アミダアミデュラ・ヘブンズホール
作品名:Fateシリーズ
使用者:殺生院キアラ、ビーストⅢ/R(= ヘブンズホール/須弥霊掌快楽天魔法菩薩)
別呼称:スカーヴァティ・ヘブンズホール
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する能力。
宝具の一つ。形状は宇宙。
対象を自己の宇宙へ取り込み、魂を解きほぐして強制的に解脱させる
能力についての詳細
基本性能
宝具のランク |
EX |
種別 |
対人宝具、対人理宝具、対冠宝具 |
レンジ |
1~90 |
最大捕捉 |
7騎 |
宝具による効果 |
強制解脱 |
強制解脱
体内に無限とも言える魔神柱を飼育するビーストⅢの専用宝具。
もはや彼女の体内は一つの宇宙であり、極楽浄土となっている。
その中に取り込まれたものは現実を消失し、自我を説き解され、理性を蕩かされる。
どれほど屈強な肉体、防御装甲があろうとキアラの体内では意味を成さず、生まれたばかりの生命のように無力化し、解
脱する。
ビーストⅢは現実に出来た『孔』そのものだが、その孔に落ちた者は消滅の間際、最大の快楽を味わい、法悦の中キアラ
に取り込まれる。
苦界である現実から解放されるその末路は、見ようによっては済度と言えるだろう。
その他特性
元ネタ
胎蔵曼荼羅
仏教において悟りの世界を絵で表したもの。
金剛界曼荼羅と合わせて両界曼荼羅といい、金剛界曼荼羅は主体を、胎蔵曼荼羅は客体を現す。
スカーヴァティ(サンスクリット語:sukhāvatī)
サンスクリットで「極楽」を意味する語。
アミダアマデュラ
恐らくパーリ語で「測りきれない」という意味のAmitaと同じくパーリ語で「施す」という意味のamadhuraを合わせた造語と思われる。
執筆者の知識ではディーガ・ニカーヤの下記一文しか見つけられなかった。
Yo hi attana madhuram bhuñjati paresam amadhuram deti,
「なぜならば自分は蜜を食べ他には蜜でないものを与える者は(以下略)」
関連項目
快楽天・胎蔵曼荼羅の能力分類。
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最終更新:2019年03月10日 05:29