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整備士+猫妖精+テストパイロット - (2008/03/17 (月) 20:15:44) のソース
**【森国人+整備士+猫妖精+テストパイロット】 要点 |森国人|長い耳・長い髪(男女とも)・やせぎす・皮の服装| |整備士|整備道具・手袋・ツナギ| |猫妖精|猫耳・尻尾| |猫|バインダー・レザージャンパー・飛行ヘルメット| 周辺環境 |森国人|森の中の塔・大水車・一見して森に見える村・河の鉄・高度な瞑想通信| |整備士|整備工場| |猫妖精|なし| |猫|格納庫| 評価 |森国人|体格-1|筋力0|耐久力-1|外見+1|敏捷+1|器用0|感覚+1|知識+1|幸運0| |整備士|体格0|筋力-1|耐久力0|外見0|敏捷-1|器用+1|感覚+1|知識+1|幸運-1| |猫妖精|体格-1|筋力0|耐久力0|外見+1|敏捷+1|器用-1|感覚+1|知識-1|幸運0| |テストパイロット|体格0|筋力-1|耐久力0|外見0|敏捷0|器用+2|感覚+1|知識+1|幸運-1| |評価合計|体格-2|筋力-2|耐久力-2|外見+2|敏捷+1|器用+2|感覚+4|知識+2|幸運-2| 特殊 |整備士|整備行為:この時、整備判定((器用+知識)÷2)を×3.38(評価3)補正することを選択することができる。補正を選択した場合、燃料2万tを消費する。| |猫妖精|コパイロット行為・オペレーター行為| |夜間戦闘行為|この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず-1万tされる。| |白兵戦行為|この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず-1万tされる。| |テストパイロット|I=D、航空機、宇宙船、艦船のパイロットになることが出来る。| 次のアイドレス |森国人|吏族、猫妖精、星見司、理力使い、忍者、整備士、医師、観光地、国歌、寮、食糧生産地| |整備士|森精華(ACE)、名整備士、テストパイロット| |猫妖精|共和国大統領選挙、猫、猫先生、泥棒猫| |テストパイロット|試作機登場(イベント)、独自兵器開発(イベント)| 試作機の操縦性能テストが始まる。 訓練を重ねてきたテストパイロットがレザージャケットにヘルメット姿で格納庫に到着すると、中では技術者たちが試験機の最終チェックを終えていた。 検査項目がリストアップされたバインダー片手に操縦席に乗り込み、テストの手順を確認していく。 「派手に動かす気で行くけど、大丈夫だよね?」 「そのためのテスト。むしろ壊すぐらい限界まで引き出してやって欲しいものだよ」 「こいつの成長如何はテスパイの腕次第、ですか。それはまた責任重大だ」 「当然だろう」 駆動音を響かせながら試作機がテストコースに出る。その試作機が広く活躍するために、テストパイロット達は自分の技術向上を欠かさない。 「格納庫を案内しているテストパイロット」(作・榊聖) &ref(テスパイ1.jpg) -------- 子どもに聞いた将来なりたい職業は 三位忍者(世界含む) 二位大魔法使い 一位テストパイロット ゴロネコ新聞社調べ ゴロネコ藩国は多くの国土を森に囲まれている、藩国の古い考え方に木々の上は空であるという考え方がある。 その考えが薄れたいまでも、子どもたちは木より上の世界にあこがれテストパイロットになり木々の上の世界に行きたいと思う子は多い 「バインダーを見るテストパイロット」(作・榊聖) &ref(テスパイ2.jpg) 「格納庫」(作・YOT) &ref(ハンガー.jpg) ゴロネコのテストパイロットの日常は過酷だ。 まず分厚いマニュアルを読み込むことが要求される。 「うーんうーん・・・覚えることが多すぎて覚え切れねー・・・」 「覚えないと壊すと思うけど?」 「壊したら自分で直すけどなあ・・」 「試作機だから作った人、きっと怒るよー?」 「うーむ・・・」 彼らは自分たちで整備もするため、実のところ事故をあんまり怖がっていない。 壊れたら自分で直そうとするところが彼らの特徴である。 そして今日もまた、試作機のI=Dを動かそうとしていた。 飛行型のI=Dのようである。 「I=Dで空を飛ぶのはフェイクトモエ以来だなあ。すげー楽しかったな、あれ」 「これもそんな楽しい機体になるといいですね」 彼らは常に限界を追い求める。 その限界ぎりぎりのデータをもって、一般パイロットにどこまで操縦できるよう決めるためである。 彼らが乗る試作機は基本的にかなり不安定であり、しかしながら最高性能をたたきだせるようになっているのである。 「うひゃー、これすげー。空の果てまで行っちゃおうぜー」 「無茶言わないでください、限界高度を守ってください」 「限界を引き出すのがテストパイロットだろうがー」 そして、試作機ゆえに、いろいろなトラブルに見舞われる。 だが、そこから何とかしてリカバーし、生きて帰るのも彼らの重要な仕事である。 「さーて、急降下試験も完了、と」 「そろそろ姿勢を戻してください、街に突っ込みますよ」 「おう。・・・・あれ??」 「どうしました?」 「エアーブレーキが効かない」 「え?・・・・どどどど、どーするんですか、まだ死にたくないですよ!!!」 「あわてるな、こういう時あわてるやつが真っ先に死ぬ。大丈夫、何度もあったことだ」 テストパイロットには常に冷静な観察眼が求められる。 それは試作機の利点と欠点を見出すためであり、不慮の事故にもすぐに対応できるようにするためでもある。 それが試作機を操り、性能を引き出し、そして事故から生き残るために重要だと、彼らは知っている。 「しかし、エアーブレーキが効かなくてもかなり減速ができたな。こいつの航空特性は結構対したもんだ」 「こんなときまで冷静にチェックしないでくださいよー」 「結構速度は殺せた。あとは民衆に被害が出ないところに降ろすだけだ」 「落とすの間違いでは」 「そうとも言う」 そして、今日の彼らは、ゴロネコ王城に突っ込んだ。 謁見の間の近くであり、そこでは榊聖陛下と摂政のYOT、雑賀有が執務をしていた。 何とか人的被害だけは出さないように考えていた。 事故から生還するのも彼らの仕事である。 できるだけ壊さないように、できるだけデータを持ち帰り、良い点、悪い点を指摘し、 開発者にフィードバックする。 「まあ、あれだな、猫妖精の身軽さはこういう時生きるよな」 「まずは事故を起こさないのが一番だと思いますよ?」 「そこはそれ。限界ぎりぎりまで試すから事故が起こるんだよ」 「ものは言いようですね」 寸前でコクピットから脱出し、機体の上に落ちた彼らは、摂政雑賀有より叱責を受ける。 これもまた仕事である。 「二人ともそこまでストレス溜まってたんですか…だからと言ってこの解消法は今後一切禁止します!」 (文:ウル・アム・エスト)