ジャンプレーベルバトルロワイアル内検索 / 「殺人鬼と忍者」で検索した結果
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殺人鬼と忍者
殺人鬼と忍者 (全く…なぜ私がこんな目に合わなくてはいけないんだ) 森の中を歩きながら、私は溜息をついた。 新たに身につけた「バイツァ・ダスト」の能力は、まさに無敵だった。 私のことを探ろうとした岸辺露伴を吹き飛ばし、他の奴らを始末するのも時間の問題だっただろう。 これでやっと私の平凡な毎日が戻ってくる、そう思うと年甲斐もなく心が浮かれたりもした。 だというのに、何なんだ今のこの状況は。 あのワポルとかいう男は、なぜ私をこんなくだらないゲームなどに巻き込むのだ。 ああ全くイライラする。 どうしてこう次から次へとトラブルが起きるんだ。 私はただ平凡に暮らしたいだけなのに… 「…ちゃん、川尻のおっちゃん」 突然聞こえてきた声にハッとして顔を上げる。 どうやら考えに没頭しすぎていたらしい。 いつの間にか前を歩... -
◆H.V1huJQus
◆H.V1huJQus氏 投下した作品 015 殺人鬼と忍者 ◆H.V1huJQus 吉良 ナルト B-2 森の中 作品の感想 名前 コメント -
本編(時間順)
...-1 民家 015 殺人鬼と忍者 ◆H.V1huJQus 吉良 ナルト B-2 森の中 016 日中衝突事件 ◆LotxnP5wDI 聞仲 剣心 F-1 鉄塔前F-2 線路沿いの道 017 喧嘩 ◆LotxnP5wDI 桃 左之助 遊戯 B-3 道路上C-3 湖近くの草葉 019 盗賊について ◆FubuJjGrtE バクラ クロロ B-5 北東・街 020 約束 ◆p9mRQVG.OA ゆきめ 和泉 アーロン E-4 南・道路C-4 北東・森D-4 北西・ドラム城 一階 021 笑えよ ◆DO.TxVZRzg 銀時 ブルック 葉 剣心 F-2 駅から少し離れた所 024 小さな勇士 ◆SzP3LHozsw 沙姫 広 志々雄 ゾロ D-3 何処かの民家 一日目・黎明 018 鬼 ◆5Nm.X290ko ハオ ぬ~べ~ E-6 鉄塔付近 022 少年は涙を忘れ去り、少女は涙を拭... -
本編(投下順)
...日目 深夜 015 殺人鬼と忍者 ◆H.V1huJQus 吉良 ナルト B-2 森の中 一日目 深夜 016 日中衝突事件 ◆LotxnP5wDI 聞仲 剣心 F-1 鉄塔前F-2線路沿いの道 一日目 深夜 017 喧嘩 ◆LotxnP5wDI 桃 左之助 遊戯 B-3 道路上C-3 湖近くの草葉 一日目 深夜 018 鬼 ◆5Nm.X290ko ハオ ぬ~べ~ E-6 鉄塔付近 一日目 黎明 019 盗賊について ◆FubuJjGrtE 獏良 クロロ B-5 北東・街 一日目 深夜 020 約束 ◆p9mRQVG.OA 和泉 アーロン ゆきめ E-4 南・道路C-4 北東・森D-4 北西・ドラム城 一階 一日目 深夜 021 笑えよ ◆DO.TxVZRzg 銀時 ブルック 葉 剣心 F-2 駅から少し離れた所 一日目 深夜 022 少年は涙を忘れ去り、少女は涙を拭い去る ◆Lotx... -
全速前進吸血鬼
...み 投下順 015 殺人鬼と忍者 013 しんせかいの かみ 時間順 015 殺人鬼と忍者 初登場 小島多恵 031 鬼女 が 生まれた 日 初登場 海馬瀬人 034 夜の海に加わる渦巻く影 -
日中衝突事件
... 015 殺人鬼と忍者 投下順 016 喧嘩 015 殺人鬼と忍者 時間順 016 喧嘩 初登場 聞仲 040 世界の車窓から 初登場 緋村剣心 021 笑えよ -
夜の海に加わる渦巻く影(後編)
... 加藤勝 015 殺人鬼と忍者 うずまきナルト 015 殺人鬼と忍者 吉良吉影 -
【魔人探偵脳噛ネウロ】からの出典
