さすがにサムライは格が違った
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さすがにサムライは格が違った
【Side A-Ⅰ】
明るさを取り戻しつつある、とある小さな島。
その南東に位置する、近未来的中学校が近くにあるエリアでは激しい戦いの跡があった。
その南東に位置する、近未来的中学校が近くにあるエリアでは激しい戦いの跡があった。
そこを駆ける、小さな二つの影。
「銀時さん…大丈夫なんでしょうか…?」
「ううん、絶対に大丈夫。だから…」
智花は坂田銀時という人物がどれほどの実力を持っているのかを知らない。
見た目はともかく、もしかしたらすごい人なのだろうか。
見た目はともかく、もしかしたらすごい人なのだろうか。
(もしもそうなら…どうするんでしょうか…)
智花は最後に見た、刃物を片手に持つ男の横顔を思い出す。
最悪の場合、誰かを傷つける、という結果になってしまうのだろうか。
それは嫌だなと智花は思った。
知り合ったばかりとは言えども、自分が知っている人がよくないことをして欲しくはないのが本心だ。
最悪の場合、誰かを傷つける、という結果になってしまうのだろうか。
それは嫌だなと智花は思った。
知り合ったばかりとは言えども、自分が知っている人がよくないことをして欲しくはないのが本心だ。
しかし、その反面に普通の人だったら、という不安もあった。
自分たちの為に無茶をしているのかも…と思うと心が痛む。
自分たちの為に無茶をしているのかも…と思うと心が痛む。
「はぁ…はぁ、カー君、大丈夫?」
「ぽよぽよ」
「ぽよぽよ」
いつの間にかカービィをカー君と呼ぶようになっていた。
智花は体力にはそこそこの自信がある。
しかし、ここまで全力で駆けるとなると、身体の発達がまだ不完全な智花にはやや厳しいものがあった。
それに対してカービィは、あまり疲れている様子はない。
智花は体力にはそこそこの自信がある。
しかし、ここまで全力で駆けるとなると、身体の発達がまだ不完全な智花にはやや厳しいものがあった。
それに対してカービィは、あまり疲れている様子はない。
「あれ…?何だろ」
学校では何が起こっているのか気になって振り向いた智花は不思議に思った。
どこから現れたのか分からない火の玉が、こちら目掛けて飛んできていた。
どこから現れたのか分からない火の玉が、こちら目掛けて飛んできていた。
危ない、と思ったのは遅かった。
もう少し気付くのが早ければ避けられたかもしれない。
それがどんな物なのか分からないまま、智花は目を閉じて、静寂を待った。
もう少し気付くのが早ければ避けられたかもしれない。
それがどんな物なのか分からないまま、智花は目を閉じて、静寂を待った。
―静寂は、来なかった。
「カー君!」
目を開けた智花が見た光景は驚くべきものだった。
自由気ままに振舞っていたカービィの目が途端に凛々しくなり、大口を開けて空気を吸い込んでいたのだ。
それだけではない。空気と一緒に、飛んできていた火の玉の総てを吸い尽くした。
またもそれだけではない。口を閉じるのとほぼ同時、飛び上がったカービィの頭に緑の宝石のついたバンダナが巻きつく。
そして燃え盛る炎を頭に纏う、ファイアカービィに名実ともに変身した。
自由気ままに振舞っていたカービィの目が途端に凛々しくなり、大口を開けて空気を吸い込んでいたのだ。
それだけではない。空気と一緒に、飛んできていた火の玉の総てを吸い尽くした。
またもそれだけではない。口を閉じるのとほぼ同時、飛び上がったカービィの頭に緑の宝石のついたバンダナが巻きつく。
そして燃え盛る炎を頭に纏う、ファイアカービィに名実ともに変身した。
【Side B-Ⅰ】
全開までのあらすじ
おれはsいーダという女と行動をしていたところきょうきょキングべヒんもスの封印がとけられた!
