いつまでも絶えることなく友達でいたいから ◆j1I31zelYA



「何なのよ、ここは……」

視界一面に広がる『水槽』を見渡して、ユーロ空軍所属、式波・アスカ・ラングレー大尉は、その美麗な容貌をけげんそうに歪めた。
スタート地点だった水族館でアスカがまず目にしたのは、珍しい海生動物。
あのハングライダーみたいな生き物の名前がマンタで、大きな甲らをくっつけているのがカメだったか。
あの、三角形の大きなキバとかのっぺりした皮膚を持つ獣はサメと言ったはずだ――日本では『鮫肌』という言葉の語源になっている。
種族としてはほぼ絶滅したけど、言葉だけは残っているかもしれない。

それなりに教養の豊富なアスカも、大学時代に呼んだ文献の中でしか見たことがない。
どれもセカンド・インパクト前に絶滅した生き物ばかりだ。
とはいえ、そのように知識として色々と知っているアスカは、慣れない環境でも無様に取り乱したりしない。
アスカがいる学校の低レベルな男子どもが見たら、猿のように歓声をあげて興奮するかもしれないけれど。

こういう生き物を多種多様に集めて、鑑賞用とばかりに水族館をひとつ建ててしまう。
そんなことをする『拉致した何者か』の経済力や権力はどれほどに及ぶのだろうか。

「国連軍とNERVの間で何かを揉めて…………なさそうね。聞いたこともない名前の一般人がいっぱい参加してるし」

これだけの規模で人間を拉致できる企画と言えば、NERVか軍部が関係しているとしか思えない。
でも、今回に限ってはそれもないはずだ。
なぜなら、式波・アスカ・ラングレー大尉ことアスカが、この場にいるのだから。

エヴァンゲリオンパイロットは、人類を守れる唯一無二のエリートなのだ。
とりわけアスカは、世界で初めての完成したエヴァである、2号機のパイロットだ。
国防に従事する人間ならば、アスカの命を危険に晒すわけがない。

「なんにせよ……NERVからの救援を待つっていうのは非現実的ね。
簡単にそれができるなら、そもそも簡単にさらわれたりしないだろうし」

だとしたら、アスカがすべきことはなんだ?

愚民を助けるのがエリートの職務と言うものだが、他の参加者からそれを期待されても困る。
空軍の大尉として護身術の心得ぐらいはあるし、14歳にして飛び級で大学を卒業できるぐらい頭脳面でも優秀だけれど、その程度の力では何十人を守る余裕などない。
アスカの持つ最大の才能にして最愛の戦闘手段であるエヴァンゲリオンが、ここには無いのだから。
だから、まずは生き残ることを優先しよう。
とにかく死なないようにする。
頼れるのはアスカ自身の能力だけ。
この場に呼ばれている碇シンジも綾波レイも、頼りになる人材とは言い難いし、一般人である鈴原トウジにいたっては論外だ。
だから、1人でやるしかない。

――なんだ。今までと同じじゃないか。

そう思うと、不思議と気持ちが楽になった。
同時に、何だか心が冷めた。

『殺し合え』と命令した何者かには大いに腹が立つし、不明なことが多すぎるという点に困惑もしていた。
けれど、殺そうと襲って来た相手を倒す心づもりならある。
というか、何もしなければ死んでしまうかもしれないのに、応戦しないのはただのバカだ。

エヴァとは比べ物にならないけど、自分の身を守る武器ならちゃんとある。
ディパックから出て来た支給武器を改めて確認した。
『殺し合え』というからには殺傷能力のある武器なのだろうが、アスカが見たことないタイプの武器だ。
実戦に導入する前に、きちんと使い方を威力を確認しておくべきだろう。

アスカは水槽のあるフロアを抜けて、エントランスの中央に進み出た。
この場所と床の素材なら、延焼を起こす心配もない。
中腰で立ち、その支給品を床のタイルと密着させる。
チキチキと音を立てて、その『テープ』を床に貼り付けて行く。

