645 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:26:40 ID:LUtmKYBg
年が改まり季節が巡っても何かが大きく変わるわけではない。
深海棲艦との戦いは相変わらず続いているし、仕事の量が減るわけでもなかった。
いや、少しだけ変わった事がある。
あのクリスマス以降、俺の朝食と夕食は熊野が作ってくれるようになった事だ。
おかげで定時になるとさっさと熊野は執務室から退室するようになったが、戻ったら彼女の手料理が食べられると思うと仕事も進む。
もっとも、熊野がエステに予約している時は食堂で済ませているが……。
今日も夕食が終わり、後片付けも済ませた俺と熊野は寝室で戯れている。
これは何時もの事だがベッドの上で愛し合う前の準備みたいなものだ。
「提督、わたくしの手料理はいかがでした?」
「またそれかい?最高だったよ。熊野が愛情込めて作ってくれた料理だからな」
俺の膝に座る熊野は俺の方を振り返りながら嬉しそうに微笑む。
自分の手料理を好きな男に食べてもらって褒めてもらえるのだから当然だな。
「ふふ、そこまで気に入っていただけたのなら嬉しい限りですわ。ですけど、提督ってお酒は飲まれませんのね」
「ん……ああ、俺は酒類がまるでダメだからな」
そう、俺はビール一杯で出来上がってしまう体質だ。
だからクリスマスの時も用意されていたシャンパンは結局封を切らないままジュースばかり飲んでいた。
「健康に気を付けているのもあるからな。それに……」
「それに?」
俺はそこで熊野の下腹部に手を置く。
「その場の空気で熊野にお酒を飲ませるわけにはいかないから。アルコールはお腹の赤ちゃんにいいわけがない」
「提督はちゃんとわたくしの為に気を遣って下さっていますのね。嬉しいですわ。でも、本当にあの日に妊娠したのか少し不安ですわ」
「やっぱ気になるよな……でも、きっと妊娠していると思う。あれからも毎晩膣内出ししてたからな」
「そうですわね……」
すると熊野はおもむろに立ち上がる。
「どうした?」
「わたくし、おトイレに行ってきますわね。ベッドの上でお漏らしはイヤですから」
「トイレか……それならアレ使ってみるか」
俺も立ち上がり熊野の後に続く。
646 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:27:23 ID:LUtmKYBg
数分後、俺と熊野はトイレにいた。
当然、俺の前には便座に腰をおろした熊野がいるのだが……。
「ほら熊野、スカートたくし上げて足開いてくれよ」
「て、提督……おしっこでしたら、わたくし今日は一人でもできますわよ」
「まぁ、おしっこするのを見たいのもあるけど今はそっちよりこれを使いたいからな」
俺は熊野の前へ数日前に通販で買ったモノを取り出す。
「これって……それは一体何ですの?」
「知らないのか?これは妊娠検査薬といって、妊娠の有無が判別できる代物だ」
「そんな物が有るなんて知りませんでしたわ……それと提督がここにいられる事と関係ありますの?」
どうやら熊野は使い方も知らないみたいだな。
こういうところは世間知らずと言うべきなのか……。
ま、それより先にする事させるか。
「おしっこ」
「え?」
「だから、おしっこをこれにかけないと意味が無いんだよ。ほら、分かったなら足開いておしっこしてごらん」
「そういうことでしたら……」
納得したのか熊野はスカートをたくし上げて足を開く。
そして暫く待つと……。
ちょろ……ちょろ……しょわぁぁぁぁぁぁぁ……
前に見たのと比べれば勢いは弱いが熊野の尿道から黄色い飛沫が放たれ、便器に流れ込み始めた。
「おっ、出た出た。では早速」
それを見た俺はすぐさま妊娠検査薬の先端がおしっこに当たるところまで持っていく。
「て、提督お願いですわっ、早く……早く済ませて下さいませんこと」
「まだだ。反応が出るまで待たないとな」
顔を真っ赤にする熊野を前に俺は検査薬の先端を注視する。
検査薬の先端部に十分おしっこがかかったのを確認して引きあげた時には検査薬に印が浮かんでいた。
