相馬光子という女(後編)  ◆j1I31zelYA



【6】


勘違いしないでほしいのだが、吉川ちなつは別にちょろい女ではない。
いや、確かに船見結衣に惚れたきっかけは『私が守ってあげるから』というたった一言だったし、そういう意味ではちょろいのかもしれない。
しかし、かっこいい女なら誰でもいい、というわけでは断じてない。
ちなつが同性として(訳・異性として)好意を寄せる女性は、結衣先輩ただ一人である。
けれど、だからこそ重ねずにはいられない。

――私が守ってあげるから。

――私があなたを守るから。あなたは、私に守られなさい。

言葉が一致したのは、偶然に過ぎない。
それでも、結衣先輩だって同じ様に、ごらく部員を守ろうと動いているはずだと感じる。
そう思えば、美琴に情を寄せない理由はないのだ。
浮気と呼べるほどの恋愛感情ではなくとも、女性として関心は抱いてしまう。
ちなつは一途だが、危ない方向にとても奔放である。
けんぜんなお友達であるはずの赤座あかりに、勢いでキスを迫ったりするぐらいには。

「なんで、わざわざ屋上まで行くんですか?」
「話してる途中でアイツが戻ってきたらやりづらい話題なのよ」

そんなに美琴の前では話せないことなのか、といぶかりつつも、ちなつはアスカに続いて、屋上広場を歩いた。
適当に持っていた釘バットがガラガラとこすれる音を立て、慌てて地面から高く持ち直す。
武器を持ったまま来たのは失礼だったかな、と少し後悔。
アスカの態度は高圧的で腹も立ったけれど、こんな物騒なものを話し合いに持ちこんだのは失礼だった。
早くも持ち歩く習慣がついてしまったそれは、ちなつにとっての『安全装置』のようなものだったから。

広場の中央あたりまで進み出ると、アスカはターンしてちなつに向かいあった。
断言するように、第一声。

「あんた、御坂ミコトが好きでしょ? 一緒にいたい?」

は?
予期しないことを言われて、ちなつの頭が空白になる。
なんで、御坂さんを好きとか好きじゃないという話になるのか。
……もしかしてライバル宣言?
式波さんの態度が悪かったのは、それが原因だったり?

「えっ、あの、確かにかっこいいなぁー……とは思ってますけど、でもでも、私には将来を誓い合った先輩がいまして」
「どうして将来の話になるの……?」

顔を赤らめてマジレスをする年下の少女に、アスカはややたじろいだ。
しかし、すぐに言いなおす。

「アタシが言いたいのは、今後の行動方針よ。あんた、学校までミコトに付いて行くつもりだったの?」
「え……みんなで行くんじゃないんですか?」
「アンタねえ……5人なんて大人数でぞろぞろと学校に行くわけにもいかないでしょ」

アスカは懇切丁寧に、ただし偉そうに解説した。
大集団で行動するということは、それだけ隙が多くなり、かつ襲撃された時に崩れやすくなるということでもある。
固まって移動したのでは、狙撃などの的にされやすくなるし、いざという時の回避行動でもたつくし、以下省略(ちなつには疎い軍事上の常識の話になった)だったりで、デメリットの方が多すぎる。
ましてやこのグループは、御坂美琴以外が非能力者から構成されているのだから、美琴一人にかかる負担が大きい。
ならば、美琴とそのサポート一人の少人数で出発し、残りのメンバーはデパートで待機した方が得策というものだろう。
この中で最も強い戦力である美琴が、一般人に足を引っ張られて目的を妨げられるなんてあってはならないことだ。
幸いにしてデパートは監視カメラなど籠城する上で有利な装備もある。
なぜ美琴の前ではこの話ができないかって? ……御坂なら一般人を気づかって、皆を置いて行けないとか言い出しかねないからだ。

「だから、あらかじめメンバー分けを決めて、こっちから言い出そうってわけよ。
ミツコはどういうわけかあの怪我人にご執心だから、聞くまでもないと思ってね」
「確かに、相馬さんなら、御手洗さんと一緒にいる方を選びそう……」

