マネー・フォー・ナッシング/ダイアー・ストレイツ
Money For Nothing/Dire Straits
80年代、多くのグループらがヒットを飛ばし、そして散って行きましたが、彼らダイアー・ストレイツは「これまで80年代にヒットが飛ばせなかった」グループ。彼らは78年にアルバム「ダイアー・ストレイツ」でデビュー後、「悲しきサルタン」などがヒットしましたが、80年代に入って以降、なかなかMVを製作しなかったためか、ヒットが飛ばせませんでした。しかし、この曲で彼らはイギリスを代表するアーティストになったわけです。
この曲は、
1985年に発売されたアルバム「ブラザーズ・イン・アームス」に収録された曲。なにがすごいって、MVがすごい。当時最先端のフルCGアニメを使用(らしいが、感じ的にはある一定の年代以上の方なら知ってる「ウゴウゴルーガ」に近い)、さらに合成なんかしてギターを光らせたりしてます。当時は「語りのロック」と呼ばれた彼らですが、この曲でも語りは健在。この曲が収録されたアルバムも全世界で約2500万枚以上も売りあげております。
ちなみに、MVの最初に出てくるテレビに映っているのは、俗に言う「MTVのオープニング」。実はこの曲、MTVに対する不満をうたった(語った)曲。皮肉にもこの曲はMVが良かったために、MTVによって売りあげられてしまいました。いいんだか、悪いんだか…。
最終更新:2010年08月12日 20:37