存在についての詳細
来歴
- 史上類を見ないほど強大な獣霊
- 伝承によると青大将の突然変異だったとされる
- 退治された後も獣霊と化して負の情念を蓄え続けた結果幽鬼となった。
「何百年も昔、五十人近い人間を食い殺した凶暴な大蛇だ。朽縄という名前は『蛇』から
来ている」
(中略)
「何とか退治には成功したらしいけど、誰かがその魂を引き留めてしまったんだね。そし
て、その後も獣霊として負の念を蓄え続け、しまいには鬼になってしまった」
形容
- 白くて巨大な双頭蛇
- 一軒家よりも巨大な蛇体で野球のホームベースほどの大きさの鱗で覆われている。
それは雪のごとく白い、顔の大きさだけでもトンネルの入り口くらいある、前代未聞の
大蛇だった。
鬼灯のような赤い目玉を爛々と光らせ、こちらを無機質に見下ろしている。もたげた鎌
首は二階よりも高く、ホームベース並みの鱗が全身をびっしりと幾何学に覆っている。
しかも、そのあり得ないサイズの頭部が……二つ並んでいた。
超生命力
- 暴れるだけでも甚大な被害をもたらす
- 鱗は硬く仮に頭部を失っても一晩で再生する。
- 単純なスペックだけで紺野孝巳の《喝破》を無効化し、幽鬼の瘴気で周囲の霊力を消し去る。
両腕が痺れる。斬撃の回数は、すでに三十を優に超えている。兄の魂をもってしてもこ
れほどてこずるとは……伝説の獣霊の鱗は、想像を超えて遥かに強固だった。
使用者との関連性
封印からの復活が早い
話によると、何百年と封印されていた朽縄は、すぐにはこの世に顕現することができな
いらしい。完全な復活までには一週間ほどの猶予があるだろうから(以下略)
元ネタ
くちなわ
大蛇のこと。朽ちた縄に似ていることからそう呼ばれていた。
関連項目
朽縄の種族分類。
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最終更新:2019年05月18日 16:51