ギヴ・ミー・アップ/マイケル・フォーチュナティ
Give Me Up/Michael Fortunati
80年代を代表するユーロビートシンガー、マイケル・フォーチュナティ。この間CDを買いに行って、ユーロビート関連のアルバムを見たら、1つのアルバムに4曲ぐらいマイケルの曲が入ってたこともありました。「アレルヤ」とか有名だしね。
本曲は、
1986年に発売されたマイケルのデビューシングル。これぞユーロビート!という感じの曲。内容は主に失恋のお話。以前紹介した「
リックロール」が、「君をあきらめない」という曲だったのに対し、たった数語加わっただけで「僕を自由にして」という曲になるんですね(邦題は一語しか違わないが、リックのほうは原題に「Never gonna~」が加わってる)。でもこの後出した曲がかなり似通ってるので一般的にマイケルの曲は混同しやすいです…。
発売から一年後には、日本のアイドルグループ、BaBe(ベイブ)がカヴァー。さらにさまざまな人物によってカヴァーされています(当時まだアイドルだった長山洋子さんや、辻ちゃん加護ちゃんの「W(ダブルユー)」などがカヴァー。最近では玉置成美さんによるカヴァー(ちょっとちがうが)が、アニメ「ヤッターマン」のエンディングテーマに使用された)。
ちなみに、87年に発売された、バナナラマの「アイ・ハード・ア・ルーマー(噂)」はかなりこの曲に酷似していますが、これはマイケル側がストック・エイトキン・ウォーターマン側に「ちょっと似せてほしい」という話をしたからです。wikiとかでは「バナナラマ側がこの曲(ギヴ・ミー・アップ)に触発されて作った」っていう話になってます。
CDがベストアルバムしかアマゾンにないんで、その「4曲ぐらいマイケルの曲が入ったアルバム」を紹介。
トラック1、2、13、18がマイケルの曲。
最終更新:2011年02月03日 21:01