【魔人探偵脳噛ネウロ】からの出典 噛み切り美容師のハサミ 支給者 坂田銀時 現在の所有者 放置 説明 連続殺人鬼、『噛み切り美容師』こと百舌貴泰の持つ巨大なハサミ。被害者はこのハサミで首から上を切り取って殺されているので、切れ味はかなりのものだと思われる。 消火器型火炎放射器 支給者 レン・エルシ・ジュエリア 現在の所有者 レン・エルシ・ジュエリア 説明 連続放火魔、穂村徹行の持つ火炎放射器。見た目は普通の消火器だが、レバーを引くと消火剤の代わりに炎が噴き出す。 -
吉良吉影
吉良吉影 【基本設定】 杜王町に住む男性。 一件普通のサラリーマンに見えるが、その正体は48人もの女性を殺している連続殺人鬼である。 スタンド能力を使い、証拠を残さずに殺しを続けてきたが、東方丈助らに追い詰められ、最後は救急車に轢かれて死亡する。 【容姿】 中身とは違い外見はまともで、どこにでもいるような平凡な男性。 物語の途中で年齢や体格がほとんど同じ男性の川尻浩作と顔を入れ替えている。 今回参加しているのは、顔を入れ替えた後の吉良である。 【性格】 平穏な生活を求めていて、自身の心の平穏を乱す者は例外なく排除してきた。 出来る限り目立たないよう、他人に妬まれず馬鹿にされず生きていくことを目標にしている。 その為、人よりも高い能力を持っているが、それを隠して生きている。 一方で、生まれつき『人を殺さずにはいられない性(さが)』を持っている為、殺人... -
海馬瀬人
海馬瀬人 遊戯の通う童実野高校二年生の現役高校生でありながら、大企業「海馬コーポレーション」の若手社長。 更には天才的なゲームプレイヤーで、「カードゲーム」に造詣が深く「カードの貴公子」の異名で呼ばれ、闇遊戯ともゲームで互角に渡り合うなど、天才的な人物として描かれる。 特にゲーマーとしてはパズルゲーム・格闘ゲームなど、数々のゲームに精通しており、原作初期ではゲームセンターのオンラインを通じて「KAI(カイ)」というスコアネームで日本一の実力者となっている事が発覚している。 千年アイテムなどのオカルト関係や非現実的(漫画・アニメ等では非ィ現実的と表記されている。)な事に関しては極めて否定的で、その手の現象に遭遇するとかなりヒステリックな反応をする。 【性格】 DEATH-T最終戦にて闇遊戯にデュエルで敗れ、闇遊戯による罰ゲーム、「マインドクラッシュ」により心を砕かれ... -
鵺野鳴介
鵺野鳴介 【基本設定】 童守小学校5年3組の担任教師で、通称ぬ~べ~。日本で唯一の霊能力教師である。 運動神経抜群の25歳若手。生徒からの信頼はあついが、教師からは怒られる事が多々ある。 特に、教頭からはしょっちゅう怒られているようだ。 左手にいつも黒い手袋を嵌めており、その下には鬼の手が隠されている。 教員になって間もない頃の除霊事件で、自身の霊能力を遙に上回る鬼と遭遇しており、 その時、再会したかつての恩師と共に、その鬼を左手に封印した。 以来、鵺野の左手は、(ある一定の力以下なら)自在に鬼の手を操れる物となり、対妖怪の主武器として活躍している。 【対人関係】 基本的な対人関係は教師対生徒(地獄先生ぬ~べ~では小学生を生徒と呼ぶ)である。たまに教師対教師。 さらには教師対妖怪などという幅広い対人関係を持つ。 基本的に生徒や先生、果ては妖怪までもから... -
想い人
想い人 闇夜を二人の男が歩いている。 一人は青年。一人は少年。ぴりっとした微かな緊張感を漂わせ、二人の距離が埋まることはない。 どちらかが歩み寄らない限り、溝はそのままだ。 鵺野は得体の知れないハオを警戒しているのもあるが、一番心を占めているのは広のことだ。 生徒を守ると公言して憚らない鵺野だ。広のことが心配で仕方がない。 広は勇気もあるし、行動力だって桁違いの鵺野自慢の生徒だ。しかし、ここは殺し合いの舞台なのだ。 どんなに勇敢でも広は子供。鵺野のような能力を持たないただの小学生。 早く見つけてやらなければ。自分でなくても良い。誰か良い人間に保護されていればいいが……。 (無事でいてくれ……) そんな鵺野を見て、ハオは歩く速度を落とした。言葉にしなくたってハオには鵺野の心が手に取るように分かるので何も言わない。 生徒の身を案じている... -
桂木弥子