そこでふと幼女が外にいるのに気づき裏世界でひっそり幕を閉じるのを木の毒に思ったブロントは深い悲しみに包まれた
ナイトを上げるのは真にナイトの人だからナイトを上げたくてあげるんじゃない上がってしまう者がナイト
自慢するわけじゃないけどシーダはブロントから特に信頼されてる3人の側近の1人
俺は「sいーダは名実ともに唯一ぬにの盾となってあの子たちを守ってやるべき」というとシーダは納得した
そこでふと幼女が外にいるのに気づき裏世界でひっそり幕を閉じるのを木の毒に思ったブロントは深い悲しみに包まれた
ナイトを上げるのは真にナイトの人だからナイトを上げたくてあげるんじゃない上がってしまう者がナイト
自慢するわけじゃないけどシーダはブロントから特に信頼されてる3人の側近の1人
俺は「sいーダは名実ともに唯一ぬにの盾となってあの子たちを守ってやるべき」というとシーダは納得した
ブロントさんはカカッと階段を華麗なステップで駆け上がりながら、問題の現場に向かった。
そこは、爆破の大体の衝撃で見れば一目瞭然だった。
さすがにあれほどの轟音を響かせていただけあって、辺りは瓦礫と埃で一杯だったし、相当の被害を受けているようだ。
教室の一室はほぼ全壊。机やら椅子、それに割れたガラスがスープの中身を溢した様にごった返していた。
そこは、爆破の大体の衝撃で見れば一目瞭然だった。
さすがにあれほどの轟音を響かせていただけあって、辺りは瓦礫と埃で一杯だったし、相当の被害を受けているようだ。
教室の一室はほぼ全壊。机やら椅子、それに割れたガラスがスープの中身を溢した様にごった返していた。
「おいィ?」
ブロントさんは怪訝な表情を浮かべる。
それもそのはず、倒す対象であるキングベヒんもス、もといキングベヒーモスがどこにも見当たらないのだ。
そもそも教室の中に納まる程のサイズではない。
もし本当に存在していれば教室どころかフロアそのものが悲鳴を上げ崩れていくだろう。
それもそのはず、倒す対象であるキングベヒんもス、もといキングベヒーモスがどこにも見当たらないのだ。
そもそも教室の中に納まる程のサイズではない。
もし本当に存在していれば教室どころかフロアそのものが悲鳴を上げ崩れていくだろう。
そのとき、ブロントさんは崩れた壁に埋もれていたポケットの切れ端を見つけた。
瓦礫を退かし、砂と埃だらけのそれを拾い上げると中を見る。
瓦礫を退かし、砂と埃だらけのそれを拾い上げると中を見る。
「このポケットには何もないな」
決して何も入っていなかったわけではなかった。
武器にあたる支給品、すなわち特別支給品らしき類のものは一切見当たらなかった。
それから、水と食料は全て抜き取られていた。
それに対し、地図や筆記用具等の支給品はどうも入っているようだ。
武器にあたる支給品、すなわち特別支給品らしき類のものは一切見当たらなかった。
それから、水と食料は全て抜き取られていた。
それに対し、地図や筆記用具等の支給品はどうも入っているようだ。
「恥知らずの雑魚狩り専門がアワレな参加者をバラバラに引き裂いた」
ブロントさんの見解はこうだ。
この教室で、ある恥知らずの雑魚狩り専門が弱者に値する参加者を発見。
その恥知らずは一瞬の衝撃とともに誰かを殺害し、支給品を奪って逃走した、ということだ。
爆音からはそう時間は経っていない。ブロントさんとて行動は早かった。
ならばその恥知らずの犯人はまだ近くにいるはずである。
この教室で、ある恥知らずの雑魚狩り専門が弱者に値する参加者を発見。
その恥知らずは一瞬の衝撃とともに誰かを殺害し、支給品を奪って逃走した、ということだ。
爆音からはそう時間は経っていない。ブロントさんとて行動は早かった。
ならばその恥知らずの犯人はまだ近くにいるはずである。
しかしブロントさんは追わなかった。
シーダが心配であると全く思わなかった、といえば嘘になるが、ブロントさんにはやることがあった。
それは死者の弔いである。
何処の誰かも全く知らないような存在なのかもしれないが、バラバラのままほっとくわけにもいかない。
と、思っていたのだが血痕はそこらじゅうに散っているが死体、肉片は見当たらなかった。
ならばエクスカリバでそのまま骨になったかというわけでもなさそうだ。
それは死者の弔いである。
何処の誰かも全く知らないような存在なのかもしれないが、バラバラのままほっとくわけにもいかない。
と、思っていたのだが血痕はそこらじゅうに散っているが死体、肉片は見当たらなかった。
ならばエクスカリバでそのまま骨になったかというわけでもなさそうだ。
「このままでは俺の寿命がストレスでマッハなんだが・・」
ブロントさんは困ってしまった。
パンチングマシンで100とか出したり、不良界で伝説になったりしているものの、基本的に頭は弱い。
