龍田(ふたなり)×天龍3-569

「コラ!俺を第一線がら下げるなっての!」

ドック内に罵声が響く。
天龍型一番艦天龍…綺麗なショートカットに緋色の瞳。そしてちょっと尖った形の大きい胸とプロポーションの整った肉体。
そんな容姿端麗の姿からは想像の出来ない言葉の荒さ。
先の戦闘にて破損した為提督よりドック入りを命じられ、半ば強引にドックへ入れられたのが不満であった。

「くそっ!なんで俺が…」

そうぼやきながらもドックでの修理が始まる。ところどころ破けた衣服が損傷具合を物語る。
普段から勝気のせいか、建造以来ドックに入っては出て行っての繰り返しをする天龍。

「もうガタガタ言ってもしょうがねーか…」

ドックの常連の為、修理が始まればどうにもならないことを悟り諦めに入る。

「仕方ねぇなぁ~」
「あとはまぁ任せるぜ」

そう言ってドックで仮眠に入る天龍。
それからどのくらいの時間がたっただろうか…躰に伝わる違和感で目を覚ます。

「んんっ…?」

誰かに抱き締められ明らかに胸を触られている…
その感触に最初は鈍い反応を示すが違和感を悟ると慌てて起きる。
が、躰を抑えられ起き上がれない。

「くっ」

こんなことをするのは何処の誰だ?そう思いながら怒りの表情で振り返る。
するとそこには天龍と同じ髪の色をしたセミロングの女の子。
華奢な躰付きからは想像も出来ない力で抑えられる。そして目が合うと紫色の瞳が怪しく光る。

「お、おまっ!んっ!!」

怒り、叫ぶその瞬間、唇を唇でふさがれる。
そしてすぐさま進入してくる舌が天龍の口内をまさぐる。

「んーっ!んーっ!!」

怒りの表情を浮かべながらも思いもよらない行動に驚き、一瞬の隙に両手を押さえられてしまう。
そして口元は抵抗も出来ずなすがままにされてしまう。
唇を舐められ舌を絡められ抵抗が出来ない。しばらくそんな状況が続き相手が満足したのか唇を離す。

「い、いきなり何をっ!」

唇が離れた瞬間、涎の糸を引きながら叫ぶ。

「うふ、何か気になることでも?」

袖口で糸をぬぐいながら余裕の表情を浮かべる女の子。
天龍に良く似た顔と華奢に見える躰、胸は天龍とは異なりマシュマロのようなふっくらとした大きな乳房。
女の子特有の甘いにおいを香らせる彼女。それが天龍型二番艦龍田。

「何かって!見れば分かるだろ!ドックで休んでるんだよ!」

いつもどおりの荒い言葉で叫ぶ。

「うん、知ってるわよ。気持ちよさそうに休んでいたからもっと気持ちよくなってもらおうと思って」

そういって天龍の服の中に手を滑り込ませ胸を触る。

「ひゃぁっ!!」

普段出さないような女の子らしい悲鳴を上げる。

「あら~わたしのキス、そんなに良かった?」
「もう乳首ビンビンに立ってるよわよ~」

硬くなった乳首を指で転がしながらその感触を確かめる。

「う、うるさいっ!!」
「さっさとその手を止めろ」

顔を赤らめながら叫ぶ天龍。
当然そんな制止は龍田には届かない。

「だって気持ちいいんでしょ?天龍ちゃん」
「乳首硬くして、こんなに躰ビクビクさせちゃってさぁ…」
「可愛いね~」

手で胸を刺激しながら徐々に服を脱がせる。
天龍も嫌がりはするものの龍田が躰を押し付けているせいか思うように抵抗できない。

「やめっ!んんっ!!ぁんっ!!」
「や、やめっ!ひゃぁっ!!やめろぉ」

顔をますます赤らめ時々甘い声を出しながら龍田を押しのけようとする。が、それもかなわずもぞもぞと抵抗するたびに徐々に脱がされる衣服。
ジャケットは傍に転がりシャツのボタンは全て外される。
その間も天龍の胸を手で揉み解し、乳首を刺激し、首元にキスマークをつけ、時には乳首を唇で吸い上げる龍田。

