スムーズ・クリミナル/マイケル・ジャクソン
Smooth Criminal/Michael Jackson
キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンは、歌もできればダンスもできる。得にすごいのが、
1983年に「
ビリー・ジーン」の曲中で披露した「ムーンウォーク」、95年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでも披露した「マリオネットダンス」などなど。もちろんこんなハイレベルな技じゃなくても、ダンスの腕は本物です。さて、そんな「マイケル3大ダンス」(すいませんいま自分で考えました)の中核をなすのが、「ゼロ・グラヴィティ」。足を地面につけた状態で、体全体を45度傾けるスゴ技。特許取ってるんだからすごいよね。
前置きが長くなりましたが、その「ゼロ・グラヴィティ」が披露されるのが本曲「スムーズ・クリミナル」。本曲は
1987年発売のアルバム「
BAD」に収録された作品です。当時はマイケル製作・主演の映画「ムーン・ウォーカー」が公開されようとしており、アルバム「BAD」には「ムーン・ウォーカー」で使用された曲も数多く収録されましたが、本曲もその1つ。劇中の約半分を占めるシーンで使用されています。でもってすごいのがSF。別に曲の内容と関係はないのですが、舞台は映画同様バー。バーで白スーツのマイケルが踊ります。もちろん前述の「ゼロ・~」も披露されますが、「これぞマイケル!」的なダンスが思う存分見れます。元祖ムーンウォークに、バーの客全員そろってのダンス、鍵盤を踏む猫(笑)。見るべきです。
ちなみに、SFのDVD「ナンバー・ワンズ」には、ダイジェスト版のSFが収録されていますが、しょーじきヒドい。「ヒストリー・オン・フィルム2」にちゃんと本曲のフルサイズ版が収録されているので気をつけるように。
最終更新:2010年09月16日 21:00