それと同時におしっこの流れも止まる。
「これは……熊野、見てみろよ」
「プラスの印が浮かび上がってますわ。どういう意味ですの?」
「陽性反応ってことだ。つまり……」
「それって……もしかして」
647 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:28:13 ID:LUtmKYBg
どうやら熊野も意味が分かったのか、放尿で恥ずかしがっていたものから期待へと表情が変わる。
「熊野、お腹に赤ちゃんいるぞ」
「あ……」
直後、熊野の顔がパッと明るくなり次の瞬間には瞳が潤む。
「わたくしのお腹に、提督の赤ちゃんが……うれしい……」
ぷしゃああああああああああああああぁ……
「よかったな……って……えっ?」
「あ……そんな……いや、止まりませんわ……」
いきなりの水音に下を見ると、熊野の尿道から先ほどより激しい勢いでおしっこが放出されていた。
これって……。
「いやぁ……こんなことって……」
「あらら、嬉しさのあまり漏らしちゃったか」
「もう、提督ったらはっきり言い過ぎですわよ。でも、せっかく提督の赤ちゃんを妊娠できたのに……」
熊野は顔を赤くしているが、足を閉じる事なく放尿を続けている。
俺もその長々と続く放尿に目が釘づけになってしまった。
しゃあああああああああああぁ……
「結構長いな、もしかしてずっと我慢してた?」
「提督のお側から離れたくありませんでしたの……だからですわ」
「そう言ってくれるのはうれしいけど、今後したい時は我慢しないこと。約束だぞ」
「は、はい……」
我慢は健康に毒だからと言うより先に熊野は察してくれたのか小さく頷いてくれる。
うん、さすが俺の秘書艦やっているだけのことはあるな。
しゃあああ……ぴちゃっ……ぽちゃっ……
「終わったな」
「ええ、もう膀胱の中身全部出てしまいましたわ」
「それじゃきれいにしないとな。拭いてやるよ」
手に取って丸めたトイレットペーパーでおしっこに濡れた熊野の尿道を拭き取ってやる。
勿論その時に指先で秘所やクリトリスを弄ると愛液が指に絡みつくのが判った。
「拭いている間感じてたんだな」
「提督に拭いてもらうのって気持ちいいですもの……」
「本当に感じやすいんだな。でも、これだけ濡れていればこのままベッドに向かって大丈夫か」
「よろしくてよ……」
俺はトイレの水を流すとまだ便座に座ったままの熊野をお姫様抱っこして寝室に戻る。
足首にパンティを引っかけたままの熊野はその間俺にずっと抱き付いていた。
648 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:29:01 ID:LUtmKYBg
「ああっ……提督のオチンポ……凄い……奥まで届いてますわ」
「熊野のオマンコも、いい締め付けだ」
寝室に戻るやベッドの上で俺達は体を重ねる。
肉棒を濡れそぼった熊野の秘所に挿入すると、それを待ちわびたかの様に膣内の肉ヒダが絡みついて来た。
気持ちよさそうにため息を吐く熊野を見て彼女が軽く達したのがわかった。
俺もいきなり激しく動かずそのまま抱き合い膣内の感触を楽しむ。
「そろそろ、動いていいか?」
「ええ、でも……激しいのはおやめになってくださらないかしら……」
「いつもならすぐ動いて欲しいって言うのにどうして……って?あ、そうか……」
熊野は自分の下腹部に手を当てると嬉しそうに微笑む。
それが何を示しているかは言われなくても理解した。
「激しく動かれてはこの子がびっくりしてしまいますわ。提督も子供への気遣いが出来なくては親失格でしてよ……」
「母親になる準備はもう今からばっちりだな。それなら優しくいくよ」
今後、お腹が大きくなってもセックスは出来るだろうけど当面激しいのは無理だな。とか思いながら俺は腰を動かす。
普段の激しい動きとは異なるゆっくりとした動きで熊野の膣内に刺激を与える。
動きのせいもあってもどかしい感じもするが、熊野の方はまんざらでもないみたいだ。
「熊野、気持ちいいか?」
「よろしくてよ……提督にゆっくり動いてするセックスなんて久しぶり……でも、こういうのも……」
