格詞に接尾辞のen を付けて規則的に接続詞にすることができる。 
an inat 
ket sa 
galt(私は門の前で猫を見た)の場合、sa は格詞なのでinat の格である。
ゆえに私が門前にいたことになる。
 
一方、an inat ket 
saen galt(私は門の前の猫を見た)の場合、saen は接続詞なので、もはや格詞ではない。 
saen はinatの格ではなく、ketとgaltを結ぶ接続詞である。
そうなると門前にいたのは私でなく猫になる。
 
この接続詞はsa(~の前で)とsaen(~の前の)を区別するために使われる。
こういった接続詞は他の格詞からも作れる。
例えば
kon ならan siina lem 
konen flelzol(私はバイオリンを使った曲が好きだ)のように。
 
最終更新:2009年11月15日 20:42