実戦に近い修練を行います。レオドールをコントロールし、一対一。レオドールの額のクリスタルを割りコントロールを止めたほうが勝利とします。組み分けは先程配ったプリントを見てください。準備ができしだい始めます。」 修練所…レオドールはそれなりにデカイ。コントロールミスは致命的になるため(レオドールは地上専用機)近くにフォローをするために熟年の魔法使いがレオドールで待機している。場所も市街地、人目のつくところから外れ、軍事機密保護のためマジカルポリスと連携して厳重に警備されている(長老様とも連携)。 両魔法使いが精神を集中しレオドールのクリスタルに魔力を注入しはじめる… 教官「……よし!始め!」 レオドールが突進しあい重低音が響く。(でも守備重視で作られてるためレオドールはやや動きは遅い) 榊聖「おす。」 教官「なっ!藩王さま…」 榊聖「見にきたよ。」 教官「…また抜けてきたんですか(汗)」 榊聖「うんにゃ?」 そう言うと親指で後ろを指した。 YOT「突然申し訳ない。」 YOT、アム、ウルが続いてでてきた。 榊聖「レオドールをもふりに…」 YOT「レオドールの修練風景を視察にきました。」 教官「はぁ…」 アム「ぬ!」 アムの視線の先にはコントロールを失ったレオドールがこちらにふらふらしながら近づいてくる。 ウル「Σ」 教官「大丈夫です。」 熟年の魔法使い「……」 榊聖達の前にいる教官がそう言うと熟年の魔法使いがコントロールするレオドールが素早くコントロールを失ったレオドールを支える。 アム「おお…」 YOT「見事です!」 教官「しまった…勝負ついていたのか…」 教官が他のまわりにいる教官達に少し睨まれそうになったが榊聖達の姿を見て慌てて会釈をした。 榊聖「突然ごめんね?そのまま続けてください。」 魔法使い達も気付き始めたが、その言葉と教官達の睨みで再開する。 ウル「ほほぅ…」 アム「まわりの警備もそうでござるが、警備や指導も厳しくやっているみたいでござるな…」 アムとウルはまわりを感心しながら見ている。 YOT「先程のレオドールのさばき方見事でした…。」 YOTは先程のレオドールをコントロールしていた熟年の魔法使いを見ながらそう言った。どこかで見たことある顔だ…。 レオドールの修練も後半に入っていた。 動きは若干鈍いが装甲はなかなかあるみたいだ(攻撃力は魔法使いのコントロール任せ)、重低音の迫力のある音があたりに響く。見た目は獅子、でも額にクリスタルがあるためカーンバルクみたいで可愛い。(こだわって植物性繊維でもふもふの体毛もある) 榊聖「もふりたい…(小声)」 YOT「は?」 ウル「ふむふむ。最初の以外はフォローいらずにすんでますね。」 榊聖「修練の状況はどう?」 教官「今のところ問題はないです。直に実戦配備できると思います。」 榊聖「…そう」 教官「なにか?」 榊聖「平和を目指すために兵器を造る…ってなんかね…」 教官「…お気持ち、お察しします。」 YOT「近い感覚かも知れませんが……以前TLOの質問を武田がした時ブータ先生に…『技術が悪いのではない。心が悪いのだ』と言われました…」 アムが頷きながら アム「要は我々がしっかりやれば良いのでござる」 ウル「しっかりか…簡単に聞こえて難しい響きだなぁ(汗)」 YOT「がんばりましょう?」 YOTは満念の笑みで答えた。アムも微笑している。 榊聖「うん。がんばろっと」(笑顔) 榊聖はそう言と、小さくガッツポーズをした… その様子を見ていた熟年の魔法使いもにっこりしていた。