数メートルも貼り付けた頃だろうか。



「アスカ!」



アスカが出て来たフロアとは別方向、出口にあたる通路から声が聞こえた。
やや無防備な格好をさらしていた自分に舌打ち。
そして二種類の驚きに、神経を張り詰める。
ひとつは、『この水族館に、アスカ以外の人間がいた』という事実への驚き。
もうひとつは、その人間が、顔見知りだったという驚き。

「何よ、七光りじゃない……」

碇ゲンドウ司令の実子に当たる少年は、『信じられない』というように、大きく眼を見開いていた。
日本語の慣用表現だと『キツネにつままれたような』というのだったか。
いかにもあのヘタレらしい反応だな、と思う。

アスカと違って親の七光りで選ばれた、エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジ。

第7使徒が襲って来たというのに私事にかまけて連絡がとれないような無責任の職務怠慢で、
アスカがとっくに終わらせている中等部の義務教育で四苦八苦しているような凡人で、
アスカの飛び蹴り一発でノックダウンするような弱っちいヤツだ。

それにしても――
アスカは眉をひそめた。
いつの間にこの『七光り』は、アスカを下の名前で呼んでいいと思うようになったのか。

「アスカ……なんだ。本当にアスカなんだ……」

七光りは呆けたような顔で、一歩、一歩と近づいて来た。
まるで、生き別れになった姉妹とばったり再会したようなオーバーリアクションだった。
薄暗い廊下で、互いの微細な表情まで分かるほどに近づかれると、その頬に涙が流れていることが見て取れた。

「生きてる……また話せてる……。よかった。本当に、良かった」

よく見ると、七光りは呆けて泣いているだけではなかった。
『よかった』という声には、まぎれもない喜びがあった。
しぼりだすようなその声には、切なげな響きがあった。

アスカは眉をひそめた。
無事が喜ばれるというのは、基本的にありがたいことだ。
だがしかし、その相手が碇シンジで、これほどにアスカを心配しているという点が解せない。
この七光りは、そこまで心配してくれるほど、親密な人間だっただろうか。
アスカは事あるごとに彼を罵倒していたし、彼もアスカに苦手意識を持っていたフシがあった。
そもそも、出会ってまだ数日の間柄だ。
信頼や絆といったものが芽生えるはずがない。
そもそもアスカには、そう言ったものが必要ない。

「あんたバカぁ? なに無防備に『感動の再会です』って顔して泣きじゃくってんのよ。
あたしが殺し合いに乗ってるかもとか、そういうことは一切考えなかったわけ?」

七光りは、慌てて涙をぬぐった。
そして、なんと、アスカに晴れやかな笑顔を向けた。

「だって、アスカは友達だろう? ボクを殺すはずがないし、ボクもアスカを殺すはずないよ。
一緒に使徒と戦って来たし、ずっと同じ家で暮らしてたじゃないか!
綾波やトウジも探して、それからどうしたらいいか考えよう」


友達?


アスカは、その笑顔を観察して考える。
一体、こいつはどういうつもりなのだろう。

『一緒に使徒と戦って来た』し、『同じ家で暮らしてきた』と七光りは言った。
それは、一応間違ってはいない。
同じ第三新東京の防衛にあたるエヴァパイロットだし、縁故ある葛城ミサトの家でひとつ屋根の下に暮らし始めた。
しかし、アスカが第三新東京市に赴任したのはわずか数日前。
葛城ミサトの家で同居を始めてからの期間は、もっと短い。
来日直後に襲来した第7使徒はアスカの独力で倒してしまったし、共同作戦を行ったことは一度もない。
同僚としての繋がりもごく微々たるものだ。

そんな薄い繋がりを盾にして、こいつはアスカとともに行動しようというのだろうか。
いかにも、ほっとしたような笑顔を見せて。
アスカより弱いくせに?



