トイ・ソルジャー

トイ・ソルジャー/マルティカ

Toy Soldiers/Martika


 幼いころから歌とダンスに磨きをかけ、子役として活躍していたマルティカ(本名マルティカ・マレオ)。ティファニーとデビー・ギブソンとで「第1次ティーンエイジ・アイドルブーム」の火付け役ともなってましたが、彼女のセカンドシングル「トイ・ソルジャー」は、デビュー曲「ときめきヴァージン・ラヴ」とは対極の、悲しい歌でした。「一歩づつ 確実に 左 右 左 私たちはみな壊れていく おもちゃの兵隊みたいに」…。これがいったい何を意味しているのかというと、実はこれ、当時社会問題になっていた、ティーンエイジャーのドラッグ濫用に対する警告ソング。つまり、ドラッグにおぼれて蝕まれていく心をおもちゃの兵隊になぞらえたわけですね。モノクロの世界とカラーの世界をマルティカが行き来するMVも、「現実と幻覚が入り交ざった世界を表現した」と称されるようです。
 ちなみに、発売当時は「おもちゃの兵隊」という邦題が付いていたのに、気ぃつけば英題がそのままついていました。

最終更新:2010年07月12日 22:05
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