井上:どこか漫才って個人スポーツですけど、漫才個人競技ですけど、そーゆうテレビ収録って団体競技とゆうか

――大阪のテレビの作り方で何年やってきたんかな?
井上:大阪はだから8年9年やってきました

――8年9年やってきて、テレビの作り方、スタッフとの接し方ってゆうのは全然違うもん?
井上:違いますね。やっぱり数が多いですから、スタッフさんにしてもなんにしても
   じゃあ大阪で、じゃあ僕ら出てたテレビ番組って、じゃあカメラ1個にスタッフ3人とかの番組でしたから
   そらもう、否が応にも全員仲良くなるし、僕らのことも知ってもらえるようになりますけど
   やっぱこっちはねえ、カメラの台数も多ければスタッフの数も多いですし
   このスタッフどのなんて人やったっけって思う事も失礼ですけどやっぱりあるぐらいですから
   そんな中ではたくさんのカメラさん、たくさんのスタッフさんの方にじゃあ僕個人、豚を知っていただくのはやっぱ大変ですよねえ

――スタッフも多ければ出演者も多いでしょ?
井上:はい

――いうとすごく競争率が高い
井上:高いっすね。もう、そこに関しては嫌になりますね。
   吉本興業で売れる事自体大変やのに、なおかつじゃあ、試合に出て、他の色んな演者さんにも勝たなあかんてそらあ大変ですよね。
   巨人のスタメンなんの大変やのに、4番取れ言うてるようなもんですからね
   いや、そらあ大変やで、みたいな。巨人でスタメンになる事すらかなりのことなんですから、やっぱそれくらいの事ですもんね吉本興業って。
   まあでも、だから面白い芸人が育つんでしょうしみんな鍛えられるんやと思いますけど

――じゃあどんどんどんどんテレビにはやっぱり出て行きたいって事やね
井上:そりゃあもちろんやっぱり、テレビあっての舞台やと思うので。逆も然りやと思うんですけど、舞台あってのテレビやと思うんすけど

――テレビって瞬発力って要らないですか?
井上:いやあめっちゃ要ると思いますよ。でもそこがすべてやと思います。

――一瞬、でしょ
井上:一瞬一瞬でどんだけ面白い事言えるかってゆうのが、まあそれがさっきも言いましたけど
   作品と違うというか、作り上げてきたものを提出する場所じゃないので
   僕の中に、どんだけ、その、瞬発力で返せるだけの弾を詰め込んでれるかってゆう

――違う筋肉や
井上:はい

――その筋肉って普段どうやって鍛えようとしてんの?
井上:もう僕はもう色んな上の面白い大先輩方に飲みに連れて行っていただいて

最終更新:2010年02月03日 11:09