「ひゃぁぁんっ!!」
「やめろぉ…やめろぉよぉ…」
「んんーっ!!はぁはぁぁ!!」

最初の頃からは大分大人しくなる天龍。抵抗がかなわない諦めと、躰が快楽に反応してしまっているせいかだんだんと勢いが無くなる。

「ほら、後一枚よっ!」

しばらくすると上半身は下着一枚の姿になる。そして龍田はその一枚もためらうことなく脱がす。

「はいっ!」

掛け声と共にブルンと飛び出す天龍の乳房。大きな胸に綺麗な桃色の乳輪、そしてツンと尖った乳首。

「やった」
「天龍ちゃん、凄く興奮してるねぇ」
「わたし嬉しいなぁ~」

にやにやと微笑みながら天龍のロケットのように尖った乳房を楽しむ龍田。

「はぁ…はぁ…ひゃぁっ!!」
「そ、そんなにっ!!あぁんっ!!」
「…んんっ!や、やめっ!!はぁんっ!!」

乳房をしつこく刺激され全身に快楽が走る。その淫らな快楽で意識は淀み、躰は火照り欲情する。肌にはしっとりと汗をかき、その艶っぽさが龍田を更に刺激する。

「ふふふっ…天龍ちゃん、凄くいいにおいする」
「はぁ…んんっ!」

そう言いながら責めるを止めない龍田。首元を舐め、舌を這わせ天龍の腋まで刺激する。

「そ、そんなところ!ひゃぁぁんっ!」

腋を舐められ妙な刺激が伝わる。

「はぁぁぁ…天龍ちゃんの腋、いいにおい…」
「んんっ!」

香りをかぎながら舌で執拗に刺激する。

「ふぁぁっ!!」
「やめっ!!!っんん!!」

「なぁに?やめてほしいのぉ?」
「とか、言いつつほんとは気持ちいいくせにっ!」

普段も強気の天龍。抵抗は弱くなるものの、龍田の快楽の責めにはなかなか折れない。そんな様子を確認しながら今度はスカートに手をかける。
そして一気にめくり上げる。

「ひゃっ!」
「だ、だめっ!!」
「見るなっ!!見るなぁ!!」

顔を真っ赤にして叫ぶ天龍。スカートの中には真っ黒なショーツ。布の少ないTバックタイプのを身に付けていた。
しかし、そのショーツはもはや役には立たず止めることの出来ない大量の愛液で濡れていた。

「天龍ちゃん、どうしたの?」

勝ち誇った表情で問いかける龍田。

「くっそがぁ…っ!」

一番恥ずかしいところを見られて激昂する天龍。
だが既にイニシアチブを龍田に取られている状況ではもはや戦況は覆らない。

「そんな怒った表情もそそるなぁ~」

そう言って唇を舌なめずりをする龍田。
そして今度は盛り上がっている自分のスカートをゆっくりと摘み上げる。するとあるはずの無いものがそこにはあり天龍を驚かせる。

「お、おまっ!な、なんだよ」
「そ、それっ…!?」

龍田のスカートの中には白いレースのついた可愛らしい下着が秘部を隠しているものの、天龍と同様、愛液により濡れており無毛の恥丘が透けて見える。
驚くべきはその上。秘裂の付け根から伸びる大きいそれ。可愛い下着からはみ出したそれはあまりに似つかわしくない。