ああ、そっか。



こいつは、ようするに、自分が心細いだけなんだ。
『殺し合って最後の一人になれ』と言われて、一般人あがりの碇シンジくんは、パニックで頭がいっぱいになってしまったというわけだ。
どうしようとガクブルしていたところを、かろうじて知り合いと言える2号機パイロットを見つけて、すがりたくなってしまったというわけだ。
『アスカなら自分よりしっかりしているから、守ってくれるかも』とか、ばくぜんとアテにして、声をかけたというわけだ。

だから、『仲間なんだから』という言葉を盾にして『一緒にいてください』と言っているんだ。

エヴァンゲリオンパイロットの癖に、男の癖に、アスカに媚びて頼ろうとしているんだ。
アスカの中にある怒りのメーターが、ぐんぐんと急騰し始めた。

試用の武器を持っていた手とは逆の手を、シンジに向ける。
牽制目的で掲げたそれは、警官や自衛官なら当たり前に持っている特殊警棒だった。

「何よそれ。アンタ、それだけの繋がりでアタシを頼りにしようっていうの?
それで、あたしに守ってもらおうってわけ? あたしとアンタが2人っきりになったら、あたしを殺して優勝するの?」

七光りは、目に見えて顔色を変えた。
信じられないとでも言いたげに、敵意をもって向けられた警棒を見つめている。

「そんな……どうして、そんなこと言うんだよ。
せっかくまた会えたのに! ……あんなことがあって、もう会えないと思ったのに」

『あんなこと』とは、さっき『殺し合え』と宣告されたことだろう。

「だいいち、ぼくは誰かを殺したりしないよ! トウジや綾波だってここにいるのに、殺し合いなんてできない。
アスカだって、いつも強気だけど、普通の女の子らしいところもあるって知ってるんだ。
守られたいなんて思わないし、まして殺すなんて……」

七光りの言葉が、尻すぼみに途切れた。
何かに気づいてしまったかのように、ぎくりとした顔で凍りつく。
さしずめ『やっと、アスカに守ってもらいながら、最後の一人を目指す選択肢があると気付いた』といったところか。
おまけに、言うに事欠いて『普通の女の子らしい』とは何だ。
すがる目で見ていた癖に、表面上は、『アスカを守ってやる』という素振りを見せているところが、いっそう軽蔑を誘った。

「殺すなんて……何なのよ。言い切れないってことでしょ」

騙るに落ちた。

「もういいわ。あたしはアンタを信用できない。信用する必要もない」

素早くしゃがみこむと、左手に持っていた支給品を、貼り付けていたテープに着火した。


――シュゴゴゴッ


太い火花のラインがほとばしり、テープを伝って七光りの足元に到達した。
床を切断しながら直進する花火に、七光りが慌てて後ろに飛ぶ。
床が熱の刃で削られる、がりがりという音が耳に届いた。
おもちゃみたいなツールだったのに、面白いぐらい破壊力が出た。

火花を目くらましとして、アスカは振り返り、走り出す。
七光りが何か叫んでいるが、知ったことか。
自動ドアをくぐり、夜の闇の向こうへと。
1人きりで、アスカは疾走を始めた。


  ◆◆◆


闇夜の景色を携帯電話で照らしながら、アスカはどこへともなく駈ける。
とにかく、あの賤しい七光りと少しでも距離を置きたかった。
あんな奴でも、殺せば一応は『国防の損失』になってしまうことが癪に障る。
まぁ、アスカ自身が手をくださなくても、あんなのはすぐにのたれ死んでくれるだろう。


――国防の損失?


電流のように、その考えは頭を駆け抜けた。

考えを整理すべく足を止める。
けっこうな距離を走っていたらしく、一気に息切れと荒い呼吸が襲って来た。

そうだ、エヴァンゲリオンのパイロットが死ねば、国防にとって多大な損失になる。
それは自明のことだ。
だからこそアスカは、この『殺し合い』に軍部は無関係だと推測したのだから。

エヴァンゲリオンのパイロットが死ねば、人類を守れる人間はいなくなる。
1人減っただけでも、NERVに勤める制服を着た大人たちの、右往左往する光景が目に浮かぶ。

アスカは1人だけでも全ての使徒を殲滅する自信がある。
しかし、他のエヴァンゲリオンパイロットはそうじゃないだろう。
碇シンジなんかは論外だ。
自分で自分の身も守れない癖にアスカを頼ろうとするような、あんな下劣な男に国が守れるものか。