*独自兵器の開発 L:レオドール = {  t:名称 = レオドール(自律兵器)  t:評価 = 体格35,筋力14,耐久力35,外見6,敏捷4,器用9,感覚9,知識12,幸運3  t:特殊 = {   *レオドールのNPCカテゴリ = ,,自律兵器。   *レオドールの乗り物カテゴリ = ,,人騎兵。   *レオドールのイベント時燃料消費 = ,,(戦闘イベント参加時)燃料-3万t。   *レオドールのイベント時資源消費 = ,,(戦闘イベント参加時)資源-2万t。   *レオドールの必要随伴者数 = ,,1機につき随伴者1名。   *レオドールの随伴者資格 = ,,位置づけ(理力系)。   *レオドールの人機数 = ,,15人機。   *レオドールの整備時人機数 = ,,5人機。   *レオドールのアタックランク = ,,AR10。   *レオドールの防御補正 = ,条件発動,防御、評価+5。 }  t:→次のアイドレス = 戦闘ゴーレムの開発(イベント),汎用ゴーレムの開発(イベント),守護神の開発(イベント),ゴーレムマスター(職業) } *魔法使い護衛用ゴーレム レオドール #image(304_1.png,height=322,width=464) **レオドールについて レオドールは装甲が無いに等しいゴロネコ藩国の魔法使い達を戦闘時に敵の攻撃から守るために開発された、護衛用の獅子型ゴーレムである。 **設計思想  ***自走する巨大な盾 ***極力簡易化、単機能化 ***白魔法の精神に従い世界に悪影響を与えない技術を目指す。 **設計仕様 ***動力 随伴する魔法使いの魔力 ***材質 青銅製(表面はウールを使用した人工毛皮) ***移動速度 通常の歩兵並 ***悪路走破能力 歩兵に出来る限り追随出来る性能を目指す。 ***攻撃能力 なし ***防御能力 青銅と人工毛皮の2重構造に加えて、白魔法の技術を使い魔法的な守りを付加する。 ***その他特記能力 なし #flash(http://www8.atpages.jp/goroneko/swf/ld-mv1.swf,height=400,width=400) **開発経緯  戦闘時に装甲がないに等しいために常に危険と隣り合わせの状態にあったゴロネコ藩国の魔法使い達。 色々な対策方法が検討されたが最終的に採用となったのは次のような案である。 先ずは装甲が何で構成されているかと言うと、耐久と体格であるつまりは、頑丈で大きなものは装甲は高くなる。 単純に言って巨大な盾で身を守れば良いのだが、基本的に大きくなればなるほど、また頑丈な材質を使えば使うだけ重くなっていき、十分な効果を得るほど巨大な盾となると人間では持ち運び出来ない重量となってしまう。 この問題を解決するために盾に自走機能を付ける事で、魔法使いに追随し護衛する事を可能としたのが本案のゴーレムと言う形体である。 **計画変更、拡張 開発途中に白魔法学校での養成を終えた白魔法使いが誕生している。 この白魔法使い達は本計画とは別系統で守りの魔法の研究を進めてかなりの成功を修めていた。 これは装甲不足が相当深刻な状態となっていたため、複数の方式を模索して研究を進める事で、一つの案が失敗したとしても、他の案でカバーする事を想定していたためである。 ともあれ白魔法使い達の防御魔法の成功により本機の計画は既に無用なのではないかとの意見も出たが、最終的には逆に白魔法使い達の成功を本機にフィードバックする事で、より高い装甲を目指すと言う決定がなされた。 **白魔法学校との連携 白魔法学校で学ぶ魔法使い達に開発協力を依頼し、白魔法の理念に合うように世界に悪い影響を与えない技術を目指す。 その結果として実戦に使えない低性能になったとしても、完成しなかったとしても白魔法の理念を優先するものとする。 **技術の拡散制限 本機の開発で得られた技術については藩国政府の管轄とし、攻撃目的での使用、または白魔法の理念に反する世界に危険が伴うような使用法を禁ずるものとする。 **簡易化、単機能化 ゴーレムの開発は新規の技術であり、いきなり高度で多機能のものを作ろうとしても難しいのみならず暴走等の危険があると考えられる。 上記の対策として機能を可能な限り少なくし安定度を重視した設計を行う事にする。 これは無理して多機能を狙い危険な技術を使用するより単機能のシンプルな設計の方がリスクが低いからである。 