拍子抜けしたものの、言い分は納得できるものだった。
美琴をできる限りサポートしたいのはちなつも同じ。
好意を抱いていたこともあるが、彼女を失えば、今後の方針が見えなくなってしまうことが大きな理由だった。
未だにちなつは、御坂美琴以外に『超人』と言える参加者と出会っていない。
伝聞情報も含めれば軽く十人を超える参加者を知ったけれど、彼女の後輩も能力者なのだと、軽く聞いた程度でしかない。
しかも、殺し合いをどうやって終わらせるかについて、具体的な方策を打ち出せたのは美琴しかいなかった。
御坂さんが死ねば希望が断たれてしまうと、深刻に思いこんだとしても仕方がない。
その御坂さんの為ならば、とちなつは同意しようとして、

「あれ? ……ってことは、私が御坂さんと別れて、式波さんが一緒に行くんですか?」

ここで問題は、最初の発言に戻る。

「その人数分けが妥当でしょ。アイツ以外では、あたしが一番非常時に慣れてるんだから」

それは相談ではなく、決定されたことを伝える為のものだった。
なるほど、ちなつは襲われたときの心得など知らない。
命がけの戦いをした経験なんてさっぱりない。
理屈で考えれば、美琴の補助はアスカが適任なのだろうけど、

「そんなこと言われても、困ります。私は御坂さんと一緒に行くつもりだったんですから……」

そのチーム分けには、納得してはいけない直感があった。
美琴をほうっておけないという、私情がひとつ。
何かと自分主導で話を進めたがっていたアスカが、ここにきて美琴をサポートしようと言い出して、戸惑いがあったのがひとつ。
その論旨が、『ちなつと美琴を引き離す』為のものであるような、そんな反発を覚えたのがひとつ。

「困るって、どう困るのよ」
「私は、御坂さんに『私に守られなさい』って命令されたんです。だからいっしょにいなきゃ……」

即答した反論は、自信をうしなってだんだんと小さくなった。
美琴自身が希望したことである。
しかしそんな命令では、誰よりもちなつ自身が満足していない。
そのことを見透かしたように、アスカが指摘する。

「だから、それだとあんたが一方的に守ってもらうだけじゃない」

強い反発が弾けた。
私だって、守られるだけでいたいわけじゃない。
自然と、言葉は口から飛び出した。

「私も! 御坂さんを守ってみせます。守られるだけじゃなくて、守ります。足手まといになんかなりません」

強い意志を伴った言葉に、アスカも驚いたように黙った。
ちなつもまた驚き、自分の言ったことを口の中で反復する。
私も、守る。
その言葉はとても漠然としていて、それでも強くなれそうな力があった。

「ちょっと、何やってるのよ」

咎めるような声。
話の焦点であった美琴が、エレベーターの前で仁王立ちしている。
アスカとちなつは慌てて休戦を結び、絶妙の連携で言いわけをした。
気が塞いでたので、外の景色を見たくなっただけですよ。
喧嘩なんてしてません、してません、怪我人を見てる相馬さんの前だと不安とか吐き出しづらいでしょ。
アスカさんの言う通りと相槌をうちながら、下階へと戻る。

美琴の後を追って歩きながら、ちなつは『守る』という言葉を反芻していた。
例えば、御坂さんに敵意を向ける人間から、御坂さんを守る。
例えば、御坂さんが危ない目に遭わないように、それとなく気を使う。
これだ、と頷く。
打算的なことを言えば、そばにいることで『守られなさい』という指示を破っていないように見える利点もあった。
つまり美琴から、『そんなことはしなくていい』と止められるおそれがない。
しかし、自分の都合を抜きにしても、それがすべきことに思えるという実感はあった。
御坂さんは、この殺し合いを止めようとしている。
そんな御坂さんが死んでしまったら、京子先輩も杉浦先輩もあかりちゃんも――誰よりも、結衣先輩を助けられない。
御坂さんが、皆を守ると言うのなら。
私は、せめて御坂さんの背中ぐらいは守ってみせよう。

(守るんだ。御坂さんを――御坂先輩を、ぜったいに、どんな奴からでも、守るんだ!)

