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んー、スマちゃんたらしつこいんだから 3

2006/ 7/2621:20[No.37201 / 39215 ]

投稿者 :
ja2047

私は、国際法学者たちが集まった会議での決議の採択案を明示しました。
  • 1965年ウイーンで開催された第二十回赤十字会議
(ハ)できるかぎり一般住民が助けられるように、戦闘に参加する者と一般住民の構成員を常に区別しなければならない。

「交戦資格者は常に」と書かれているわけではなく「戦闘に参加するものは常に」とあるのは先刻ご承知の通りです。

「戦闘に参加する」意志のあるものが「戦闘に参加する」意志を表示することを求められるというのなら意味が通ります。しかし、「戦闘に参加する」意志のないものが「戦闘に参加する」意志を表明することを強いられる理由はありません。

「戦闘に参加する」資格のあるものが「戦闘に参加する」資格を明示しないまま「戦闘に参加する」ことを行わなかったとしても、それは「戦闘に参加する」資格を保持したままその資格を行使しなかっただけであって、その資格がなくなったとは言えません。

どう考えても「戦闘に参加するもの」とは、実際に戦闘に参加しようとしているものとしか考えようがないのです。それは法の想定する場面が「武力紛争の行動」である点からも明らかです。武力衝突が起きなければ、文民保護に何の支障もないのですから。

このトピにおいて「城内掃討」に関する本来の論点は、戦闘に参加する意志または能力のない(あるいは放棄した)正規兵の扱いなのです。「戦闘に参加するもの」の話ではありません。

ja2047氏はそれが定説ではないと断定される。そこで、ja2047氏に他の国際法学者の説の明示をお願いすると、そのようなものはないとお答えになる。

あなたの考えているような↓こういうことを考えた法律家がなかったと言うことでしょう。

すなわち、あなたの主張によれば、
「戦闘に参加するもの」とは「戦闘に参加する資格があるもの」であって、「戦闘に参加する意志」を持たなくとも、「戦闘に参加する資格」がある以上それを表示しないことによって「戦闘に参加する資格」はなくなるのである。ということになります。

交戦者資格のない人間が戦闘に参加しなければ、これは「無辜の人民」というのです。罰しようがありませんし、そういうことにはなりません。


多くの国際法学者が集まった会議での決議とあなた一人の脳内風景のどちらのほうに説得力があるかと申せば、答えはいうまでもないでしょう。

私は「決議が間違っている」と言ってるのではなく、「あなたの理解が間違っている」と言っているのです。


そのような根拠が示されたことも論証がなされたこともありません。
論証するもなにも
  • 1965年ウイーンで開催された第二十回赤十字会議
(ハ)できるかぎり一般住民が助けられるように、戦闘に参加する者と一般住民の構成員を常に区別しなければならない。
当代一流の国際法学者が一堂に会し、議論しつくし、↑決議案を採択したわけで、その決議採択が、根拠も論証をなされていないとのご主張は、神をも恐れぬ振る舞いですね。

繰り返しますが、私は「決議が間違っている」と言ってるのではなく、ましてや神が間違っていると言ってるのでもありません。
「あなたの理解が間違っている」と言っているのです。


返信


これは メッセージ 37200 ja2047 さんに対する返信です

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