つまり、この殺し合いでアスカが死ねば、使徒から日本を守れる人材はいなくなるということだ。
逆に言えば、アスカは人類を守る為に、何としても生きて帰らなければならないということだ。


ならば、たとえ『どんなことをして帰ったとしても』、アスカには、帰った時の居場所が保証されるのだ。


そこらへんにいる愚民から集めて来た数十人の参加者と、
人類全てを救うことができるエヴァンゲリオンパイロット。
どちらの命が重いかなど決まっている。

いや、道徳的なことを言えば、命に軽重なんてないんだろう。
しかし、『一般人数十人』と『第三新東京に住む全ての人間』と、どちらを優先すべきかという問題ならどうだ。
その答えなど明白だ。
どんな人間だって、どちらかしか助けられないと言われたら、後者を優先するだろう。
犠牲者というのは、最小限に抑えられるべきなのだ。
軍人として、アスカの判断は間違っていない。
ましてや、アスカたちが攫われているこの瞬間も、第9の使徒が東京を襲撃してこないという保証はない。
そうなれば、NERVが使徒から東京を守るすべはない。
アスカは、一刻も早く帰還しなければらならない身分にあるはずだ。


アスカは、この会場にいるどの人間よりも、多くの人間から必要とされているはずだ。


他のパイロットを見殺しにしたとなれば、ミサトや加持はいい顔をしないだろうけど、それでも表だってアスカを責めることはできないはずだ。
アスカは、国防の為に必要なことをしたのだから。

世界でたったひとつのアスカの居場所は、永久に守られるはずだ。

よろしい、ならばアスカは生きて帰ろう。
自分1人の力で、生きて帰ろう。
襲う側に回るにせよ、襲われて撃退するにせよ、とにかく、自分の生存を第一として行動しよう。

「あたしは死なない……あたしは、エヴァンゲリオン弐号機パイロットなんだから!」


【G-8/水族館付近/一日目 深夜】

【式波・アスカ・ラングレー@エヴァンゲリオン新劇場版】
[状態]: 健康
[装備]:青酸カリ付き特殊警棒@バトルロワイアル
フレンダのツールナイフとテープ式導火線@とある科学の超電磁砲
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~1
基本行動方針:エヴァンゲリオンパイロットとして、どんな手を使っても生還する。他の連中は知らない
1:積極的に殺すか、隠れるかは状況次第。
2:他の参加者は信用しない。1人でもやっていける。
[備考]
参戦時期は、第7使徒との交戦以降、海洋研究施設に社会見学に行くより以前。


追いかけて外に出た時にはもう、アスカは闇のベールの向こう側だった。

どちらに行ったのだろう。
その疑問と同じぐらい、『どうして』という問いかけが心中に渦を巻く。

確かにシンジは、綾波を捕食した使徒と戦うべく、NERVに走っていたはずだ。
そんなシンジを、どうやってこんな遠くまで、一瞬で拉致したというのか。
なぜ、使徒に飲み込まれたはずの綾波までここに来ているのか。
説明をつけることなどできなかったが、『現実に起こったことなのだ』という事実だけは、否応なしに理解させられた。

あのアスカまでも、元気な姿でこの場に来ていたのだから。

どうして、ここにいるのだろう。
動けるような状態では、なかったはずなのに。
精神汚染がどうとかで、シンジにはよく分からない治療のカプセルに入れられて、ずっと眠っていたはずだったのに。

それなのに、どうしてあんな風に回復したのか。
どうして、シンジにあんな敵意を向けたのか。
どうして、『あたしを殺すのか』などと言われたのか。

「やっぱり、ぼくを恨んでるのか? アスカを殺そうとしたから?」

原因は、それしか考えられなかった。

『アスカを殺したりしない』と、言い切ることが出来なかった。
どの面下げて、そんなことが言えるのか。

過去に一度、アスカを殺そうとしたのに。

言いわけしようと思えば、色々と言うことができた。
シンジは、アスカを殺したくなんかなかった。
あの時エヴァを操縦していたのは、シンジではなく『ダミーシステム』という自動操縦だった。
それでも、アスカを殺しかけたエヴァンゲリオンにシンジが乗っていたのは、まぎれもない事実。
使徒に浸食されていた間のことを、おそらくアスカは覚えていないだろう。
しかし、アスカが目覚めたのはシンジがNERVから逃げ出した後だったのかもしれないし、それなら赤木先生から経緯を聞かされていてもおかしくない。

――だから、碇シンジなら自分を殺してもおかしくないと、思ってしまったのかもしれない。

どうする?

