ul(1) /// / 主格 \ 13:
seren:
klel:古アルカにおける主格がsoalで、それが変化してsool、soulとなって \ いった \ [
areu ] \ 主格の格名詞を作る。とりわけ無生を指す \ [pea] \ (主格)~が \ [カメアセマトマク] \ 動詞の前にくる唯一の格 \ 強調文と倒置文以外では省略される\ 行為者を表わす \ 主題を表わす \ 能動文の
onは受動文の
ulにくる \ 惕 \ ulは基本語順でおいて唯一動詞より前にくる格である。ulは強調文と倒置文以外では省略される \ 能動文において、ulは行為者を表わす。ulは意図的な物理的・心理的行為を行うものである(1)(2)\ (1)
an baos-a la \ (2)
an san-e la \ ulが最も多く取るのは行為者である。だが、より厳密に言うと、有生の行為者である。無生は意志がないため、原則として行為者にくることはない。例外は無生を擬人化した場合や、無生をメタファーにした場合である(3)(4)。(3)は擬人法である。擬人法は文学的な言い方で、日常会話では頻度が少ない。(4)はメタファーである。隣接性によって、小学校が教師を表わしている。メタファーは日常生活にも多用される \ (3)
vort ket-ik an(死が私を訪れた) \ (4)
mifa xax-e arka al miv(小学校は子供にアルカを教える) \ また、ulは繋辞文の場合、主題を表わす(5)(6) \ (5)
an et fan \ (6)
an et ser \ ふつうulは有生がくるが、繋辞文においては無生も抽象もこれる。更には節もこれる(7)。ulが長くなる場合、どこまでがulであるか分かりやすくするために
tie,
tunでulを括ることもある \ (7)
tie ti ku-a tu tun at tei(君がそれを言ってしまったのは悪いことだった) \ ところで、今までは能動文について述べたが、受動文だとulが取るものは変わる。受動文の場合、能動文の
onがulにくる。この際のユトについては能動文の
onと同じであるから、そちらを参照すること \
ul /// / [
中期制アルカ ] 主格関係詞 \ fol.zipファイルの制アルカ概説書.doc(2006/01/16最終更新版)に載っている語形。しかしながら、実際の中期制アルカでは
unという語形が用いられる場合がほとんどである。 \
後期制アルカでは
enになった。 \
最終更新:2008年02月15日 20:18