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いじめの特徴

本ページではいじめの特徴を記す。
客観性を高める為、基本は箇条書きとする。

  • いじめの種類
いじめの種類は大きく3種類に分類できる。

◆遊びの延長系
・最初は冗談半分だったが、盛り上がりすぎてしまい、いじめ状態になった場合を指す。
・仲良しグループの間でも発生する事がある。
・ちょっと変わった子や大人しい子など、"いじられ役"の子がこのいじめの被害に遭いやすい。
・普通の子でも、何気ないちょっかいや嘲笑からこのいじめに発展する事もある。
・いじめ行為をしている側はいじめという認識がなく、遊んでいるつもりの場合が多い。
・やられてる方は遊びの範疇だった頃の楽しい記憶などの影響で、ぐっと我慢している場合がほとんどである。
・このいじめは小学生間で起こりやすい。
・所詮遊びの延長なので自然風化する事も多い。

◆不運系
・不良や性格の悪い人などの存在にターゲットにされていじめられた場合を差す。
・相手が不良系の場合、暴力やカツアゲ等の被害に遭いやすい。中学生以上で起こりやすい。
・相手の性格が悪い場合、陰口やシカト等をされ、その環境で孤立しやすい。女性同士や社会人同士のいじめはこのパターンが多い。
・勉強や運動が極端に出来る人、自己主張が苦手でおとなしすぎる人など、平均から逸脱してどこか目立つ存在がターゲットにされやすい。
・いじめてる側にとって、条件が合う存在なら誰でもいいので、ターゲットが変わりやすい。

◆嫌いの延長系
・嫌われるような事をした者が周囲から嫌われ、その末にいじめられた場合を指す。
・嫌われる原因の一例としては、「不衛生」「ウザク感じる言動」等が挙げられる。
・いじめられた側は、嫌われる事をしたorしている事を自覚していない場合がほとんどである。
・嫌われ対象者は1つ、2つ程度ではなく、普通基準からみて沢山の嫌われ要因を持ち合わせている場合が多い。
・家庭環境や交友関係から形成された人格や、先天的な障害等が要因で、通常は意識する嫌悪感を客観的に意識出来ていない場合がある。
・嫌悪の対象に対する人の反応の仕方は概ね3つに分類する事が出来、それは「無視(防御)」「力や言葉で表現する(攻撃)」「欠点の指摘(回復)」である。
・最初は周囲から「無視」をされ、一部から「欠点の指摘」をされる事もあるが、嫌われている人に言動等の改善が見られない場合、一部の人が「攻撃」を選択する場合がある。そこまで発展すると客観的にみてその状況はいじめと呼べる現場となる。
・先生の助けにより学級会が開かれても『いじめは悪い事だ』で片付けられ、嫌悪の対象となった言動等が明らかにされないまま幕引きとなる場合が多い。その環境下ではいじめられなくなっても、次の学年や新しい環境でまた嫌われ→いじめのコンボを食らう場合がよくある。
・いじめ行為をされるトリガーは2つに分類する事が出来、「何かした時だけやられる」「何もしなくてもやられる」である。
・ウザイ言動が原因によるいじめの場合「何かした時だけやられる」系の場合が多い。
・元々仲良し同士だった人による「遊びの延長系」と、不良や性格の悪い人による「不運系」のいじめの場合「何もしなくてもやられる」系の場合が多い。
・"いじめは悪い"と"いじめられた側は被害者"といった一般倫理が複雑に絡むので、真実を明らかにしようとすればするほど問題はややこしくなる傾向にある。
・完全解決の為には"いじめられている側にも何か原因があるのでは"といったタブーに触れる必要がある。
・問題が複雑なので長期化しやすい。
・このいじめは精神年齢が高まり始める中学生以上の環境で発生しやすい。
・嫌悪感といった心理から生じるものなので、根本的な根絶は不可能といえる。


  • それぞれのいじめの対処法
個々のいじめ現場によって内情は様々あるが、上記に記した特徴からみて考えられる対処法を模範解答として記す。

◆遊びの延長系
当人達はあくまでも遊んでいるつもりである。だから、いじめという状況である事を認識させるのが最もてっとり早い。それが明らかになればわりとすんなり収束する場合が多い。
現場が学校なら担任を頼ればいい。発言力のある友人がいるのならその友人を頼ると良い。両親を頼るのもいいが必要以上に問題が大きくなってしまい、後味が悪くなる事があるので注意が必要。
予め『元々は遊んでいたつもり』である事をアピールしておくと良い。