「うふ、何か気になることでも?」

それはどう見ても男根だった。華奢で可愛い龍田からは全く想像出来ないもの。

「わたしの14cm単装砲はどうかしらぁ?」

がちがちに硬くなっているそれは先端からはカウパーを溢れさせ準備万端だった。

「ど、どうって…お前…」

ただただ驚く天龍。女の子の龍田にそれが付いていることや、その大きさ、太さ。あまりの出来事に頭が付いてこない。
そんな驚き固まる天龍を尻目に息遣いが荒くなる龍田。

「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「もう我慢できないなぁ~」

そう言って力任せに天龍を押し倒す龍田。

「ふぁぁっ?!」
「や、やめっ!」

突然のことに驚くも、先ほどからの快楽で力も入らずあっさり押し倒されてしまう。

「はぁはぁはぁはぁ…」

荒い息遣いで男根を天龍の下着に押し付ける。

「お、おいっ!!やっ!!!」

慌てて止めようとする天龍だったが暴走する龍田は一気にそれで貫く。

「はぁいっ!」

押し付けた男根は愛液とカウパーで潤滑剤の役割をし、生地の少ない天龍の下着の隙間から秘部へ一気に挿入される。

「ふぁぁぁっ!!!」

思わず驚きと悲鳴が混ざるような声で天龍が叫ぶ。
龍田は挿入したそれを一気に膣奥まで進入させる。溢れる愛液のおかげで子宮口まで一気に到達する。

「あはぁ…天龍ちゃんの膣中、あったか~い」
「ぬるぬるしていてキモチイイ~」

そう言って大きくゆっくりと確かめるように腰を動かす龍田。

「はぁんっ!!」
「こ、こんな、こんなのっ!!」

「ちょっとぉ~天龍ちゃん、そんなにキモチイイのぉ?」
「膣中締め過ぎだよぉ~」

あまりの気持ちよさに快楽をコントロールできない天龍。本能のまま龍田の肉棒を締め付ける。

「ふぁぁぁんっ!!」
「そ、そんなこというなぁっ!!!ひゃぁあぁっ!!」

少しでも腰が動くたび膣中が不規則にぎゅっぎゅっと男根を締め上げる。
そして第一回目は予告無く訪れた。

「んっもうっ!気持ちよすぎるからって!」
「締め過ぎだよぉ」

そう言って肉棒を膣奥に挿入した瞬間。

「あっ!?く、くるっ!!」
「ふぁぁんっ!だ、だめっ!」
「はぁはぁはぁぁぁぁあああんっ!!」

いきなり絶頂を迎える天龍。そしてその瞬間、子宮口を刺激している肉棒を吸い上げるように締め上げる。

「ちょっ!ちょっとぉ!!んんーっ!!!」

突然の天龍の絶頂と締め付け。それに伴う強烈な快楽が龍田を襲い身構えることも無くあっさりと白濁液を発射する。

「んんっ!!はぁぁんっ!!」

「はぁぁぁっ!!お、奥に…出、出てるっ!!」
「こ、こんなの、気持ち…良すぎる…」
「我慢とか…無理…無理…」

天龍の搾り取るような締め付けに膣奥で暴れる肉棒からどぼどぼと溢れる白濁液。
快楽のあまり全く制御も利かず本能の赴くまま肉棒を締め上げる天龍の膣と、それにひたすら濃厚な精液を出し続ける龍田。

「あははっ!!」
「こんな…んんっ!凄い…はぁんっ!!」
「赤ちゃん出来ちゃうぐらい出しちゃってる!!」

あまりの快楽にイクのが止まらない天龍だが龍田の台詞を聞いた瞬間、動揺してしまう。

「はぁぁっ!!」
「は、孕むの…だ、だめだっ!!」
「はぁあっ!!!だ、駄目なのにっっ!!」
「ひゃぁあぁっ!!」
「イ、イクのがぁっ!!はぁっ!!」

首を振り妊娠を恐れるものの快楽を止めることもできずひたすら肉棒から精液を搾り続ける。
締め上げるたびに膣奥に吐き出される精液。

「ふふっ!」
「天龍ちゃん、かわいい~」
「孕むの嫌だと言う割には淫欲に負けてきゅっきゅっ締め付ける膣中」
「もっと素直になればいいのに~」

戸惑う天龍を見下ろしながらにやにやと微笑む龍田。

「んんんっ!!」
「ちっ…ちっくしょぉ!」

意識とは別にイクのが止まらない天龍が怒声を上げる。そしてキッと龍田を睨み反抗を見せる天龍。


「んー?」
「躰は気持ちよくなっているのに…」
「天龍ちゃんがなんかすご~い顔でにらんでるし、うふふ」
「なぁに?あんなによがっていたのに…素直じゃないなぁ~」
「仕方ないわねぇ~」
「追撃するね~、絶対逃がさないんだから」

天龍の反抗的な瞳が龍田の加虐心を強く刺激する。
どうしても堕ちる姿が見たくなった龍田は膣中から抜かずにそのまま腰を動かしだす。

「ちょっ!ま、まてっ!!ひゃぁっ!!」
「い、イッたばかりだから…んんーっ!」

一度絶頂を迎えている天龍の躰はかなり感度があがり少しの刺激が強烈な快楽になり前身に伝わる。

「ふぁぁっ!!」
「や、やめ…んっあぁんっ!!」

腰を動かすたびに女の子のような甘い声を出すようになる天龍。挿入を繰り返す無毛の秘裂からは先ほど出された精液が愛液と混ざりながらあふれ出る。
恥丘の端からは真っ赤に腫れ上がったクリトリスが顔を出している。