今のシンジに、アスカを守る資格などあるのか?

いや、そもそも守り切ることなどできるのか?
エヴァンゲリオンに乗れる以外は、ごくごく普通の中学生である碇シンジに?
エヴァンゲリオンの無い、よく分からない場所で、よく知らない人達と一緒に呼ばれて?



――いや、関係ない。



「死なせたくない……せっかく会えたんだ。アスカを二度も殺すような真似は、絶対にしない」

アスカがシンジを敵視したからといって、それが何になる。
アスカの乗った参号機が使徒に浸食された時、シンジは父に向かって言った。

――アスカを殺すぐらいなら、アスカに殺された方がマシだ。

綾波に対しても、その想いは同じだ。
あの時、暴走をしたのが綾波だったとしても、シンジは同様に思っただろう。


殺すぐらいなら、殺される方がマシだ。


「そう言えばよかったんだ。アスカにもう一度会って、ちゃんと言わなきゃ」


その言葉は、嘘いつわりのないシンジの思いだ。


もちろん、シンジにだって全ての参加者を守れるような力はない。
だが、それがどうした。
第十使徒に捕食される綾波を見た時、『アイツに勝てるかどうか』を心配したりしたか?
使徒と戦う為にNERVに引き返した時、『また綾波を死なせてしまうかも』とか、いちいち考えたのか?

違うだろう。
何としても失いたくなかったから、引き返したんだろう。

全てを守れると思うほどの自信は、未だに持てない。
けれど、せめて失いたくないと思った命ぐらいは、守りたい。

だから、彼は宣誓した。
強い言葉で、それが現実に変わるように願って。


「アスカも、綾波も、トウジも、みんなを死なせない!
……ぼくは、エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジなんだから!」


くしくも、彼女と同じ言葉を、彼女と真逆の信念を貫くために。


【G-8/水族館前/一日目 深夜】

【碇シンジ@エヴァンゲリオン新劇場版】
[状態]: 健康
[装備]: なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~3
基本行動方針:エヴァンゲリオンパイロットとして、殺し合いには乗らずにアスカ、綾波、トウジを助ける
1:アスカを探しだして謝罪。信用を取り戻す。
2:綾波、トウジを探す。他にも、信用できる人がいれば協力を頼みたい。

[備考]
参戦時期は第10使徒と交戦する直前。
アスカがどちらの方向に逃げたか、把握していません。


【青酸カリ付き特殊警棒@バトルロワイアル】
式波・アスカ・ラングレーに支給。
原作バトルロワイアルで、榊祐子に支給された。
警棒事体は、通販で手に入るようなありふれた特殊警棒。
しかし、おまけとして小さな小ビンがくっついており、充分な致死量の青酸カリが入っている。
ステルスに徹すれば虐殺も可能な、『灯台の悲劇』の元凶。

【フレンダのツールナイフとテープ式導火線@とある科学の超電磁砲】
式波・アスカ・ラングレーに支給。
超電磁砲5巻で、御坂御琴と交戦したフレンダ・セイルヴェンが用いていたツール。
テープの形をした導火線に、鍵爪のような形をしたナイフで火花を起こすことにより、遠隔での攻撃や、敵の足場崩しを行うのが主な戦法。
鉄筋コンクリートの天井をたやすく破壊して人間を圧死させようとするなど、大きさの割にはかなりの破壊力を持っている。



Back:重なり合う死をかわして 投下順 \アッカヤ~ン/\みずのなかにいる/
Back:重なり合う死をかわして 時系列順 Gong Down

START 式波・アスカ・ラングレー アンダースタンド
START 碇シンジ No Reglet


最終更新:2012年06月01日 21:24