持っていることに意義を見出した、釘バットを見下ろす。
もしもの時のために持っていた『安全装置』が、敵を排除するための『武器』に変わった瞬間だった。


【7】


相馬光子は、この『殺し合い』に呼ばれるまで、『殺し合い』をしていた。
かなりいい所まで、生き残っていたと思う。
危うい場面も何回かあったけれど、持ち前の演技力と大胆な行動でどうにか切り抜けてこられた。
殺人に対する忌避感や罪の意識などはなかった。
むしろ、それよりも不思議なことがあった。
自分が殺した女の親友である、杉村弘樹に銃口を向けられた時。
旗上忠勝の暗殺に失敗して、銃口を向けられた時。
光子は不思議と、恐怖を感じなかった。

計算外のことが起きた時は焦ったり、選択を間違えてしまった時は『あたしのバカ!』と自分を罵ったりしたけれど。
それでも『怖い』と思うことはついぞなかった。
それなりに場馴れだってしているけれど、それが原因ではないと思う。
暴力団の人間と関わったこともあるし、殺人だってやったことがある。
ただ、それが拳銃を向けられても怖がらない理由なのかと言えば、おそらく違う。
杉村弘樹にはあっさりと制圧されたように、光子は決して百戦錬磨の戦士というわけではないのだから。

怖いと言えば。
光子にも、恐怖と隣り合わせに生きていた時代はあった。
例えば9歳の夏に、3人の男に強姦をされた時。
信頼していた小学校の先生から、性的暴行を受けた時。
自分を身売りしようとした母親を、刺し殺した時。
光子はちゃんと、泣き叫んで悲鳴をあげていたはずだった。

だから“恐怖”を捨てたのは、“奪われる側”から“奪う側に回る”と決めた時からなのだろう。
体を使って男に奉仕することに、何も感じなくなったのも。
特殊な性癖を持ったおじさんの相手をすることに、嫌悪感を覚えなくなったのも。
目的を達成する為なら、プライドをかなぐり捨てた手段を選べるようになったのも。
奪うことを肯定するということは、自らが奪われることもまた、否定しないということだから。

アスカ・ラングレーは、また違うタイプに見えた。
光子は理由があってプライドを捨てたけれど、彼女はきっと理由があってプライドを保とうとしている。
だから光子は、あまりアスカのプライドを損ねないようなやり方で、彼女に動いてもらった。

少年を懐柔することを、アスカに認めさせたまでは上々。
さりとて、人目が気にならなくなったことにはならない。
男性を籠絡させるのに必要な手数は色々とあるし、場合によっては十八禁の手段だって使うことになるのだから。
だから、アスカには人払いの役目を請け負ってもらわねばならなかった。それも、ごく自然な形で。

だから、美琴とちなつが戻って来る前に、光子は進言した。
吉川ちなつさえ味方につけてしまえば、この集団において美琴は孤立することを。
(もちろん、『孤立させよう』なんて直截的な言い方はしなかったが)
園崎魅音と相沢雅が離脱したのは、駐車場を写していた監視カメラから知ることができた。
アスカは機嫌を損ねたけれど、だからこそ光子の提言には興味を持つ。
2人が抜けて、残された5人のうち4人がアスカの陣営につくとなれば、魅力的に決まっている。
ネックとして、ちなつは分かりやすく美琴に懐いていることがあった。
そのことをアスカが指摘したので、光子はそれとなくほのめかした。
御坂さんの目につかないところで、一度じっくり話してみればいい。たとえば屋上のような、と。
あとは、それとなく理由をつけて、美琴を管理室から追い払ってしまえば良かった。
狙い通り、アスカはちなつをつれて出て行った。

いくらアスカでも、自分たちの側につけと直接言うような、頭の悪い真似はしていないだろう。
ならば、おそらく美琴の予定である学校行きにかこつけて、ちなつに美琴と別行動するよう促している、といった可能性が妥当だろうか。
上手くやれば美琴と2人きりになることもできるし、アスカが美琴の排除を目論むならばそれが絶好の機会ともなる。
いくら光子を味方につけたとはいえ、名目上は『殺し合いに乗っていない』以上、他に人目があるところでは殺人に走りづらいからだ。
その点、いくら強いとはいえ美琴はお人好しだし、2人きりになれば毒をもったりするチャンスはある。

