プシュケの前に現れた個体は棒状の物体を右脇に抱えていた。それがガトリングガンで あると気付く前にプシュケは樹の陰から陰へと走った。劈くような音と共に、プシュケを 狙って放たれた弾丸が茂みを吹き飛ばし、樹を吹き飛ばし、土砂を巻き上げた。弾着がプ シュケに近付きつつある。木の根が吹き飛び、足に痛みが走る。
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