オエコモバ Oye Como Va

ジャイロ・ツェペリを探してる どこにいる?


原作登場部分:SBR4巻
一人称:オレ
種族:人間(ネアポリス人・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『僕のリズムを聴いてくれ』

ファニー・ヴァレンタインの送り込んだ刺客の一人。悪魔の手のひらによって目覚めたスタンド使い。
(・・・ではあるが、『ヴァレンタインが送り込んだ』というのは後になって明らかにされた事実で、登場時は単純にテロリストとして紹介されている。)

SBRレースの2年前(1888年)にネアポリス国王の馬車を爆弾で爆破。国王は乗っていなかったものの、子供2人を含む5人を死亡させた死刑囚。
獄中で何故かほんの少しの爆薬を隠し持ち、看守の耳の中にいれ爆殺し脱獄した。ゆえにジャイロ・ツェペリの法務官としての顔や、彼の父のことも知っている。
この爆弾の特技がアリゾナ砂漠、つまり悪魔の手のひらの通過によってスタンドとして覚醒。
本人はこの現象を『神の御技』としており、覚醒から丸4日であるにも関わらずその特性を最大限利用してジャイロとジョニィを窮地に追い込んだ。

また、普段は語尾をやたらと伸ばすなど気だるげな口調だが、ジョジョ特有とも言える表現の比喩では、
『借金でクビがまわらないヤツが「闇金融」からカネ借りちゃったのと同じこと』
『網カゴに入れられたまま火にくべられるネズミと同じ』
・・・と、結構えげつない、かつ、絶妙な的確さで説明を行っている。

ちなみに、ページ最上部のセリフは、マウンテン・ティムの名言?である
「おっと 会話が成り立たないアホがひとり登場~~ 質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ」
に繋がっていることや、
まだ『牙』ではなく『爪の回転』でしかなかった=スタンド能力というものを漠然としか把握していなかったジャイロ・ジョニィの二人組に対して
ティムが『スタンドのルール』を説明するシーンがあるなど、ある意味チュートリアル的なキャラであったとも言えることなど、
(さらにジョジョロワ的に言うなら、名前をロクに覚えてもらわなかった事もふまえて)
見た目のインパクトと相まって短い登場期間でありながら大きな人気を持つキャラだと言えるだろう。

スタンド『ボクのリズムを聴いてくれ』

亜人型・近~中距離の攻撃型。カラスのような頭部にマント(JOJOVELLERによればアフリカの民芸品の発想)をまとったようなデザイン。
リンゴォ・ロードアゲインの『マンダム』のように本体に寄り添い、直接の殴り合いなどは行わない(描写がないだけで真偽は不明だが)
本体であるオエコモバが触れたものに時計のような外見を持つ『ピン』を取り付け、それが外れると爆発する。
ピンが外れてから爆発するまでには若干のタイムラグが有り、爆発の前にピンを元の位置に戻すことができれば阻止することも可能。
また、オエコモバに触れてきた相手に対しても、自分の皮膚が剥がれ落ち、その皮膚そのものを爆弾化することで攻撃が可能。この際オエコモバにダメージはない。
ちなみに爆発までのタイムラグの間にオエコモバが対象から距離を置く描写があるので、爆破のダメージ自体は本体にも影響があるようだ。
そして最大の特徴は『触れたものすべて』を爆弾化出来るということで、手のひらから滴り落ちる液体(汗、水筒の水)やタバコの煙までも爆弾化することが可能。

なお、似たような爆弾のスタンドとして第4部ラスボスである吉良吉影の『キラークイーン』が比較対象として話題に挙がるが、
キラークイーンは『1度に1つのみ』『跡形もなく消し去る威力』であるのに対し、
ボクのリズム~は『複数の対象を同時に爆弾化』『殺傷力にはやや劣る』と、
ある程度の差別化はされている。証拠を隠滅させる吉良・テロリストとしてのオエコモバ、と考えればわかりやすいだろう。

ちなみにスタンド名は、彼の本名『オエコモバ』の由来となった楽曲、ティト・プエンテ「Oye Como Va」を和訳したもの。
つまり自分の名前をスタンドの名前としている、ウェザー・リポートと似たようなスタンスである。

破壊力 スピード 持続力 精密動作性 成長性 射程距離 能力射程
B(宿屋1棟が破壊される程度) 4~50m


+ ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)

ジョジョロワ3rdでの動向


6話『    』に登場。
自分が窮地に追い込まれていた状況からの救済!これこそ神の御技!
ジャイロにジョニィ!待っていやがれ!
まずは手元の地図で現在地を確認だ!・・・って、暗いな、明かりをつけるか。
――って、オイ何だコイツは!?敵襲か!?
いや、俺ならこの状況を打破できる!動けオレのスタンド!その地図を爆弾にするんだ!
……ハッ!相手が消えたぞ!やったバンザーイ!!

……

……

……地図が爆弾になってるウゥウゥ!?ピン抜けてるウゥゥゥ!?


そう。彼はブラック・サバスに刺された訳ではなく、勝手に自爆してしまったのだ。
このライターが後にどういう運命を引き起こすのかは、もはや彼には関係のない話だろう。

GAME OVER

参戦時期:???(本文から察するに、『もいっぱつ』を食らう直前だろう)
初期ランダム支給品:ポルポのライター。現在は主催者組に回収された。

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最終更新:2016年02月27日 22:45