桂木弥子 3月10日生まれ、16歳。身長159cm、体重43kg。座右の銘は「まず白米ありき」。 『桂木弥子魔界探偵事務所』の所長で女子高生探偵。アヤ・エイジアによる殺人事件や電人「HAL」による一連の事件を解決したことで名探偵としてその名を広く知られているが、その実体はネウロの正体を隠すための傀儡であり、実際に事件の真相を解明しているのはネウロである。 魔人であるネウロには理解出来ない「人の心」に関与した問題がある際には、彼女がその人間観察力・相互理解力をもって解決に当たる。また、事件の被害者、時には犯人に対し、思いやりを持って気遣いの言葉をかけることもある。 細身・小柄な体型によらず、超のつく大食いで美食家。わんこそばを一回で300杯食べるなど数々の伝説を残し、さらに飴玉と間違えておはじきを大量に食べても平気だった、コンクリートでもバターと醤油で炒めたら食べられると思っている... -
【るろうに剣心】からの出典
【るろうに剣心】からの出典 逆刃刀・真打 支給者 伊集院隼人 現在の所有者 伊集院隼人 説明 刀匠・新井赤空が打った刀。通常の日本刀と異なり、刃と峰が逆になっている。新井赤空とは幕末の頃に維新志士たちの間で名をはせた男であり、刀工としての腕は超一流。しかし、作を重ねるうち切れる刀ではなく、殺せる刀に傾倒していったため、彼の作る刀は殺人奇剣と呼ばれるようになった。この刀はそんな彼が、「殺さず」を標榜する主人公剣心に若干の皮肉と大きな期待を込めて送った刀である。剣術(=殺人術)を極めた男が、刀を手に取り人を守ることが出来るのか、不殺を貫く事が出来るのか、赤空なりに見ていたかったのだろう。なお、真打について説明すると、この刀は元々神社に奉納するために作られたものであり、二本存在した。神社に収める日本刀は必ず二本作り、出来のいい刀を真打として、神に捧げたのである。 薄刃の太刀 支給... -
猿飛あやめ
猿飛あやめ 身長169cm、体重52kg。 【基本設定】 通称さっちゃん。 元お庭番衆のくノ一で、現在は不正な手段で金を受け取る悪党を裁く始末屋として働いている。薄紫色のロングヘアーを持つ美女。得意技は忍具、納豆を使った攻撃。 忍者としての素質は十分だが、眼鏡が無いと何もかもが見えなくなってしまう(メガネがないと明日も見えないらしい)上に聴力まで悪くなり(『銀時の風姿をした神楽』を銀時だと完全に思い込んでいたほど)、自身で気付かぬ内にとんでもないボケを繰り出してしまう。 また、銀時に対して恋心を抱いているが、全く相手にされていない。 一人称→私、稀にさっちゃん 二人称→貴方 【性格】 自他共に認めるMで、銀時からぞんざいな扱いを受けることが多いが、逆にそれを快感にしてしまっている。 また、銀時から侮辱されたときと銀時以外から侮辱されたときとでは... -
鬼
鬼 鉄塔が、天に伸びている。 塔に背を預けるように座り、瞑想する男が一人。 程なくして男……鵺野冥介は目を開けると白み始めた空を見上げ、歯を噛み締める。 (広……) 童守小学校の教師である鵺野が思うのは、愛する生徒の事だった。 このゲームの始まりの場所……黒い球体の置かれた部屋で垣間見た、自分のクラスの生徒。 一瞬の出来事だったため、あちらは気付かず、声をかけることもできなかったが、確かに見た。 立野広。 リーダーシップに富み、責任感が強い、クラスの人気者だ。 (こんな……こんな事が、許されるはずがあるか! ) 鵺野は地面に拳を叩きつけ、憤怒を募らせる。 当然だろう、己が命に代えても守るべき生徒が、殺し合いなど言う馬鹿げた行為に参加させられているのだ。 (浮遊霊に頼んで、広を探そうと思ったが……この場... -
しんせかいの かみ