死んでしまった人の捜索一点ばかりを考えていたせいか、次に取るべき正しい行動が掴めなかったのである。
仕方ないのでブロントさんは両手を合わせ、少しだけ目を閉じた。
パンチングマシンで100とか出したり、不良界で伝説になったりしているものの、基本的に頭は弱い。
死んでしまった人の捜索一点ばかりを考えていたせいか、次に取るべき正しい行動が掴めなかったのである。
仕方ないのでブロントさんは両手を合わせ、少しだけ目を閉じた。
「で、今度はコスプレ野郎ですかコノヤロー」
「何いきなり話かけてきてるわけ?」
「何いきなり話かけてきてるわけ?」
謙虚なナイトと、白い剣士の遭遇がこの瞬間だった。
【Side C-Ⅰ】
絶体絶命のピンチである。ちなみにもう死んでいるのだが。
ゾンビとして日常生活を送っている彼にとって、日光は最大の敵だ。
太陽の光を浴びると、忽ち干からびてしまうのだ。
そういうわけで、歩は日陰でもぞもぞとダンゴムシのように這い蹲りながら自身の回復を待っていた。
太陽の光を浴びると、忽ち干からびてしまうのだ。
そういうわけで、歩は日陰でもぞもぞとダンゴムシのように這い蹲りながら自身の回復を待っていた。
「くそ…あれはバルバトスじゃねーかっ…!」
見覚えのある火の玉を見て、叩きのめしたバルバトスが再び暴れているのが分かった。
どうやら他の参加者と戦っているのだろう。詳細までは判断できない。
どうやら他の参加者と戦っているのだろう。詳細までは判断できない。
「だったら、行くしかないよな…!」
歩はゆっくりと立ち上がる。
昇りつつある太陽が歩の身体を焼き、水分を奪う。
しかし歩はそれを我慢。
体が熱い?無視すればいい。
昇りつつある太陽が歩の身体を焼き、水分を奪う。
しかし歩はそれを我慢。
体が熱い?無視すればいい。
「ノモブヨ ヲシ ハシタワ…」
しかし違和感に気付く。
いつもならここで淡いピンクの光が出てくるはずなのだ。
いつもならここで淡いピンクの光が出てくるはずなのだ。
「魔力切れか!?」
それが主催による制限だとは気付かない。
とはいえ、自分がここで立ち止まる理由ではない。
とはいえ、自分がここで立ち止まる理由ではない。
ただひたすらに、今自分が何をすべきか、それだけを考えていたかのように。
走り出した。
足取りは重い。
走り出した。
足取りは重い。
【Side A-Ⅱ】
「ぶるああああああッ!!」
喧しく吠え、槍を振るうバルバトス。己の欲望をぶちまける為に暴れる反英雄。
狙うは赤い炎を操る丸い生物。
そして少し距離をおいたところに見える小さな桃色の少女。
狙うは赤い炎を操る丸い生物。
そして少し距離をおいたところに見える小さな桃色の少女。
闘争を求めるバルバトスにとっては幸か不幸か、ニアミスをしていた。
ブロントさんが教室に辿り着く前に校舎を飛び降り、宿敵である相川歩を屠らんといち早く移動していたのだ。
バルバトスはカービィの炎を槍で振り払っていなしながら思った。
ブロントさんが教室に辿り着く前に校舎を飛び降り、宿敵である相川歩を屠らんといち早く移動していたのだ。
バルバトスはカービィの炎を槍で振り払っていなしながら思った。
「弱すぎる…」
先刻の歩との交戦がそれほどバルバトスを満足させるものだったのだろう。
カービィの炎程度では満足できるものが少ない。文字通り火力不足なのだ。
雑魚にムダな時間を費やすほどバルバトスは愚かではない。
カービィの炎程度では満足できるものが少ない。文字通り火力不足なのだ。
雑魚にムダな時間を費やすほどバルバトスは愚かではない。
「貴様に朝日は拝ませねえ!」
バルバトスが一度大地に触れると、周辺の土を盛り上げ瘴気が辺りを覆う。
所謂ポイゾニックヴォイドに打ち上げられたカービィの体は瘴気に包まれ、毒に侵されてしまう。
所謂ポイゾニックヴォイドに打ち上げられたカービィの体は瘴気に包まれ、毒に侵されてしまう。
「カ、カー君!!」
智花の叫びも虚しく、カービィのコピー能力は解け、ピンク色に戻る。
しかし綺麗なピンク色とまではいかなかった。
毒に侵されたカービィは、多少紫がかった色に変わりぶるぶると痙攣を起こしていた。
バルバトスは無力化したカービィへの興味を失ったのか、海に向かって蹴り飛ばした。
ぼちゃんと音を立ててカービィはまるで土左衛門のように流されている。
しかし綺麗なピンク色とまではいかなかった。
毒に侵されたカービィは、多少紫がかった色に変わりぶるぶると痙攣を起こしていた。
バルバトスは無力化したカービィへの興味を失ったのか、海に向かって蹴り飛ばした。
ぼちゃんと音を立ててカービィはまるで土左衛門のように流されている。
(い、いけない!!早く救ってあげないと……!)
