辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
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日本国語大辞典 | 名詞 |
( 動詞「とむ(富)」の連用形の名詞化 ) ① とむこと。 |
兼盛集(990頃)「まねかねどあまたの人のすだくかなとみといふものぞたのしかりける」 | 富 |
② 豊かな財産。集積した財貨。 | 日本書紀(720)皇極三年七月(岩崎本室町時代訓)「新(にひ)しき富(トミ)入来(きたれり)。都鄙(ひな)の人、常世の虫を取りて、清座(しきゐ)に置く」 | |||
③ =とみくじ(富籤) | 雑俳・西国船(1702)「打込んで富はあなたのおあてがい」 | |||
広辞苑 | 名詞 | ①とむこと。 | 兼盛集「招かねどもあまたの人のすだくかな―といふものぞ楽しかりける」 | 富 |
②〔経〕 ㋐集積した財産。 |
「巨万の―」 | |||
㋑特定の経済主体に属する財の総和。経済財であり、貨幣価値で表示される。 | ||||
③とみくじ。とみつき。 | 根無草後編「三百両の―を突かせ」 | |||
大言海 | 名詞 | 富ムコト。ユタカナルコト。又、多クノ財產。集積セラレタル財貨。 |
書經、洪範篇「五福二日
レ
富」 禮記、祭義篇「殷人貴 レ 富而尙 レ 齒」 大學「富潤 レ 屋、德潤 レ 身」 史記、貸殖傳「子孫修 レ 業而息 レ 之、遂至 二 巨萬 一 、故言 レ 富者、稱 二 陶朱公 一 」 源、四十九、東屋 十一 「御ケハヒノアリケル樣、ナホ人ノカギリナキとみト云フメル勢ヒニハ、マサリ給ヘリ」 兼盛集「招カネド、アマタノ人ノ、 |
富 |
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