存在についての詳細
形容
イブリスベールが、自らの眷獣を召喚した。飛龍の巨体をも凌ぐ、巨大な王蛇に似た眷獣
だ。猛毒の瘴気をまとう蛇身に触れて、飛龍が苦悶の咆吼を上げる。
空間毒
- 蛇身に巻かれた範囲の大気が強酸性の猛毒に変わる
- 毒化した気体は紫色になり、毒等の耐性を付けた飛龍にも有効。
その直後、大気そのものに異変が生じた。眷獣に包囲された空間内のすべてが、不吉な薄紫
に変色する。その紫色の大気に触れた飛龍が、のたうつように痙攣した。鋼色の鱗が白煙を
噴き上げ、高温に晒されたように溶けていく。
イブリスベールの眷獣は、大気そのものを強酸性の猛毒に変える。たとえ魔力を消滅させて
も、猛毒と変化した大気までは防げない。
使用者との関連性
実の姉より奪った力
元ネタ
メルセゲル(Meretseger)
エジプト神話に登場する女神。メルトセガー、メルトシガーとも。名前は「静寂を愛する女性」を意味する。
主に下エジプトのネクロバレーがあるテーベの西方で信仰され、死者の守護者、王の谷の守り手、相談相手などと言われる。
信仰地と名前の意味から察する通り、死者の町の静寂から由来した神であり、能動的な神話や家族は存在せず、死者の導き手としてアヌビスを補佐するとされている。
姿は半人半蛇(下半身か頭部がコブラ)の女性として描かれる。他だと蛇の頭のスフィンクスとして描かれたこともある。
蛇神としてレネヌテトやウラエウス、死者の導き手としてウレト=ヘカウと同一視された。
信仰はエジプト中王国時代には既に存在し、新王国時代、特に第19王朝と第20王朝においての増やした。
関連項目
雷酸の王蛇の種族分類。
関連タグ
リンク
最終更新:2019年11月19日 21:33