しんせかいの かみ なぜか、と聞かれても彼は答える事ができない。ただひたすらに急ぎたかった。ただ歩き続けるのは苦痛だったから これは、GANTZによる新しいゲームだ。加藤勝はこう断定した 最も彼も、まだ3回しかGANTZによるゲームを経験した事はない。電車に轢かれ死に、マンションの一室にいた 黒い玉、GANTZ。謎の銃。謎のスーツ。そして、謎のせいじん GANTZにより、標的として『せいじん』を設定され、部屋から転移。その『せいじん』を倒す、もしくは捕獲して送還すればゲームクリア、当面の危機は脱する そう、危機だ。その『せいじん』はこちらを殺すつもりで来る、しかも強い。スーツや銃を装備しなければ、まず勝てない 実際、3回目のゲーム…自分達は、全滅した 巨大な敵、溶解液を放つ敵、レーザーを放つ敵 どんどん仲間は減った。幼馴... -
盗賊について
盗賊について 「これからどうする?」 ひとつの民家に腰を落ち着けたバクラとクロロはこれからの方針について話し合っていた。 周りの地形から判断して、現在地はA‐5、6付近だと二人は当たりをつけた。随分と端の方に飛ばされたものである。 盗賊という職業柄、周りの状況に敏感なのはごく当然のことだ。地図を広げながら二人は目的地を定めようと目を凝らす。 南に行こうとは決めたが、どこに何があるのかは把握しておく必要がある。 地図を眺めながら、バクラはふと思い出したように呟いた。首の違和感は始まってからずっと消えることはない。 「情報収集も大事だがこいつのことも考えなきゃなんねえ」 「……首輪か」 周りに人の気配がないのを確認した後、口調を崩したバクラは己の首に手をあてる。 主催者に命を握られたも同然の首輪。これがあるせいで出すぎた行動は命取... -
男の戦い ver.snow
男の戦い ver.snow 全てが凍り付けばいい。 全て雪に閉ざされてしまえ。 私さえも凍らせてしまいたい。 私の心の片隅の、 うるさい声を今すぐ止めたいから。 ***** 「時間超越……」 「宇宙人……」 かつて年老い……えー、ピチピチ139歳の医者が支配していた医務室。 そこで遭遇した山本武とレン・エルシ・ジュエリアの2人はとりあえずの情報交換を終えた。 といっても、先刻被ってしまったお互いの質問を順序を決めて質問しあい、お互いに答えたところであり、まだまだ情報交換は不十分であるのだが。 山本はレンから、彼が宇宙人であること、さっきのは幻術ではなくくしゃみによって生じる性別変換であり女性の人格ルンがいること、 この会場に少なくとももう1人、ララという宇宙人がいることを聞... -
はじまり
はじまり 「嘘でしょ、こんなのありえませんわ」 先ほど見た光景が頭から外れない天条院沙姫。 宇宙人のような(ようなではなく本物なのだが)冗談とは何度遭遇しても、人死にには出会ったことがない。 何でも食べる男なんて、変身する女の子に比べれば可愛いものだ。 けれど……アレは…… 「と、とにかく、屋敷に帰らなければいけませんわ……」 現状、ハッキリしているのは殺人があった事、周囲に殺人犯がいる事、ここが自分の知らない場所である事。 これらを踏まえると沙姫のやるべき事は自分の家に帰り、警察にワポルの凶行を訴える事だ。 そのために、まずはここがどこか知る必要がある。 いつもと同じように地面から生えている電柱には、『病院ワポル、この先500m』の文字があった。 空を見上げれば、文字通り満天の星空。黒い夜の帳もなんのその... -
えっちぃのは嫌いです ~マリオン・ファウナの場合~
えっちぃのは嫌いです ~マリオン・ファウナの場合~ 夜の帳が剥ぎとられ、薄明かりが地上に降り注いでいる。 清々しい朝であるはずなのに、今はそれこそが不気味な雰囲気を醸し出している。 窓から差し込む陽射しに晒されるは、身に纏った――元は白だったはずの――赤いマント。 「さァて、どうするかねェこれから…」 強制的な空間移動という奇妙な攻撃を受けた星海坊主は数時間前、気付けば建物内に居た。 そのことについて色々と考えたいこともあったが、今はもっと大事なことがあるため、 それからはずっと、光と影、白と黒の斑模様に染め上げられた喫茶店の中で、星海坊主は地図との睨めっこを決め込んでいた。 夜兎族。 ――とは、今は絶滅寸前の、宇宙最強種族の中の一種である。 生身の身体で宇宙空間を移動したり、頭部に弾丸が撃ち込まれても持ち前の回復力で傷を癒すなど... -
救世主現る!
