「陛下!失った闇はどうか、わらわの闇で」
【名前】 |
モルク侯爵 |
【読み方】 |
もるくこうしゃく |
【声】 |
鈴木れい子 |
【登場作品】 |
烈車戦隊トッキュウジャー |
【初登場話】 |
第27駅「新たな力を」 |
【所属】 |
シャドーライン |
【分類】 |
シャドーライン幹部 |
【闇形式】 |
モイ50489-27 |
【闇装備】 |
侯爵系マイクロッド |
【シャドー怪人薀蓄】 |
自身の化粧は、 闇を纏ったフルメイクなんだ |
【名前の由来】 |
デンマーク語で、 「黒」を意味するモルク(Morke) |
【闇形式の由来】 |
50489=5(こ)0(う)48(しゃ)9(く) |
【詳細】
闇の皇帝ゼットに仕える幹部の1人、シャドータウンの管理を任され管理人達を束ねていたシャドーラインの女侯爵。
シャドーラインの古株、皇帝ゼットを乳母のように幼い頃から育てた立場で、常にゼットの身を慈しみ案じると同時、時には意見する事も恐れず、ゼットの「キラキラ」に対する執着を危険視していた。
裏切り者に対しては絶対に容赦をせず、常に闇を集めるに行動、レインボーラインを排除するのに戦ってきた。
巨体な身体に数々の装飾品を装備している分重量があり、武装している伸縮自在の特殊なロッドは地面に叩きつける度に激しい地ならしを起こし、有事の際には即座にアナウンスを発令するマイク機能を有し、戦闘の際には錫杖に自分の重身を加えて攻撃するなど豊満なボディを活かしたダイナミックな戦闘を得意とする。
第27駅でシャドーラインの弱体化を危惧してキャッスルターミナルへ移ると、陣頭指揮をとりながら闇を集める作戦を運行、
ノア夫人に
シャドー怪人のように自らの手で闇を集めるように命令し、ネロ男爵には、裏切り者のザラム/6号と
シュバルツ将軍の始末を命じている。
更に皇帝ゼットに詰め寄り、皇帝の闇の力が弱い事を指摘、28駅では皇帝自身がキラキラの光に引き寄せられているのが原因で、皇帝自身が光を引き寄せるような強い闇を持つ事を助言。
第31駅でレインボーラインの本拠地『ハイパーレッシャターミナル』が出現すると総攻撃を行うが、シュバルツ将軍の妨害と皇帝の異変により失敗。その後もハイパーレッシャーのパワーに危惧し、第35駅で皇帝の威を借りてハイパーレッシャターミナルに再度総攻撃を開始すると、一度はハイパーレッシャターミナルの制圧に成功するが、皇帝の中からグリッタ嬢が出現した事で、再び皇帝に異変が発生してしまい、皇帝を先にキャッスルターミナルへ強制帰還させると、ネロ男爵とノア夫人と共に
クライナーを操縦、
超クライナーロボに合体。
新たに合体したトッキュウレインボーの前に手も足も出ず、「トッキュウレインボーファイナルスラッシュ」の前に超クライナーロボは倒され、爆散する直前に脱出しキャッスルターミナルに帰還。
その後、皇帝ゼットに中にいたグリッタ嬢を排除していなかった事が敗因になったと厳しく追及している。
第39駅でヤミベリの影響で衰退しながらも、異変が発生した皇帝ゼットの護衛をしていたが、ノア夫人が脱獄させた「ボセキシャドー」がキャッスルターミナルの闇を勝手に使う姿を目撃し単身出撃。
ボセキシャドーを連れ戻そうとするが、ボセキシャドーが転落した際に自身の杖にしがみついて共に転落してしまいトッキュウジャーと戦闘を行うが、闇の衰退で本領を発揮できず、ダイカイテンキャノンの攻撃の巻き添えになりそうになったところを間一髪吹き飛ばされる形で逃れている。
第40駅でキャッスルターミナルに帰還する頃にはシュバルツ将軍とザラムの襲撃を受けており、皇帝はザラムと共に専用クライナーで脱出し、シュバルツ将軍も追跡した後であったが、キャッスルターミナルの異変を受けてネロ男爵と共に皇帝を連れ戻すのに追跡する。
自身は通常のクライナーに偽装した専用クライナーで出撃すると、専用クライナーロボに変形してハイパーレッシャテイオーと対決。
第41駅で皇帝の中のグリッタを始末しようとするが、皇帝ゼットに返り討ちに遭い、更にグリッタと分離したことで、皇帝ゼットの闇の力が増加した事に歓喜するが、皇帝自身が闇の力を望まぬ事で不服を買ってしまいネロ男爵と共に斬り捨てられてしまうが、本気で斬り付けられられなかった事で共に生き残る。
第43駅で負傷しながらもネロ男爵と共にキャッスルターミナルに帰還し、闇を落ち着かせた皇帝をなだめると共に皇帝がキラキラを欲する理由を突き止めるのに「
ドールハウスシャドー」を派遣。
ドールハウスシャドーは敗れるが、キラキラを欲する原因がトッキュウ1号にある事を突きとめている。
第45駅でキャッスルターミナルに乗り込み動力室を操作するグリッタを止めようとするが、ハイパートッキュウ6号に押さえ込まれネロ男爵と共に外へ連れ出されてしまう。
1号と戦闘中の皇帝ゼットを見つけると「皇帝専用クライナー」で追跡して、キャッスルターミナルを奪還、皇帝ゼットの命令でキャッスルターミナルを浮上し総攻撃を開始。
第46駅で、闇のトッキュウ1号を退けた後、ゼット自身が1号と戦闘を行う際には留守役を命じられ、
闇の巨獣へと変貌するキャッスルターミナルの姿に歓喜。
終着駅で、帰還した皇帝ゼットと共に闇の巨獣の内部に鎮座していたが、闇に飲み込まれた昴ヶ浜で行われていた星祭の灯篭の光に魅せられたゼットに危惧し、更に光の矢となったトッキュウレッシャーの攻撃に対しゼットを庇い崩壊するキャッスルターミナルの中から共に脱出し、ネロ男爵と合流するとトッキュウジャーと最後の戦いに挑む。
トッキュウジャーの4人(2号、3号、4号、5号)と交戦、5号の強いイマジネーションの攻撃にダメージを負い、皇帝ゼットの危機に自らの意思で、ゼットに吸収される事を選び、ネロ男爵と共にその身を闇のパワーとして皇帝ゼットの闇の一部となって消滅した。
『行って帰ってきたトッキュウジャー』では「
ヘイ大公」の力により複製される。
【余談】
爵位からネロ男爵や
ナイル伯爵より地位の高い幹部。
声を演じる鈴木れい子氏はクライナーのアナウンス役として第12駅から登場。
最終更新:2017年07月31日 18:57