加えて設計の簡易化は生産性、整備性、運用コストの低減にも有効でありこれらの効果も視野にいれ積極的に各コストの軽減に努める。 また単機能機を実際に運用し必要な機能のデータと開発のノウハウを得た上で需要に合わせ次世代機を開発するという選択肢も有効であると考えられる。 **攻撃能力の廃止 敵を撃破する攻撃能力については基本的には無いものとする。 状況によって前足や体当たりでのあくまで防御的な遅滞行為としての行動阻害程度は防御行動の一環として可能なものとする。 通常攻撃能力を持たない機体では防御的な運用も不可能であるが(無視して素通りすればそれで終わるため) 本機の場合は常に随伴する魔法使い達が高い火力を持つため、連携を取った上で魔法使いが火力を使用する想定で問題点に対応している。 攻撃能力の廃止の目的は以下のようなものである。 ・攻撃武装の重量が無くなった分、装甲を増す。 ・攻撃に必要な素早く繊細な動作を省く事で制御面や構造面を簡易化する。 ・万一魔術的なハッキング等を受けた場合の被害を局限する。 **防御性能 白魔法使いと白魔法学校の協力を得て、白魔法の優れた防御能力を応用し、最外部の繊維装甲(人工毛皮)と青銅製の装甲を魔法的に強化する。 青銅装甲に守りの言葉や紋様を刻む、守りの力のある聖水や呪具等を仕込むなどの魔法的な処置を行う。 装甲強化の範囲は可能な限り、運用コストに悪影響を与えない範囲で行う事を目指す、 これは例え高性能になってもコストが高くなって同時運用出来る機数が減少しては部隊としての性能は低下してしまうためである。 **移動性能 歩兵と共に行動する前提で高速移動よりも狭い地形、起伏の多い地形への対応能力を求める。 四足型とする事で車両等に比較した場合に小回りが利き、高低差への対応能力を高めている。 **随伴者の魔力を動力に 随伴する魔法使いの魔力を動力とする。 額にある青い鉱石を通じて魔力を提供する。 優れた魔法使いであれば複数の機体を同時に動かせる事を目指す。 **制御方法は非自律型 行動の制御は随伴し動力として魔力を与える魔法使いが行う。 額にある青い鉱石に制御する魔法使いが自分の名前を直接刻む必要があり、刻んだ本人以外の制御は受け付けない。 **材質 本体の材質は青銅製である。 当初は生物資源利用のために木製のウッドゴーレムが計画されていたが、森の消滅で生物資源が不足する事態となったので、神話の時代よりこの種の人形に用いられてきた青銅を使用するブロンズゴーレムに変更された。 また青銅は鉄と比較しても低いテックレベルでの加工が可能である事から、低物理域を前提とする魔法兵器との相性は良いとの考えもある。 青銅装甲の外面にはウール製の人工毛皮が施されている、これは衝撃分散の効果もあるが、儀装や魔法的な形態模倣としての意味合いの方が大きい。 **デザイン、形状 形状が四脚型なのは車両型と比較した場合に速度は劣るが、小回りが利く点と高低差への対応能力が増す事から歩兵へ随伴する前提であれば相対的に有利なためである。 また二脚型と比較した場合は姿勢制御の安定性に優れているので、より重装甲化が可能であり、攻撃を受けた場合の制御にも優れるので攻撃を受け止める前提での運用としては有効だと考えられる。 獅子を模したデザインは魔法における形体模倣、つまり形の似るものは性質も似ると言う理論のためであり。 獅子の形が採用されたのは雄獅子が戦うのは家族を守るためである事から、攻撃能力を持たない仲間を守るための防御用のゴーレムに相応しいとの考えからである。 実際の雄獅子の習性はどうあれ、開発者がそう信じて設計を行ったのであろう。 #ref(121.png) ゴロネコ藩国の独自兵器レオドール。 魔法使いの魔力でコントロールし、魔法使いの壁として活躍している。(魔法使いの魔力が無ければ動けない) 修練した魔法使い出ないと動かすのはやや難しい… …ここはレオドールを動かすために修練をする場所。 教官「修練をはじめます。