救世主現る! はひー、たたた、大変です! さ、先程私、三浦ハルは見てしまったんです、生まれて初めて。 何をかって?それは……言えません。やっと落ち着いたというのに、また吐き気が襲ってきちゃいますから。 そしてその初体験を奪った…ワポルさんという方は何とハルたちにこう言ったんです。 殺し合いをしろ、と。 即答させてもらいますが無理です。 ハルにはそんなデンジャラスなことできません。できるわけがないです。 でも、だったらこれからどうすれば良いのでしょう。 ハルはただの乙女です、必殺技とか持ってないです。 確かに新体操はやってますから単純な運動はできるほうだと思いますが…。 戦場で女子中学生の運動神経が役に立つのでしょうか? 「助けてください、ツナさ~ん……」 そうは言ってもハルのヒーローのツナさんがここに居るとは限り... -
1/2の扉
1/2の扉 ルン・エルシ・ジュエリアは城のある一室に置かれた、ベッドの上に腰掛けていた。 淡い色彩の髪を手で弄んでぼんやりと思考する。 暗い室内の中には怪しげな薬品や書物が所狭しと置かれている。 けれど、不思議と嫌な感じはしない。どこか人を落ち着かせる雰囲気に満ちていた。 さすがに髑髏をあしらった調度品は趣味がいいとは思えなかったが。 ……地球に来てどれだけの月日が過ぎただろう? メモルゼ星の王族である自分が何だって辺境の地球になどに来ることになったのか。 最初はレンの身勝手な行動に腹を立ていたものの、好きな人も出来た。 ララがいることを除けばそれほど悪くない日々が続いている。 アイドルとして活躍をしたり、ちゃんと地球に馴染んできていると思った矢先にこの仕打ち。 後悔、とまではいかないもののそれに近い感情が一瞬、湧き起こる。 ... -
どうでもいいことに限ってなかなか忘れない
どうでもいいことに限ってなかなか忘れない アレ?何かしらコレ。空が真っ赤だわ。 アレ?真っ赤なのは私じゃないの。 アレ?何で私こんなことになったんだっけ。 アレ?ちょっと待って、私……。 ◇ ◇ ◇ 長い夢のような出来事から暫く経って結城梨斗が目を覚ますと、自然の匂いがツンと鼻腔を突いた。 ぼやけた視界を一回転。起抜けであるためか微かに脳が眩んだがそこはグッと堪えた。 段々と明瞭になっていく世界の中を支配し尽くしたのは黒く今にも覆いかぶさってきそうな何かの数々とその隙間から漏れる光。 覚えの無い場所は梨斗に恐怖心だけを与えていく。 「何だよ、わけわかんねぇよ……。どこだよここ……。って、うおわっ!」 恐れから無意味に後退りをすると何かに躓いて背中で地面... -
見よ!塾長は紅く燃えている
見よ!塾長は紅く燃えている 「わしが男塾塾長、江田島平八である!!」 「いえ、そのような大きな声を出さなくても聞こえますよ、江田島先生。 むしろ、そんな大声を出せばあたりの人に気付かれ」 「わしが男塾塾長、江田島平八である!!」 「…………はあ」 エリアでいえば、E-5にあたる川の傍の草原。 そこで、2人の男が会話をしていた。 1人は大柄な体躯に、見事なまでに髪のない頭、それでいて精悍な顔つきで立派なひげに和服を着た男。 もう1人は対照的に、端正な顔つきに金髪の優男といった印象の男だった。 大柄な男、江田島平八と青年、玉藻京介が遭遇したのはついさっきのこと。身構えた玉藻に江田島が「わしが男塾塾長、江田島平八である!!」と叫び、 玉藻が唖然としたところに江田島が自分はこのゲームに乗っていないことを申告。互いに... - @wiki全体から「殺人鬼と忍者」で調べる