nim(1) /// / 色 \
lakta \ 色 \ 2:
シェルトの色駒。色駒の行動可能なマスの軌跡が古ア
ルカで色を表わすnimの字形と同じであることから \ [
yuo ] \
onを
konで
alに染める \ [
iyuan ] \ 染まった \ [
vetyolom] \ アルカの基本色は
pal,
pil,
har,
hir,
hor,
her,
daf,
dif,
dof,
defの十種。これらは弁別的用法を持つ。これ以外の色は専門的用法しか持たない。白ワインはどちらかというと緑だが、日本語では緑が弁別的用法を持たないので緑ワインとは言わない。アルカでは
horが弁別的用法を持つので白ワインは
palなく
horといえる。日本語で弁別的なのは白黒赤青の四色である。それと比べるとアルカは弁別的用法を持つ色が多く、弁別的な用法の中でも更に色を細かく表現する細かさを持っているといえる \ 英語は基本色が11あるといわれているが、アルカはこのように10である。オレンジが足りない。オレンジは
lisikで、勿論オレンジのものを
lisikで表わすことは可能である。だが
lisikは基本色でないので扱いが異なる。普段は基本色の範囲でものの色を決めてすませることが多い。
lisikは基本色でないからオレンジのものを
lisikと言わないことが多い。ではオレンジは基本色のどの色で代用させるかというと、大抵は黄色である。赤みが強ければ赤とすることもあるが、大抵は黄色である。はっさくなどは日本人が見れば比較的オレンジといいそうなところをアルカでは黄色という。温州みかんは日本人の目からすれば必ずオレンジに見えるだろうが、アルカだとふつう赤という。はっさくぐらい黄色ければ黄色で、温州みかんほど赤ければ赤である。いずれにせよオレンジとはふだん言わない。
lisikは細かい区別をするときにしか使わない \ これを日本語の感覚で直すと、たとえば正確には赤茶色というべき色があったとしてもふだん日本人は茶色ということが多い。赤茶色というのは特に厳密に区別する必要があるときだけである。それと同じことで、アルカにとってオレンジは特に区別するときの色であって、ふだんは黄色か赤という \
最終更新:2007年05月18日 16:38