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ガイサ ウユ:ゴロネコ藩国過去話01

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「ふ…ふふふ…はーっはっはっはっは!」


ゴロネコ藩国の裏に広がるフリーメイソンリー的な組織の、その本拠っぽい場所で高笑いをしている人影。
名をガイサ ウユと言う。
金髪猫耳サングラスなその男は大魔法使いであった為、一人寂しく高笑いをしていても酷く優しい雰囲気を醸し出していた。

開き直っているのではないか?

ともあれ。
優しかろうが優しくなかろうが高笑い=悪者という脊椎反射的なイメージからも解る様に、ガイサ ウユは己が悪巧みを成し遂げたが故に笑っていたのだった。




思えば長い道のりだった。
ガイサは思う。

某ホーリィ藩王の料理に使われる材料費をちょろまかす事に始まり、某ホーリィ藩王の料理に使われる材料費をちょろまかす事に終わった。
その間に足腰も胃も鍛え上げられた。

表の顔として共に政庁に顔を出していたエストやウルを思い出し思わず涙しそうになる。


だが、それも今日報われる。




遂に完成したI=D「酔勢号」に拠って。

「酔った勢いでGO!」ではなく「スイセイゴウ」である


”右手に持つは一升瓶ならぬ千升瓶”
”左手に持つは超硬度仕込み杖”
”胸部からは理力の収束放射”
”そして敵を打ち破ると自動的に中空に投影される「成敗」の二文字”




「完璧だ」

そう喜びに打ち震えるガイサの耳に届いたのは根源種族との戦闘が始まるという知らせだった…。


カテゴリ: [???] - &trackback() - 2007年06月28日 01:17:40

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