《剣舞士の首飾り》

ソードダンサー
作品名:蒼柩のラピスラズリ
使用者:辻峰 冬夜、辻峰 真由香、サブリナ・ヴァレンタイン

蒼柩のラピスラズリに登場する
《魔女の遺産》の一つ。形状は首飾り。遺産No.7。
自身が望む任意の剣の形へ変わる首飾り




武器についての詳細

形容

  • 十字架のペンダント
    • 変形後は刃渡り約一メートルほどの片刃の長剣となる。
 今にも火傷しそうな熱さに耐えかねて、俺は右手で強引に首からペンダントを外す。
 そして、掌の中で小さな十字架はさらに熱を帯びていき――。
 所有者の意志に応えるように、一本の剣へと変貌した。
 十字架に似たシルエットを持った、刃渡り約一メートルほどの片刃の長剣。

刀身変化

  • 使用者の願望に応じた刀身を生成する
    • 固有能力に加えて刃を潰す、自動修復する等の変化が可能。
 こっちの能力は刀剣変化。《月華氷刃》ほど自由自在に刀身を変化させるのは無理だが
、刃を潰して硬度を安全なものに変えるぐらいなら簡単。おまけに多少の傷なら自己修復
されるっぽい。

精神呪縛

  • 使用者を戦わせるように精神を汚染する
    • 恋愛感情や独占欲を加速させ、それを理由に戦いを行わせる。

戦場舞踏

  • 音により相手の動作を予知・反撃する能力
    • 広範囲や弾幕などの面攻撃を除き大抵の攻撃を回避・反撃できる。
 戦場は、こんなにも音で溢れている。
 その音を全身で感じ、敵の行動パターンを分析。そこから敵が次に取る行動を瞬時に予
測する。そして、攻撃を躱すことのできる針の穴ほどの小さなタイミングを察知し、その
隙間に身体を飛び込ませ――逆襲する。


使用者との関連性

辻峰冬夜の場合

  • 片刃の長剣《円舞曲》(ワルツ)
    • 更なる強さを望んで生み出された刀剣。
      • 一定時間持ち主の運動能力を強制的に解放、限界まで向上させる強制解放(フォルテ)という能力を有する。しかし発動中は身体が耐えきれない。
 その言葉通り、この剣は一定時間だけ持ち主の運動能力を強制的に解放し、限界まで向
上させる。もっと強くなりたい。そんなことを望んだ俺にはピッタリの力だ。

(中略)

 いや、足だけじゃない。全身の筋肉が、骨が、内臓が、意識が……限界まで解放された
運動能力に耐えきれず悲鳴を上げてやがる――!


辻峰真由香の場合

  • 漆黒の刀剣《夜想曲》(ノクターン)
    • 魔女に対抗する力を望んで生み出された刀剣。
      • ウィッチクラフトの能力や魔女の結界魔術すらも無効化する消失音階(サイレント)という能力を有する。
「この黒い影を纏った刀身は、ウィッチクラフトの能力の効果を相殺できます。そして、
それは魔女の魔術に対しても有効なはずです」


元ネタ

ソードダンス(英:Sword Dance
英語で「剣舞」を意味する語。
ソードダンサーはそのまま「剣舞をする者」となる


関連項目

《剣舞士の首飾り》の武器分類。

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最終更新:2025年01月04日 15:41