タイム・アルター
作品名:Fate/Zero
使用者:衛宮 切嗣、アサシン(= エミヤ)
英表記:Time alter
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する術技。
固有結界のひとつ。
結界内の時間経過速度を操作する。
本来は大規模の儀式魔術で準備が必要であるが使用者によって戦闘向きに縮小された。
+
|
詠唱:二倍速 |
Time alter―――double accel
|
+
|
詠唱:三重停滞 |
Time alter―――triple stagnate
|
+
|
詠唱:三倍速 |
Time alter・triple accel
|
+
|
詠唱:四倍速 |
Time alter・square accel
|
+
|
詠唱:制御解除 |
Release alter
|
術技についての詳細
小因果の時間操作
衛宮切嗣の父。体内、あるいは小因果の時間操作に
特化した家伝の魔術を、4代目という比較的浅い世代
において封印指定の域にまで昇華させた天才。
世界によって干渉されない固有結界の内側において
時間の流れを加速あるいは停滞させるのが衛宮家の魔
術だが、矩賢はこれを突き詰め、抵抗がほぼゼロに等
しくなるほど極小まで縮めた結界の中で、時間流を
無限に加速させ、宇宙の終焉を観測することでその先に(以下省略)
時間加速
- 生態機能の加速
- 全身の運動を加速させることで倍以上の速度で体術が可能。
たとえば先のケイネスの前では、血流、ヘモグロビンの燃焼、筋肉組織の運動の始点か
ら終点までの所要時間をすべて〝倍速〟に加速した。水銀の鞭の軌道は容易に読みとれた
ため、あとはそれを回避するだけの反射速度さえ発揮できればよかったのだ。切嗣は自分
の体内時間を高速化することで、常人では不可能な体術をやり遂げたのである。
時間停滞
今度の固有時制御は先の高速体術とは逆である。切嗣は自らの生体機能を三分の一のス
ピードに減速していた。呼吸は鈍り、心拍の勢いも脈拍のペースもすべて緩慢に停滞しは
じめる。代謝の止まった全身からは体温が失せ、すぐさま外気温と大差ないほどに冷却さ
れる。
欠点
- 反動を伴う
- 〝世界による修正〟で時間の誤差を補おうとするため反動が起きる。
- 衛宮切嗣の場合だと肉体そのものに負荷がかかるため、二倍速以上は身を削る。
時間調整の術は必然的に結界内外の時間流に誤差を生じさせることとなり、結界が解け
た直後にはこの軋轢を補おうとする自然カが発生する。いわゆる〝世界による修正〟 だ。
時のある間に薔薇を摘め(クロノス・ローズ)
+
|
詳細 |
基本性能
宝具のランク |
B |
種別 |
対人宝具 |
レンジ |
1~10 |
最大捕捉 |
1人 |
宝具による効果 |
時間流の加減速による高速化 |
|
使用者との関連性
大魔術の小規模化
固有結界の展開を容易にする手段として、結界の範囲を術者自身の体内に設定するとい
う方法がある。持って生まれた肉体を外界から遮断するのは観念としてもっとも無理がな
く、世界からの干渉も最小限で済む。この最小規模の結界において、わずか数秒間の時間
を“調整”するのが、衛宮切嗣の我流魔術、『固有時制御』である。
宝具との併用
関連項目
固有時制御の術技分類。
所有し魔力を供給することで固有時制御の反動を無効化する
宝具。
関連タグ
最終更新:2025年01月08日 22:35