一方で智花の危険信号は既に灯っていた。
戦闘力はない、技術はない、そんな自分に出来ることがあるだろうか。
バルバトスがゆっくりと歩を進めるほんの僅かな時間に思考回路を張り巡らせて考えたが、策は何一つとして浮かばない。
せめて、せめてカービィが戦っている間にでも、逃げることができれば…話は変わってきただろう。
バルバトスが手を伸ばせば届いてしまうような距離にまで達したとき、言い放った。
戦闘力はない、技術はない、そんな自分に出来ることがあるだろうか。
バルバトスがゆっくりと歩を進めるほんの僅かな時間に思考回路を張り巡らせて考えたが、策は何一つとして浮かばない。
せめて、せめてカービィが戦っている間にでも、逃げることができれば…話は変わってきただろう。
バルバトスが手を伸ばせば届いてしまうような距離にまで達したとき、言い放った。
「貴様ァ…鼠のように逃げおおせるか、この場で死ぬか、どちらか選べぃ!」
智花は恐怖のあまり何も言い出せなかった。
言わなければそのまま殺される、という考えが脳の片隅にもあったが、それでも動けない。
その言葉の中に、重要な言葉が含まれていたから。
言わなければそのまま殺される、という考えが脳の片隅にもあったが、それでも動けない。
その言葉の中に、重要な言葉が含まれていたから。
(逃げる…?)
逃げる。
嫌いな言葉だ。
いつも自分が逃げてきてばかりいて、両親や友達に迷惑をかけてきた。
いつまでも成長しないまま、この命を掛け合うところでさえも、自分は逃げ続けなければならないのか。
嫌いな言葉だ。
いつも自分が逃げてきてばかりいて、両親や友達に迷惑をかけてきた。
いつまでも成長しないまま、この命を掛け合うところでさえも、自分は逃げ続けなければならないのか。
もはや、自分がよかったらいい、だとか人のことはどうでもだとかそんな考えは捨てていた。
「私は…。私、は…」
(あの日昴さんと約束したこと。
私にとっては、すっごく大事なこと)
私にとっては、すっごく大事なこと)
だからこそ、言える。
「私は逃げませんっ!!絶対に!!!」
智花は凛とした態度で言い放つ。
両目にはいっぱい涙を浮かべているが、それでも声を震わせることなくはっきりと。
これが今の自分に出来る精一杯のこと。
これでもし殺されたとしても、悔いは残らない。死ぬ気で。そんな意思で。
両目にはいっぱい涙を浮かべているが、それでも声を震わせることなくはっきりと。
これが今の自分に出来る精一杯のこと。
これでもし殺されたとしても、悔いは残らない。死ぬ気で。そんな意思で。
「ふっふっふっおめでたい奴だ!では今死ね!」
バルバトスは口を吊り上げ声高らかに笑うと、右手に持った槍を振りかぶった。
智花はその先端の刃に反射する太陽の光を見つめていた。
"死"から逃げることがないように、じっと目を開けたままでいた。
智花はその先端の刃に反射する太陽の光を見つめていた。
"死"から逃げることがないように、じっと目を開けたままでいた。
【Side B-Ⅱ】
突如としてブロントさんの背後に現れたのは白髪天然パーマの侍。
死んだ魚のような、気の抜けた目をした向上心ゼロの男、坂田銀時である。
彼もまた、中学校の一室で起きた異変を調べる為にここへと足を運んできたのだ。
死んだ魚のような、気の抜けた目をした向上心ゼロの男、坂田銀時である。
彼もまた、中学校の一室で起きた異変を調べる為にここへと足を運んできたのだ。
「…」
「…」
「…」
両者は目が合ったまま微動だにしない。
痺れを切らしたのは銀時のほうだった。
痺れを切らしたのは銀時のほうだった。
「お前さ、ここで何やってたんだ?」
「何か用かな?」
「何か用かな?」
質問を質問で返すブロントさん。恥知らずなナイトがいた!
