学生が考える人材像・職種との関連
ヒューマンインターフェースの項目の中でも、
ニコニコ動画の創始者である
戀塚氏の記事に着目すると、多くのユーザーからの支持を得るシステムを開発するのに適している人材像が浮かび上がってくる。まず、その人自身にプログラミングの技術があること。これはシステム開発において最低条件ではないかと思う。次に、自分がほしいと思うシステムを思い浮かべることができる人。実際に戀塚氏が、「動画を見ながら会話をするのは,自分の好きな2ちゃんねるの『実況板』みたいだと思った。動画にコメントを貼り付けるシステムであれば,祭りの時間に居合わせなくても参加できると思ったので,すぐにやろうと思った」と述べていることから、戀塚氏が自分でもニコニコ動画のようなシステムがあれば便利だと思っていたことがわかる。また、システムを開発した後にも、ユーザーの意見を反映してすぐにシステムを改良できる人、ということも重要である。戀塚氏の場合はユーザーから意見を聞くのではなく自分がユーザーの一人としてニコニコ動画を利用することによりユーザーの視点からイブンのシステムに足りないものを見つけ出している。
要するに、自分がしたいことを素直にプログラミングにより表すことができる人こそがシステムエンジニアに向いている人材なのだと思う。
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最終更新:2012年04月20日 13:53