素直になれなくて/シカゴ
Hard to Say I'm Sorry/Chicago
1967年、今から43年も前から活動を開始しているシカゴ。メンバー加入と脱退を繰り返していますが、ファンの中で1番評価が高いのが、ボーカルのピーター・セテラがいた時期、特にアルバムの「シカゴ16」あたりの時期の評価が高いです。「ヴォイス・オブ・シカゴ」と呼ばれたピーター・セテラの真骨頂が、本作と、それと同時に収録された「ゲット・アウェイ」でしょう。
本作は、題の通り、「素直に言えない」心を歌った名作で、それまでのシカゴの代名詞と言える、ホーン・セッションが抑えられ、逆にシンセサイザーが中心となっています。そのおかげもあって、この曲は約7年ぶりに全米No.1を獲得しました。また、TOTOのメンバーであるデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロ、スティーヴ・ルカサーも参加しています。
当時は「青い恋人たち」という映画に使われましたが、近年ではTV番組「和風総本家」での「豆柴スイーツ」のコーナーで使用されたほか、現在放送されているドラマ「素直になれなくて」の劇中でも、ピアノバージョンの本曲が使われています(第3話で、グループ名を決める際に、本曲にちなんだグループ名が登場しています)。
最終更新:2010年07月12日 21:58