会話にならないことに不快感を示したブロントさんが口を開く。
会話にならないことに不快感を示したブロントさんが口を開く。
「これはお前がやっtあのは確定的に明らかキルソードでバラバラに引き裂いてやろうか?」
「はぁ?」
「はぁ?」
ブロントさんの繰り広げるブロント語ワールドが銀時を包み込む。
馴染みのない人物にとってブロント語は違和感の塊でしかないのは確定的に明らか。
ブロント語の真理がわかってしまうやつは本能的に長寿タイプ。
馴染みのない人物にとってブロント語は違和感の塊でしかないのは確定的に明らか。
ブロント語の真理がわかってしまうやつは本能的に長寿タイプ。
「汚いなさすが侍きたない犯人を現場に戻るという名セリフを知らないのかよ」
ブロントさんは疑っていた。
自分の目の前に現れたこの男は間違いなく恥知らずの雑魚狩り専門で、
何かの理由があってこの場所に戻って来たに違いないということを。
あまり深くは考えることはないまま、ブロントさんは銀時に食って掛かったのだ。
自分の目の前に現れたこの男は間違いなく恥知らずの雑魚狩り専門で、
何かの理由があってこの場所に戻って来たに違いないということを。
あまり深くは考えることはないまま、ブロントさんは銀時に食って掛かったのだ。
「おいおい、何言ってるか分かんねーぞ。
アレか、キレやすい若者ってやつなのか?とにかく落ち着けよコスプレ野郎」
「ボコボコにされたいらしいな おれはリアルモンク属性だから手加減できないし最悪の場合病院に行くことになる」
「モンクだって言い張るなら剣なんて使ってんじゃねーよ、馬鹿かコノヤロー」
「いい加減にしろよてめーぶっ殺すぞこっちが礼儀正しい大人の対応してればつけあがりやがってよ」
アレか、キレやすい若者ってやつなのか?とにかく落ち着けよコスプレ野郎」
「ボコボコにされたいらしいな おれはリアルモンク属性だから手加減できないし最悪の場合病院に行くことになる」
「モンクだって言い張るなら剣なんて使ってんじゃねーよ、馬鹿かコノヤロー」
「いい加減にしろよてめーぶっ殺すぞこっちが礼儀正しい大人の対応してればつけあがりやがってよ」
元より銀時はドSである。
それに加えてあまり常識がないことに定評があったりするので、言いたいことをそのまま言う。
対してブロントさんは人の話をよく聞かないし、勝手な思い込みで行動をしたりする。
そして…肝心のブロントさんの煽り耐性はゼロに等しかった。
それに加えてあまり常識がないことに定評があったりするので、言いたいことをそのまま言う。
対してブロントさんは人の話をよく聞かないし、勝手な思い込みで行動をしたりする。
そして…肝心のブロントさんの煽り耐性はゼロに等しかった。
つまり、この二人の相性はというと、その…非常に非常に最悪だったのである。
「生半可なナイトには真似できないホーリー!」
「おおっと」
「おおっと」
ブロントさんはキルソードを投げ捨てると、銀時目掛けてホーリーを詠唱する。
身の危険を感じ取った銀時は瞬発的にそれを飛び越えて回避する。
結果として、ブロントさんのホーリーは地面に大きな穴を開けて更に学校の破壊活動を進行させた。
しかし…それだけでは終わらず、ブロントさんは銀時の間近にまで距離を詰め、
自称パンチングマシーンで100を出すらしい雷属性の左を銀時にヒットさせようとオラオララッシュをしかける。
身の危険を感じ取った銀時は瞬発的にそれを飛び越えて回避する。
結果として、ブロントさんのホーリーは地面に大きな穴を開けて更に学校の破壊活動を進行させた。
しかし…それだけでは終わらず、ブロントさんは銀時の間近にまで距離を詰め、
自称パンチングマシーンで100を出すらしい雷属性の左を銀時にヒットさせようとオラオララッシュをしかける。
しかし、銀時もやるときはやる男である。
基本的に無気力でだらしなく適当だが、戦闘能力に関してはかなりものだ。