「そうか、これからは当分これだな。体に負担がかからない様に」
ゆっくりと熊野の体へ負担をかけないように腰を動かし、子宮口を突いていく。
最初はもどかしく感じていたが少しずつ絶頂に向けての性感が高まってくのが分かる。
「提督……わたくしもう……」
「悪い、もう少し我慢な」
「あん……なぜ引き抜きますの……」
絶頂が近づいていた熊野の秘所から肉棒を引き抜くと、名残惜しそうに愛液が糸を引く。
649 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:30:04 ID:LUtmKYBg
「この体位ならもっと深くつながれるからな……よっと」
「あっ……」
そのまま俺はベッドに座ると熊野を自分の上に乗せながら再び肉棒を挿入してやる。
対面座位の格好で肉棒がズブズブと熊野の膣内に入っていくのがわかる。
「動くぞ……んっ、さっきより締まりがきつくないか」
「だって、いいところで抜かれてしまいましたのよ。体が勝手に求めてしまいますわ……でも、少しの動きでもものすごく気持ちいい……」
俺の動きに合わせるように熊野も腰を使って快感を求めてくる。
既に絶頂が近く、そのまま達してしまいそうな熊野の蕩けた様な表情を見ると自然と動きが早まっていく。
「提督……あの……」
「どうした?」
不意に熊野が話しかけてくる。
それでも互いの動きが止まることは無い。
「わたくし……今とても幸せですけど、これからいい夫婦……いいえ、この子も一緒にいい家族になれるでしょうか」
快感に溺れているのにどこか不安そうな熊野の表情。
やはり、俺とケッコンし伴侶になった後上手くやっていけるのかという気持ちがあるのだろう。
「まだわからない……だけど、これだけは約束しよう」
「はい……」
俺は間違っても「大丈夫だ」なんて無根拠にいう事はしたくなかった。
だから、熊野を抱き寄せ彼女とキスを重ねながら自分の気持ちを告げる。
「お互い、健康で一日でも長生きしよう」
「ええ、よろしくてよ……」
「それから、子供をたくさん作ろう。子はかすがいって格言もあるから子供が多ければ寂しくないしきっと幸せになれるよ」
「子供をたくさん……提督の子供を……うれしいですわ」
熊野がそれまでの不安そうな表情から笑顔に変わる。
同時に彼女の膣が俺の肉棒を求めるように締め付けてくるのがわかった。
650 :3-413 ◆r4KK7mm0V2:2015/01/05(月) 01:30:34 ID:LUtmKYBg
「いい締め付けだ。熊野も嬉しさのあまり感じちゃったか」
「当たり前ですわ、提督と愛し合って赤ちゃんまで授かりましたもの……でも、そろそろわたくし本当に……」
「俺も、もうそろそろ出したいところだよ」
互いに絶頂が近いことを告げる。
自然と腰の動きが早まり、熊野も俺の腰に脚を絡めて射精を受け止めようとする。
「提督……膣内に、膣内に出してくださいませんこと……」
「当たり前だ。妊娠中に二人目を受精するぐらい出すからな」
話しているうちに射精感が高まり、熊野も膣内の締め付けが強くなるのが判る。
そして、次の瞬間。
「てっ提督っ……わたくし……イッてしま……ひゃあぁん!……あっあっ……ふぁああああっ!」
「俺も……出すぞ……くぅっ……!」
熊野が絶頂と同時に俺へしがみ付く。
その直後、俺も熊野の子宮口に押し付けた肉棒の先端から自分の分身を放つ。
相変わらず自分でも驚くほどの量を熊野の子宮に注ぎ込んでいる。
「はぁぁ……提督の精液……排卵日の時と同じぐらい子宮に流れ込んできますわ」
「俺も自分でどれだけ出したか分かるけど、これだと冗談抜きでこのまま二人目妊娠しそうだよな」
「それも、悪くないかもしれませんわね」
互いを抱きしめながら快楽と幸福感に満たされるのがわかる。
熊野が俺に微笑みながら口を開く。
「提督……わたくし達幸せになりましょうね」
「ああ、勿論だよ」
その日の夜、俺達は抱きしめ合ったまま深い眠りについた……。
これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
最終更新:2017年05月05日 01:57