◆不運系
早めに周囲の大人に打ち明ける事が望まれる。学生なら先生か両親が妥当。友人を頼ると巻き込まれる可能性がある。
社会人の環境なら管理者に打ち明け、然るべき対応を求める。ただ、うやむやにされるケースも珍しくないので、管理者の反応を伺いつつ外部の期間を頼る必要も検討しておく。

◆嫌いの延長系
嫌悪感は誰でも持っている心理である故、そこから生じるこのタイプのいじめは根絶不可能といえる。
本人が"まず嫌われた"という事実を認識できるかどうかが要。いじめられている事に気が付いたら、まず日々の自分の言動を振り返り、客観的に考えて、嫌われるような事をしていないかどうかを疑う事。思い当たる事があるのなら、その駄目な性格や素行を改善するように努める。それは言動の自重となる為、「何かした時だけやられる」系のいじめの場合は、その時点でいじめ行為は収束する。何故なら、元々ウザイ言動があった時だけ相手が反応していたといえる為である。問題は「何もしてない時でもor状態を問わず」いじめ行為をされる場合で、その場合は先生を頼り、学級会を開いてもらう事が望まれる。嫌われる事をした旨を素直に認め、性格改善に努めるよう決意表明をする。障害等が原因の場合は正直に告白し、理解を求める。
尚、いじめ行為をしていた者に対する処罰としては、以下の判断が妥当と思われる。
・無視をしていた者=嫌いな人に対する反応として、これは仕方ない。不問。
・暴力や暴言をした者=嫌いな相手にもやっちゃいけない事があるので、怒られるのが妥当。
・いじめと知りつつ何もしなかった者=先生に任せよう。
同様の事を社会人でする場合は管理者を頼る事になるといえるが、収入で家族を支えている者や仕事に追われている同僚もいる中で、直接は金銭的利益に繋がらない自身のいじめ状況を問題定義する事は心境的に困難といえる。地道に評価を挽回していく道を選択するか、配偶者がいないorまだ入社したばかりor大した会社じゃない等、その環境に固執する理由が特にないのであれば、思い切って退職/転職する事も選択肢に含めて良いだろう。大切なのは自分の将来であり、これは将来に関わる判断が求められるので、親しい友人がいるなら相談したほうが良い。苦労の理解者ほど心強い存在はない。

  • 実情
・実際には上記の3種のいずれかが複合している場合が多い。クラス1つをとってみても、様々な人格の人間がいる為である。
・「不運系」と「嫌いの延長系」が複合している場合はかなり最悪な状況といえる。いじめ行為は酷く、嫌われているので味方もいない。
・先生や大人に相談しても『いじめは悪いことだ』と、強引に沈静化される事が多く、問題は明らかにされないままの場合が多い。
・特に「嫌いの延長系」の場合、今後の為にもなんとかして嫌われ要因を当人に自覚させるべきだが、明らかにならないままなので、次の学年や新しい環境でも嫌われてしまうケースが後を絶たない。大人になってから人格の異常性に気が付き、当人の精神力次第では自分そのものや今後の人生に悲観し、自暴自棄に陥る場合もある。
・いじめ問題は『いじめた奴が悪い』といった、いじめた側に責任を追及する考え方が主流であるが、いじめ問題はそのようにひとくくりにまとめられる問題ではないといえる。例えば、人格等にこれといって問題の無い人が心無い人のターゲットにされていじめに遭った場合と、人格等に嫌われ要因のある人が「嫌いの延長系」に遭った場合とでは、いじめ状況にまで至った経緯が根本的に異なる為である。
・「遊びの延長系」と「不運系」は問題が明るみになりやすく、発生頻度は高いが鎮火も早い。
・「嫌いの延長系」は発覚しにくい上に問題の複雑さから長期化しやすく、現在発生中のいじめ問題の中でも最も多いパターンであると思われる。

以上

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最終更新:2011年12月11日 22:00