ブロントさんの拳の総てを避け続け、壁際に追い込まれることなく回避移動する。
そのとき銀時は、学校の外では紫色の光が輝いているのを見た。
外で何かが起こっているようだが、今はそれどころではない。
基本的に無気力でだらしなく適当だが、戦闘能力に関してはかなりものだ。
ブロントさんの拳の総てを避け続け、壁際に追い込まれることなく回避移動する。
そのとき銀時は、学校の外では紫色の光が輝いているのを見た。
外で何かが起こっているようだが、今はそれどころではない。
「おいィ?お前は戦闘中に余所見したりする余裕があるのか?」
「ちっ…」
「ちっ…」
ブロントさんの挑発に、これまで寛大だった銀時も多少の焦りを感じた。
逃がした二人に危険が迫っているというのは紛れもない事実である。
逃がした二人に危険が迫っているというのは紛れもない事実である。
(クソ…どうする…)
坂田銀時には武士道がある。
それは、護ること。
自分が護ると決めたものは、絶対に護ろうとする意思がある。
正義感が強いといってもいい。兎に角、自らの大本である信念を曲げるつもりはない。
それは、護ること。
自分が護ると決めたものは、絶対に護ろうとする意思がある。
正義感が強いといってもいい。兎に角、自らの大本である信念を曲げるつもりはない。
それが今まさに、崩れ去ろうとしているのだ。
それだけは、何があっても認めるわけにはいかない。
それだけは、何があっても認めるわけにはいかない。
「ぐっ…!」
頭の一部を別のことに使っていた為か、ブロントさんの拳を避けきれないと判断した銀時は左腕で受ける。
さすがにリアルモンクを自称するだけあって、今の一撃は無視できるほどの威力ではない。
さすがにリアルモンクを自称するだけあって、今の一撃は無視できるほどの威力ではない。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」
「一つ、名前だけ聞いておく!俺は坂田銀時、銀ちゃんとか銀さんでいいぜ」
「俺は実はででお四天王の一人Burrontだ」
「一つ、名前だけ聞いておく!俺は坂田銀時、銀ちゃんとか銀さんでいいぜ」
「俺は実はででお四天王の一人Burrontだ」
銀時に殺すつもりはない。
一応後で収拾をつけるために名前を聞いておいたのだ。
勝負は一瞬。どうしても負けるわけにはいかない。
銀時はポケットから鉈を取り出す。
一応後で収拾をつけるために名前を聞いておいたのだ。
勝負は一瞬。どうしても負けるわけにはいかない。
銀時はポケットから鉈を取り出す。
「黄金の鉄の塊で出来ているナイトが布装備のジョブに遅れをとるはずは無い」
「だといいな」
「だといいな」
両者に緊張の汗が流れるが、油断はしない。
剣術ならば双方にとっても、専門職であり、尚且つ得意分野である。
剣術ならば双方にとっても、専門職であり、尚且つ得意分野である。
「ハイスラァ!!」
「うおおおあああっ!!」
「うおおおあああっ!!」
勝負は一瞬。一閃の輝き。
お互いに切り抜き、お互いに背中同士を向け合う。
お互いに切り抜き、お互いに背中同士を向け合う。
しばしの沈黙の中、銀時がうつ伏せに倒れこんだ。
つまりこの一騎打ち、勝者はブロントさん、ということになる。
さすがにナイトは格が違った。
しかしブロントさんはその体勢のまま動かない。
否、動けなかった。
さすがにナイトは格が違った。
しかしブロントさんはその体勢のまま動かない。
否、動けなかった。
なぜなら―ブロントさんは立ったまま気絶し、身体を硬直させていたから。
「よっこらしょっと。峰打ちだ。死んじゃねぇだろ。
ったく、手古摺らせやがってよ」
ったく、手古摺らせやがってよ」
銀時は立ち上がり、倒れた拍子に付着した濡れた血に怪訝な表情を見せるも、鞘に入った鉈をポケットに仕舞う。
そして、足早に校舎を後にし護るべき二人の元へと急いだ。
そして、足早に校舎を後にし護るべき二人の元へと急いだ。
(間に合うといいんだがな…)