魔力を練りレオドールの額のクリスタルに注入…コントロールをとります。」 魔法使い「はい!よろしくお願いします!」 教官「レオドールは一度魔力を注入した魔法使いの魔力にしか反応しない。コントロールミスがあった場合まわりの皆がフォローするように。」 教官はちらりと熟年の魔法使いに視線をおくり頷いた。 教官「では、今日は実戦に近い修練を行います。レオドールをコントロールし、一対一。レオドールの額のクリスタルを割りコントロールを止めたほうが勝利とします。組み分けは先程配ったプリントを見てください。準備ができしだい始めます。」 修練所…レオドールはそれなりにデカイ。コントロールミスは致命的になるため(レオドールは地上専用機)近くにフォローをするために熟年の魔法使いがレオドールで待機している。場所も市街地、人目のつくところから外れ、軍事機密保護のためマジカルポリスと連携して厳重に警備されている(長老様とも連携)。 両魔法使いが精神を集中しレオドールのクリスタルに魔力を注入しはじめる… 教官「……よし!始め!」 レオドールが突進しあい重低音が響く。(でも守備重視で作られてるためレオドールはやや動きは遅い) 榊聖「おす。」 教官「なっ!藩王さま…」 榊聖「見にきたよ。」 教官「…また抜けてきたんですか(汗)」 榊聖「うんにゃ?」 そう言うと親指で後ろを指した。 YOT「突然申し訳ない。」 YOT、アム、ウルが続いてでてきた。 榊聖「レオドールをもふりに…」 YOT「レオドールの修練風景を視察にきました。」 教官「はぁ…」 アム「ぬ!」 アムの視線の先にはコントロールを失ったレオドールがこちらにふらふらしながら近づいてくる。 ウル「Σ」 教官「大丈夫です。」 熟年の魔法使い「……」 榊聖達の前にいる教官がそう言うと熟年の魔法使いがコントロールするレオドールが素早くコントロールを失ったレオドールを支える。 アム「おお…」 YOT「見事です!」 教官「しまった…勝負ついていたのか…」 教官が他のまわりにいる教官達に少し睨まれそうになったが榊聖達の姿を見て慌てて会釈をした。 榊聖「突然ごめんね?そのまま続けてください。」 魔法使い達も気付き始めたが、その言葉と教官達の睨みで再開する。 ウル「ほほぅ…」 アム「まわりの警備もそうでござるが、警備や指導も厳しくやっているみたいでござるな…」 アムとウルはまわりを感心しながら見ている。 YOT「先程のレオドールのさばき方見事でした…。」 YOTは先程のレオドールをコントロールしていた熟年の魔法使いを見ながらそう言った。どこかで見たことある顔だ…。 レオドールの修練も後半に入っていた。 動きは若干鈍いが装甲はなかなかあるみたいだ(攻撃力は魔法使いのコントロール任せ)、重低音の迫力のある音があたりに響く。見た目は獅子、でも額にクリスタルがあるためカーンバルクみたいで可愛い。(こだわって植物性繊維でもふもふの体毛もある) 榊聖「もふりたい…(小声)」 YOT「は?」 ウル「ふむふむ。最初の以外はフォローいらずにすんでますね。」 榊聖「修練の状況はどう?」 教官「今のところ問題はないです。直に実戦配備できると思います。」 榊聖「…そう」 教官「なにか?」 榊聖「平和を目指すために兵器を造る…ってなんかね…」 教官「…お気持ち、お察しします。」 YOT「近い感覚かも知れませんが……以前TLOの質問を武田がした時ブータ先生に…『技術が悪いのではない。心が悪いのだ』と言われました…」 アムが頷きながら アム「要は我々がしっかりやれば良いのでござる」 ウル「しっかりか…簡単に聞こえて難しい響きだなぁ(汗)」 YOT「がんばりましょう?」 YOTは満念の笑みで答えた。アムも微笑している。 榊聖「うん。がんばろっと」(笑顔) 榊聖はそう言と、小さくガッツポーズをした… その様子を見ていた熟年の魔法使いもにっこりしていた。

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