でもそんなに簡単にはいかないでしょうね、とも思っていた。
実のところ、光子はちなつをそこまで甘く見てはいなかった。
いや、そもそも光子は、他者を見下したことはない。
あんまり馬鹿なことをする人には『おバカさんね』と感想を漏らすけど、それは行為に対して思うのであって。
千草貴子のように、表の世界で生きるお人好しだろうと、認めるところがあれば尊敬する。
ともかく、理由は数時間前に森の中で追いかけっこをやらされたことに起因している。
あれは、光子らしくない殺害方法だった。
かつてプログラムで江藤恵を仕留めた時のように、弱者も油断させて確実に仕留めるのが光子のやり口なのだから。
彼女に対しては、例外的な手段を用いてしまったことになる。
吉川ちなつという少女は、相馬光子に対しても警戒を解こうとしなかったからだ。
遭遇すれば挨拶を返した。光子が殺し合いに乗ってないと言えば、安心したような顔をした。
けれど、それでも光子から一定の距離を取るように気をつけていた。
だから、油断ならないと思った。ナイフを手に追いつめるような真似をせねばならなかった。
別に、警戒心の強い少女だとは思えない。むしろ、どちらかと言えばお人好しなのだろう。
その証拠に、少年をかばった一件からは、すっかり光子に騙されている。
しかし、悪意に想像がおよぶだけの小利口さと本能はあった。
ああいう人間は、理屈より直観で動くところがある。そうそうアスカの言うことには信用しない、というのが光子の見立てである。

別に、2人の話し合い自体はどう転んでも構わない。せいぜい揉めて、時間を稼いでもらえばいいだけのことだった。
肝心なのは、火種が爆発した時に、自分が被害をこうむらない場所にいることだ。
実のところ、光子は既に御坂美琴にそこまでの執心を払わなくなっていた。
光子にとっての勝利は、あくまで最後の最後に生きて立っていることなのだ。
ならば、プライドにかまけて無理な狩りをすることはない。強者は身内同士で勝手に潰し合わせればいい。

それよりも、少年を確実に手に入れることの方が大事だった。
情報交換の後で、光子にとって少年の価値はずいぶん大きくなっていた。
美琴の言葉から、不思議な『能力』を持った人間の存在を知ったからだった。
少年もまた、十中八九『能力持ち』だろうと睨んでいた。
なぜなら、荒野で見つけた少年は、素手のままで気絶していたからだ。
彼を撃退した人物が、武器を取りあげて行ったと考えれば分かる。
しかし彼の支給品は三種類とも、ディパックの中に入ったままになっていた。
鉄釘のような金属の束と、ちゃちなブーメラン。最後の一つは、ただの箱詰めにされたアイスクリーム。
つまり少年は、ディパックの中にこれだけの装備しかなく、しかも素手の状態で、他者に襲いかかれたということだ。
御坂美琴には及ばないにせよ、素手で簡単に人が殺せるぐらいには、強い能力を持っているはず。

そして目覚めた少年は、能力に対して、さほど精神が頑健そうに見えなかった。
光子としては、その方が好都合だったのだけれど。
一般の中学生から暴力団所属の男まで、色々な男の相手をしてきた光子は、『暴力的な嗜好』を持つ男にもそこそこ精通している。
暴力や恐喝を友とする人種には、二種類いるのだ。
暴力そのものに快楽を得る男か。
あるいは、日頃の生活でこうむる辛さや抑圧を、自分より弱いものを虐げることで発散する男か。
手始めに、天使の顔になって泣き真似をすると、男の視線には侮蔑が宿った。
光子は、少年が後者なのだと理解した。
か弱いものを見て苛立つのは、自分も弱者に回ったことがあるからだ。

だから天使の演技を捨てて、本性の顔を晒した。
それによって、少年が重度の人間不信なのだと知る。

「あなたって――いい人ね」

男に奉仕するというのは、体を差し出せばいいというものではない。
相手の望むことを察し、相手の望んだ言葉を発し、相手を満足させる。
少年が求めているのは、自己肯定だった。

「あたしは、どんなことだってしてあげるわ」

光子は、少年に安らぎを与える。
光子だからこそ、与えられる。
何故なら、人の善意を信じられないということは、悪意を信じられるということだから。
悪意のかたまりである光子ほど、少年を安堵させる者はいない。

「あたしはあなたを絶対に恨まない」

さぁ、堕ちていらっしゃい。

「あたしがあなたを『助けて』あげる」

ぎゅっと、背中を寄せて抱きしめた。
どくんどくんと、互いの鼓動が重なる。
事後のような生あたたかい沈黙が、ベッドの周りに充ちる。

「僕は……」

視界を奪われた少年が、呟く。

「他の人間なんて、みんな殺してやると思ってた。そうしなきゃ、気が狂ってたから。
お前は、人間の中でもとびっきり真っ黒だけど。でも、僕の望みを見抜いたから。
お前を殺すのは、最後にする。それまでは、お前と一緒にいる」

