「テメエらもつくづくバカな野郎達だな 奪って壊してこその星じゃねえか 守る価値なんざありゃしねえ」
【名前】 |
ゼイハブ船長 |
【読み方】 |
ぜいはぶせんちょう |
【声】 |
柴田秀勝 |
【登場作品】 |
星獣戦隊ギンガマン |
【登場話】 |
第一章「伝説の刃(やいば)」~ 最終章「明日の伝説(レジェンド)」 |
【所属】 |
宇宙海賊バルバン |
【分類】 |
魔人/海賊団の船長 |
【モチーフ】 |
海賊、海賊船 |
【名前の由来】 |
エイハブ船長(小説『白鯨』の主人公) |
【詳細】
曲者揃いの魔人達を率いるバルバンの船長。
中世の海賊船を彷彿させる胴体に、典型的な海賊のイメージ(眼帯、フック、帽子)がある。
3000年前の戦いの時に失った左腕は義手になり、鎖付きの鉤爪や大砲を仕込んでいる。
「
グレゴリ艦長」とは義兄弟の契りを交わし、「
樽学者ブクラテス」を「先生」と呼ぶ。
べらんめえ口調で喋り、大雑把な性格に見えるが、知略家で更に戦闘力も頗る高く、不死身の肉体を有する。
部下の事を道具か捨て駒にしかしていないように思えるが、意外と非常に仲間思いらしく、部下が死ぬ度に湧き上がる悲しみを船長としての責任感から押さえ込んでいる(だが、「
剣将ブドーを陥れた
妖帝イリエスやブクラテスのように仲間への裏切り行為を行った者は容赦なく斬り捨てる」という冷酷な一面もある。)。
イリエスには「
魔獣ダイタニクスを復活させれば、望み通り褒美の金貨を与える」という事は告げているが、所詮はイリエスの汚い性格(本人曰く「始末に終えない」)の他、「ブドー」への裏切り行為を行った事に苛立ち、結果が成功でも失敗でも最終的には捨て石にするつもりで行動させる。
ブクラテスが魂の塊の宝石からイリエスを復活させようとした時はブクラテスを背後から斬り付け、ブドーを陥れたのを見抜きつつも見逃していた事を告げた後、バルバンから追放。
片腕の「
破王バットバス」が「地球魔獣」に食われた時や「
操舵士シェリンダ」が戦死した時はいつになく動揺、特に後者に対してはかなりショックだったようで、シェリンダには何か特別な想いがあった事が窺える。
実は過去の戦いで重傷を負い、不死身の肉体を構成する「星の命」(「ブクラテス」は右胸に埋め込んだ)を体内に埋め込み、破壊する事で倒せる。
最終決戦で黒騎士ヒュウガと対決、弱点とされる右胸をナイトアックスで攻撃される。
だが、いつの間にか「星の命」を右胸から胸部の中央に埋め変え、「地球魔獣」を倒されると怒りを露わにし、ギンガマンを容赦ない攻撃で追い詰める。
口からの火炎放射でナイトアックスを破壊、左腕の大砲による砲撃で転生解除に追い込み、「バルバンの船長」の名に恥じない驚異的な戦闘力で追い詰める。
アースを復活させたヒュウガがリョウマと共に放った炎のたてがみで星の命を破壊され、ギンガマンと最終決戦を行い、黒の一撃、銀河の戦光に怯み、最期は獣装光ギンガレッドの「炎一閃(見た目は獣火一閃)」を受け爆散した。
【余談】
デザイナーの野崎明氏によれば、「当初は『ロギナ』という仮の名称だったが、最終的にこの名称になった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
声を演じる柴田秀勝氏は多くの怪人の声を演じている。
最終更新:2017年03月15日 16:26