「ふふっ天龍ちゃんのアソコ、凄く可愛いわぁ~」
「こんなに腫れちゃって…えいっ!」

そう言いながら天龍のクリトリスを刺激する龍田。

「ああぁんっ!!」
「そ、それダメだっ!!」

そう叫んだ瞬間再び膣中が震える。

「はあぁっっ!!」
「い、いっくぅっ!!」

腰がガクガクと振るえ龍田の肉棒を締め上げる。

「んんっ!!」
「き、きつぅ…」

天龍の締め上げに思わず射精しそうになる龍田。

「もう、すぐにイッちゃうんだから…」
「もっとわたしのことも考えてよぉ~」
「そんな娘にはおしおきー」

自分で刺激しておきながら意と反する絶頂を迎える天龍に理不尽にもおしおきをする龍田。

「そんなに敏感ならこんなのはどう?」

そういうとイッたばかりの天龍のクリトリスを更に刺激する。

「あがっ!!」
「あ"あ"あ"!!」

すると再び強烈な絶頂が天龍を襲いさっきよりも強めに膣中を締める。

「ひゃぁっ!!」

その波打つような刺激に思わず龍田も悲鳴を上げる。
そして先ほどとは違い膣口から液体が飛び出す。

「あれ?天龍ちゃん…」
「もしかし…それ潮?」

何が起こったのかもはや頭が回らない天龍。

「あはは~天龍ちゃん潮吹いた~」
「そんなに気持ちいいの~?ここー」

嬉しそうに膣口を刺激しながら腰を動かす。
するともう完全に淫欲に飲まれ膣奥からはドロリとした本気汁が垂れ、肉棒の出し入れの手助けをする。

「も、もう…」
「こ、これ以上は…はぁぁんっ!!」

もうここまで来ると天龍の意識は性欲に負け抵抗をするのを諦めていた。
ただただ龍田に身を任せひたすら淫靡な快楽の海を漂う。

「んっんんっ!!」

徐々に腰の動きを激しくしていく龍田。そして繰り返し小さい絶頂を迎える天龍。
もうお互いに快楽の頂点が迫ってきていた。

「はぁはぁ…天龍ちゃん…本当は…」
「んっ!もう…我慢…出来ないんでしょ?」

腰をばしばし打ち付けながら耳元で囁く龍田。
それもそのはず。天龍の乳首はしっかりと勃起し秘裂からはもう止まらない愛液。膣奥にはこんこんとあたる子宮口が下りてきている。もう絶頂が近いのは言わなくても分かる状態だった。

「ほらぁ…はぁぁんっ!」
「ちゃんと…正直に…言わないと…んっ」
「膣中で出してあげないわよぉ」

腰を打ち付けられるたびに快楽が走り脳髄を麻痺させられていく天龍。
ここまで来るともはや思考回路は働かない状態だった。

「ほらぁ…どうなのぉ?」
「んんっ!」

唇が重なり改めて下を絡める。上からも下からも快楽が襲いもう抵抗など出来なくなっていた。

「はぁぁんっ!!」
「もう…っ!!だ、ダメだっ!!」
「出せっ!!我慢…出来ないんだっ!!」

そう叫ぶと脚を龍田の腰に絡ませ中出しを要求する天龍。

「あははっ!そんなに?そんなになぉ?」
「赤ちゃん、孕んじゃうかもよぉ?」

全くあせることなく嬉しそうに質問をする龍田。

「はぁんっあぁっん!!」
「だ、だって…こんなの…こんなにきもちいいの」
「が、我慢できるか!」

そう叫ぶと自ら腰を動かし快楽を貪る。
それに答えるように龍田も男性と変わらないくらいの激しい腰の動きで絶頂へと上っていく。

「んんっ!!」
「はぁはぁぁぁっ!!」

「そ、そんなにっ!!」
「ダメだっ!!もう…いぃぃっ!!」
「イクっ!!!」

先に絶頂迎えたのは天龍だった。強烈な締め付けと溢れる潮。躰がガクガクと震える。

「んんっ!!」
「わたしもぉ~」

その締め上げにつられ龍田も絶頂を迎え膣奥に再び精液を吐き出す。

「はぁぁっ!!」
「膣中に熱いのが…」

龍田の精液を受け止めながら悦びの表情を浮かべる天龍。

「きもちいぃ~」
「こんなに出したら本当に孕んじゃうわよ~天龍ちゃん」

射精をしながらにやりと笑う龍田。

「ってもう聞こえてないかな」

そんな龍田をよそに天龍は射精の快楽を味わいながら躰をビクッビクッと震わせ満足そうに絶頂の余韻に浸っていた。
こうして小さいドックの中での淫靡な時間は過ぎていった…

……………
…………
……

コンコン。
提督の部屋にノックの音が響く。

「開いているわよ」

若くして艦娘達の提督となった女の子がその部屋にはいた。

「龍田です。入りまーす」

扉を開けると普段よりも艶っぽい龍田が入ってくる。

「天龍ちゃんについて報告でーす。先にドック入りした天龍ちゃんですが修理時間延長です」

その報告を聞きふーっとため息を吐きながら提督が質問をする。

「何をした?」

「いやぁ…色々「お手伝い」しているうちに熱くなって…」

綺麗な髪をいじりながら気まずそうな表情を浮かべる龍田。

「…まぁいいわ、あなたのその表情を見れば何をしたかは想像できるわ」
「下がっていいわよ」

「はぁ~い」
「あ、提督のも「お手伝い」しましょうか?」

そう言っていつもの表情で微笑みなが舌なめずりをする龍田だった。

最終更新:2013年11月13日 01:43