後期制アルカとは、2005年12月18日の改定により生まれた
制アルカである。
この
arka@wikiがメインで扱う言語である。2005年の末ごろより
新生人工言語論で展開されたアルカはこの後期制アルカであり、狭義のアルカはこれを表す。
文法の詳細は
人工言語アルカを参照。
- laa(母),koo(ここ)などの二重母音語の廃止、sec(日)、mac(妻)など日常で使用頻度の多い語のc音がl音になり、sel, malに変化、twenで「寄付の神トゥウェン」と「寄付」そのものを表すような神名と一般名の分離等の大幅な語彙の変更が行なわれた。詳しくは、変更一覧を参照。使徒のスペルもvii→vio lii→lin rina→lina nee→nenのように変化した。
- 普通動名詞の接尾辞はinからas、自然動名詞の接尾辞amからisになった。それに伴い、metin(落すこと)はmetas, metam(落すこと)はmetisになった。
- 自分提案-oxと相手提案-exは統合され、どちらも-exを用いる。例:an dal-ox ti → an dal-ex ti?。そして-oxは不許可(~してはいけない)を表すようになった。また必要性シリーズ-ah, -ih, -oh, -ehは、-af, -if, -of, -efになった。そして、-ah, -ih, -oh, -ehは、「~しなければならないわけではない」、「~したほうがよいというわけでもない」、「~しないほうがよいというわけではない」、「~してはならないわけではない」を意味するようになった。
- 中立使役動詞solはsosになった。
- 自動詞はhat yu-e metのようにyuを使って表していたが、「繋辞+語幹」で表すようになり、hat et met(皿が落ちる)のような構文が使われる。
- また代名詞では、liはleに、oniはemに変更されている。
- 主述副詞deoはdea, 定義副詞deeはdeiに変更された。
- 副詞を導く格詞rax, irax, araxが追加された
- 接続詞の強選言orはazに弱選言erはizになった。
- 関係詞関係は主格関係詞ulはenに、対格関係詞emはunになった。また主格内包関係詞usはeaに、対格内包関係詞ukはeiになった。
- 擬情語が排他された。オノマトペを参照。そのため、nilnilのような語は使われず、namo e lu it nil(彼の様子は動揺している)のような分析的表現が使われる。擬音語・擬声語・擬態語の表現はあるが、公式の場では、fo gon(ノックの音で)やfo xiv e kets(猫の声で)やflia flip(輝く水晶)のような分析的表現が好まれる。
- 数詞では5がleからliに変化した。
○主な作品
以下にあげた作品のほかにも、このウィキの
資料集に納められている資料のほとんどは後期制アルカで記されている。
最終更新:2009年04月24日 19:58