堕ちた。

「あなたの名前は?」
「御手洗、清志」

両手を放し、少年の視界を解放する。
しなやかな所作で、少年の真正面に回り込む。
泣きだしそうにうるんだ瞳と、きらきらとした瞳が、視線を交えた。

「ねぇ、眼を閉じて」

言われるまま、自らまぶたを閉ざした少年に、花びらのような唇を近づける。

「相馬光子。あたしの名前よ」

みつこ、とその唇が小さく動くのを確かめて、
相馬光子は、御手洗清志という男に、吸いついた。


【F-5/デパート 屋上/一日目・午前】


【御坂美琴@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:風紀委員の救急箱@とある科学の超電磁砲
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3、ナイフ、スタンガン、ゲームセンターのコイン×@現地調達
基本行動方針:仲間と一緒に生きて帰る。人殺しはさせない。皆を守る。
0:結局、喧嘩じゃなかったのかしら……?
1:病院か図書館行きを改めて提案したい
2:初春さんを探す。黒子はしばらくは大丈夫でしょ
3:越前リョーマ、綾波レイを警戒

【吉川ちなつ@ゆるゆり】
[状態]:健康
[装備]:釘バット@GTO
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~2
基本行動方針:皆と一緒に帰る。
1:御坂先輩と共に行動し、絶対に彼女を守る。

【式波・アスカ・ラングレー@エヴァンゲリオン新劇場版】
[状態]:左腕に亀裂骨折(処置済み)
[装備]:青酸カリ付き特殊警棒@バトルロワイアル、『天使メール』に関するメモ@GTO、トランシーバー(片方)@現実
[道具]:基本支給品一式、フレンダのツールナイフとテープ式導火線@とある科学の超電磁砲
基本行動方針:エヴァンゲリオンパイロットとして、どんな手を使っても生還する。他の連中は知らない
1:御坂美琴は、どうにかして排除したい。チーム分けの機会があれば美琴についていく。
2:光子を盾に立ち回る。ちなつもできれば盾にする。
3:他の参加者は信用しない。1人でもやっていける。
[備考]
参戦時期は、第7使徒との交戦以降、海洋研究施設に社会見学に行くより以前。

【F-5/デパート 2F中央管理室/一日目・午前】

【相馬光子@バトル・ロワイアル】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~1(武器じゃない)
基本行動方針:どんな手を使っても生き残る。
1:御手洗清志に奉仕し、利用する。

【御手洗清志@幽遊白書】
[状態]:左手首から出血(血液300ml消費)、全身打撲(手当済み)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式(ペットボトル全て消費)、ブーメラン@バトルロワイアル、ラムレーズンのアイス@ゆるゆり、鉄矢20本@とある科学の超電磁砲
基本行動方針:人間を皆殺し。『神の力』はあまり信用していないが、手に入ればその力で人を滅ぼす。
1:相馬光子と共に参加者を狩り、相馬光子を守る。そして最後に相馬光子を殺す。
2:やはり水が欲しい。ペットボトルだけじゃ足りないことを痛感。
3:エリア西部を中心に参加者を狩る。第二放送の時間に、ロベルトと中学校で待ち合わせ?
4:皆殺し。ただしロベルト・ハイドンと佐野清一郎は後回しにする。
5:あかいあくま怖い……。
[備考]
※参戦時期は、桑原に会いに行く直前です。
※ロベルトから植木、佐野のことを簡単に聞きました。



【ブーメラン@バトルロワイアル】
御手洗清志に支給。
V字型をした全長40センチメートルほどの投げ棒。
『アボリジニ辺りの村内狩猟チャンピオンが使えば風邪でふらふらしているカンガルーくらいは仕留められる』程度の代物らしい。
原作ではヒロインの中川典子に支給されたが、特に役に立ったことはなかった。

【ラムレーズンのアイス@ゆるゆり】
御手洗清志に支給。
歳納京子が常食しているアイスクリーム。
保冷材の詰まった箱に、6個入りで入っている。



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不自由なEmotion 御手洗清志 子どもたちは毒と遊ぶ
不自由なEmotion 御坂美琴 子どもたちは毒と遊ぶ
不自由なEmotion 吉川ちなつ 子どもたちは毒と遊ぶ
不自由なEmotion 相馬光子 子どもたちは毒と遊ぶ
不自由なEmotion 式波・アスカ・ラングレー 子どもたちは毒と遊ぶ


最終更新:2021年09月09日 19:02